「ゴリオ爺さん」
結構、古典文学も面白いじゃないかと思った次第だ。まだまだ死ぬまでに読んでいない本がうんざりするほどあるのでもっともっと読みたいのだが、目や頭の衰えとどちらが早いか競争だ。バルザック筋立てといいキャラクターの配置といい凄いなあ。
もうすぐ読み終わるのでひと騒動起こるらしいゴリオ爺さん (下) (岩波文庫)
そういうわけで、ゴリオ爺さん (下) (岩波文庫)
1.貴族は自分の妻が不貞を働いていても平気なのか?たとえば、U.K.のチャールズ皇太子がカミラ夫人と再婚したが肝心のカミラさんはそれでいいのか?あるいは夫は不貞を利用しているのか?
2.学生の主人公が有力者の手引きというだけであんなにも簡単に社交界に入れるものなのか?それほどコネは効くものなのか?
3.そもそもお金の動きがよくわからない。
などなどあったが全体的にはとても面白かった。しかも、訳者によるとこれは"人間喜劇"という壮大な物語の中の中核を成す小説で、この登場人物たちのその後などが別の小説でわかるようになっているらしい。この手法は現在のメディアでも使われていて私たちはその世界を思う存分楽しむために喜んで投資し購入する。
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