「夜と霧」<ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子訳/みすず書房>
原題:EIN PSYCHOLOGE ERLEBT DAS KONZENTRATIONSLAGER in...trotzdem Ja zum Leben
昔から常に「読むべき本ベスト100」の常連だったので知ってはいたが、アウシュヴィッツの話だったので気が重かった。図書館のリサイクル本で入手したので読んでみたがやはり名作だと思った。1956年に初版が"霜山徳爾"氏の初訳で出ているがその邦訳までの経緯も興味深かった。
初訳者の霜山氏の後書きに"思想的にも彼はあらゆるヘブライズム的なものから自由であったし、ヒューマニスティックな暖かい良識で、すべての人々をつつんでいた。"と書かれているが、それはこの本を読めば十分伝わってくる。
今回の池田氏による訳者の後書きにも書いてあるように、著者が改訂版を出した気持ちを推測しているが納得できる。確かに、「ユダヤ」という文字はほぼ出てこない。当時はイスラエルの第一次中東戦争があったので著者は複雑な思いであったろうが、今イスラエルを著者が見たらどんな思いを抱くであろうか。
今、世界のこの瞬間にこの本を読めたことに感謝する。
初訳者の霜山氏の後書きに"思想的にも彼はあらゆるヘブライズム的なものから自由であったし、ヒューマニスティックな暖かい良識で、すべての人々をつつんでいた。"と書かれているが、それはこの本を読めば十分伝わってくる。
今回の池田氏による訳者の後書きにも書いてあるように、著者が改訂版を出した気持ちを推測しているが納得できる。確かに、「ユダヤ」という文字はほぼ出てこない。当時はイスラエルの第一次中東戦争があったので著者は複雑な思いであったろうが、今イスラエルを著者が見たらどんな思いを抱くであろうか。
今、世界のこの瞬間にこの本を読めたことに感謝する。
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