三日前に突然、右目が出血しているのに気づき、急ぎ目医者へ。前に、"光視症"を発症し経過観察ということで何かあったらまた来てくださいと言われていたので不安な気持ちのまま女医さんのご託宣を清聴する。
それで、網膜はく離を起こしているわけではなく、原因不明の"結膜下出血"ということらしい。老化によるものが可能性大なのだろう、と自分で判断した。普通に生活していれば1週間ほどで治るとのことなのでまずは胸を撫で下ろす。
薬局で小冊子をもらったので引用する。
「放っておいても大丈夫」と言われたけれど
気になる結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)
監修:慶應義塾大学医学部 眼科学名誉教授 小口芳久
大切な「目」をまもるために、眼科の先生によく相談して指導してもらいましょう
結膜下出血とは
結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が出血したもので、白目部分がべったり赤く染まります。多少、目がごろごろしますが、痛みなどはありません。原因はさまざまで、思い当たる誘因がなくても出血します。結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく視力の低下の心配もありません。
出血は、1~2週間ほどで自然に吸収されることが多いのですが、強いものでは2~3ヶ月ぐらいかかります。しかし、いずれにしても自然に吸収されますので、ほとんどの場合心配はいりません。
気をつけたい結膜下出血
* 眼外傷をうけた場合
* 痛みやかゆみ、目やにを伴う場合
* ひんぱんに繰り返す場合
* 熱を伴う場合
多くの場合、結膜下出血は放置しておいても構いません。しかし、上記の場合は、自分の症状をしっかりと眼科医に伝えアドバイスをうけましょう。
結膜ってどの部分?
正面から見える目の表面は、黒目の部分は角膜(かくまく)、白目の部分は強膜(きょうまく)という1枚の膜でおおわれています。このうち、白目の部分はさらに膜でおおわれており、それが眼球結膜です。眼球結膜は目の奥で反転し、上下のまぶたの裏側までおおっています。まぶたの裏側の膜は眼瞼結膜(がんけんけつまく)といいます。角膜は欠陥を持っていませんが、結膜には、代償の血管が多数存在しています。
結膜下出血の症状
* 出血の程度
結膜に存在する大小の血管が破れて、結膜の下に出血が広がります。小さな点状のものから、斑状(はんじょう)、時には眼球結膜全体をおおう広範なものもあります。また、血腫をつくることもあります。
* 自覚症状
通常の出血ではほとんど痛みやかゆみ、目やになどの症状はともないません。また、目が見えにくくなったり、視野が狭くなったりすることもありません。万一、これらの症状をともなう場合は、必ず眼科医の診察を受けて下さい。
* 症状の経過
ふつう1~2週間で自然に吸収されてきれいな白目にもどりますが、なかには2~3ヶ月かかるものもあります。時間はかかりますが、出血は吸収されますので心配はいりません。ただし、眼外傷などの後、長引くようでしたらすぐに眼科医に連絡して下さい。
出血と充血のちがい
出血は血管が破れて血液が出たもので、血管の走行がみえません。一方、充血は細い血管が拡張した状態をいいます。血管収縮剤を使うと充血の場合は赤みが少なくなります。
結膜下出血の原因と治療
結膜下出血の原因はいろいろとあります。
1. 眼局所の要因
2. 全身性疾患
3. 原因不明のもの
の三つに分けられます。いずれも、出血自体は、経度であれば10日前後で自然吸収され白目にもどるため、治療の必要はありません。ただし、眼局所の要因や全身性疾患の場合は、原因疾患の知慮が必要です。まず、眼科医に診察してもらい指導をうけましょう。また、出血が止まっても赤目が広範で長引いている場合は、吸収促進のために血栓溶解剤などを結膜下注射することもあります。
眼局所の要因
* 目外傷、手術によりおこります。
穿孔性眼外傷は感染の予防などのため直ちに穿孔部を閉じる必要があります。なかなか消えない結膜下出血は穿孔性眼外傷が隠れている場合もありますから、眼科医に相談して下さい。
* 急性結膜炎にともなっておこります。
急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎などにおこります。この場合は、痛みや目やに、涙が増えるなどのほかの自覚症状があります。眼科の診察を受け、ほかの人にうつさないよう十分注意して下さい。
* 全身性疾患
動脈硬化、高血圧、糖尿病、出血性素因(貧血、白血病、紫斑病=しはんびょうなど)、腎炎にともなっておこります。
繰り返し結膜下出血がおこる人は上記の疾患の疑いがあります。内科で以上がないかどうか調べてもらって下さい。ほとんどの場合、結膜下出血がおこった後に眼底出血がおこることはありません。しかし、上記のような疾患が原因の場合は眼底出血がおこり、失明することもありますので注意してください。
* 急性熱性疾患にともなっておこります。
マラリア、猩紅熱(しょうこうねつ)、ジフテリア、コレラ、発疹(はっしん)チフス、インフルエンザ、麻疹(ましん)などでも結膜下出血がみられます。原因疾患の治療を最優先して下さい。
原因不明のもの
誘因がはっきりしないことも多いですが、いくつかの誘因を挙げておきますと、くしゃみ、せき、過飲酒、月経、水中メガネのしめすぎなどです。
結膜下出血の患者さんへ
ワンポイントアドバイス
* 蒸しタオルで温めると、吸収が促進できます。
* 繰り返しおこる人は、内科を受診して下さい。
糖尿病、高血圧、血管や血液の異常がないかをしらべてもらいましょう。
* 出血以外に痛みなどの症状があるときは、必ず眼科医に申し出て下さい。
* 眼外傷がおこったときの状況は詳しく伝えて下さい。
鋭利なものや金属片などで眼外傷をうけたり、ボールや転倒などで眼球の最も弱い部分が外傷をうけたときなど(穿孔性が眼外傷)はすぐに治療が必要です。外傷の後、結膜下出血が長引く場合は、必ず精密検査をうけて下さい。
* 出血の症状が止まらないときは、止血のために結膜下注射をおこなうこともあります。これは、点眼で麻酔した後に結膜に薬液を注射します。ほとんど痛みがありませんので怖がらなくても大丈夫です。
参天製薬株式会社・提供
ここには書いていなかったけれど、主治医によると"老化"も誘因の一つらしい。
思い当たる節として、読書中眠くなったので少し横になっていたら、突然電話がかかってきて、何事か、と眼を凝らして急いで出たらなんのことはない、ただのセールスだったのだが、これぐらいでブチッときたのかもしれない、と考えると情けないほど弱々しくなった眼球である。歳をとるにつれ、ドライアイのような気がしていたので、やはり度々目薬をつけていたほうがいいのかもしれない。つい、忘れてしまいがちなので次回から気をつけよう。
薬なら→NOVARTIS
で、結局、プリビナ点眼液を処方された。これは、ナフォゾリン硝酸塩点眼液とも言われていて、目の血管収縮剤だとのこと。大体、一週間ぐらいで治るらしい。確かにかなり改善された。この薬は、血管平滑筋のαアドレナリン受容体に直接作用する。アドレナリン受容体は大きく分けるとα1、α2、βの三種類があるらしい。となると、プリビナは血管収縮、瞳孔散大、立毛、前立腺収縮などに関与することを考えると、α1(α1A、α1B、α1D)のようだ。最近、それほど頻尿にならないのは、この前立腺収縮も効いているのだろうか?しかし、ナフォゾリンはα2ではないから、前立腺とは関係ないか?ついでに言うと、最近、下半身が元気なのは関係ないのか?排尿障害が少し改善されて元気になったとか!?気のせいか...(uploaded 14/Jul/2017)
常日頃の備忘録。どこかに行ったり、食べたり、本を読んだり、友と語らったり、映画を観たりしてインスパイヤーされたことなどを綴っていく個人的感想集です。タイトルは、これまで突っ走ってきたけれどまだ残りの人生があるだけめっけもんということからつけました。
2017年7月9日日曜日
「永和温泉 みそぎの湯」探訪記
実は、愛知県愛西市永和地区には秘湯というか珍湯がある。この近くに温泉付きを売りにして永和台団地を新規に大規模造成する時に祈祷師として呼ばれた現在の経営者の父親が、ついでにパイプを引いてここまで温泉を分けてくれ、と依願して作られたものなのだそうだ。
私の記憶によると、1970年代から永和台団地は造成が始まり、第一次、第二次と募集枠を次第に増やしていった。その時の売りが、温泉付きだったのだが、このあたりは長島温泉が近いこともあって掘ればどこでも温泉が出るような地域だった。三重県桑名市長島町大倉にある住宅街も温泉を売りにしていて友人の父親がここを購入して彼が転校する前後に、温泉に入りに行ったことがあるが当時はとても羨ましかったのを覚えている。
津島市に温泉ランドが二つある。「くつろぎ温泉 湯楽」と「準天然温泉 旭湯津島」だ。蟹江町には、「尾張温泉東海センター、別名蟹江温泉」がある。この蟹江温泉は1970年代は長島温泉とともに爆発的に人気があったのだが、その語、徐々に寂れていき今では客が数えるほどだ。ナガシマリゾートとしてアウトレットモールも備え発展したナガシマスパーランドとはえりゃー違いだ。数年前に入ったが、風呂はかけ流しということではあったが、藻が浮いておりとてもゆっくり入っている気分にならなかった。今では、隣接している「尾張温泉 かにえ病院」のほうがリハビリセンターとして人気だ。他に、富吉駅前に昔、富吉温泉があって人気を博したのだが、人口の減少によって寂れていき潰れ、跡地にまもなくドラッグストアができる予定だ。
去年の夏にクリエイトエス・ディーというドラッグストアができたらしい。「結構、なんでも安い!」と母親が言っていた。私はまだ行ったことがないので今夏訪れた後にでもご報告したい。神奈川県を地盤としてお店をじわじわ広げているらしい、という話は聞いていたがスギ薬局の地元の愛知県まで侵食してくるとは...けれども、スギも関東に進出しているしお互い様か。北陸が地盤のゲンキーも愛知県でたくさん店舗展開しているし、500店舗達成のクスリのアオキも北陸から始まって、愛知県にたくさん出店しているし、バローグループのVドラッグは岐阜県から始まり今では250店舗以上だし、で中部地方は草刈場なのか?それとも、愛知県人はケチだから安さで勝負のドラッグストアが向いているのか?
<追記2019/3/20>
この富吉温泉は1980年に女子大生殺人事件の舞台となったことで一躍有名になったのだが、それからなんとなくパッとしなくなったような気がする。人口動向からいってもピークだったように思う。身代金の引渡し指定場所となった"COFFEE師崎"が蟹江町にまだあり、車で蟹江町にあるホームセンターのエンチョーやスーパーマーケットのヨシズヤに行く時など左側に見えるのだが、営業はしているのかいないのかわからないぐらいパッとしない。立地条件は申し分ないのだが...気の毒だ。
私の記憶によると、1970年代から永和台団地は造成が始まり、第一次、第二次と募集枠を次第に増やしていった。その時の売りが、温泉付きだったのだが、このあたりは長島温泉が近いこともあって掘ればどこでも温泉が出るような地域だった。三重県桑名市長島町大倉にある住宅街も温泉を売りにしていて友人の父親がここを購入して彼が転校する前後に、温泉に入りに行ったことがあるが当時はとても羨ましかったのを覚えている。
津島市に温泉ランドが二つある。「くつろぎ温泉 湯楽」と「準天然温泉 旭湯津島」だ。蟹江町には、「尾張温泉東海センター、別名蟹江温泉」がある。この蟹江温泉は1970年代は長島温泉とともに爆発的に人気があったのだが、その語、徐々に寂れていき今では客が数えるほどだ。ナガシマリゾートとしてアウトレットモールも備え発展したナガシマスパーランドとはえりゃー違いだ。数年前に入ったが、風呂はかけ流しということではあったが、藻が浮いておりとてもゆっくり入っている気分にならなかった。今では、隣接している「尾張温泉 かにえ病院」のほうがリハビリセンターとして人気だ。他に、富吉駅前に昔、富吉温泉があって人気を博したのだが、人口の減少によって寂れていき潰れ、跡地にまもなくドラッグストアができる予定だ。
去年の夏にクリエイトエス・ディーというドラッグストアができたらしい。「結構、なんでも安い!」と母親が言っていた。私はまだ行ったことがないので今夏訪れた後にでもご報告したい。神奈川県を地盤としてお店をじわじわ広げているらしい、という話は聞いていたがスギ薬局の地元の愛知県まで侵食してくるとは...けれども、スギも関東に進出しているしお互い様か。北陸が地盤のゲンキーも愛知県でたくさん店舗展開しているし、500店舗達成のクスリのアオキも北陸から始まって、愛知県にたくさん出店しているし、バローグループのVドラッグは岐阜県から始まり今では250店舗以上だし、で中部地方は草刈場なのか?それとも、愛知県人はケチだから安さで勝負のドラッグストアが向いているのか?
<追記2019/3/20>
この富吉温泉は1980年に女子大生殺人事件の舞台となったことで一躍有名になったのだが、それからなんとなくパッとしなくなったような気がする。人口動向からいってもピークだったように思う。身代金の引渡し指定場所となった"COFFEE師崎"が蟹江町にまだあり、車で蟹江町にあるホームセンターのエンチョーやスーパーマーケットのヨシズヤに行く時など左側に見えるのだが、営業はしているのかいないのかわからないぐらいパッとしない。立地条件は申し分ないのだが...気の毒だ。
エンチョーは2020年に閉店。コーナンが居抜きで買い取った。関西系のエンチョーの品揃えはちょっと違っていて楽しかったのだが残念だ。結構安いコーナンが後に入ってくれたのは良かった。<2/Oct/2023>
この富吉温泉があった場所は実は駅は富吉なのだが、蟹江町なのだ。この蟹江町、別の殺人事件でも最近有名になった。2009年母子三人殺傷事件だ。犯人は中国人だったのだが、愛知県は中国人に限らずブラジル人など外国人が非常に多い。
ただ、温泉付き分譲というのは風呂好きな人ならパッと飛びついてしまいそうな物件だが用心しなくてはいけない。なぜなら、温泉代は有料なのだ。ガスと同じぐらいの料金がかかる。7,000円/1ヶ月ぐらいか。その上、お風呂の水を使って洗濯する時も洗物によっては気をつけなくてはいけない。また、水道代は別にかかるのだ。さらに、温泉はパイプが硫黄分もあり傷みやすいのでメンテナンスが必須だ。その料金もかかる。彼の家のお風呂は岩風呂風にしてあったので掃除が大変だとぼやいていたのを思い出す。
不動産なら→大永ホームサービス
↓

さて、この永和台温泉だが永和台の造成が始まった頃、団地の前に渡し舟が置いてあり、そこにプロモーションのためであろう湯を入れて入れるようにしていた。ただ、丸見えだったような気がするが中学生だった私と弟は裸で入ったような気がする。あの頃はなんでもおおらかだった...今ではもちろん撤去されている。
そして、こちらの永和温泉だ。最初は、地元の農家の人ばかりしか入ってなくて、知る人ぞ知る温泉で両親も借りている畑の農家の人から教えてもらったそうだ。よくある温泉ランドはお湯をろ過して再度沸かす循環式なのだが、ここはかけ流しなので母親が好んでよく来た。最初は確かお賽銭箱があってそこに寸志を依頼していただけでお金は取っていなかったと思う。便所の裏にあって少々ベンジョ臭い温泉と私たちは呼んでいた。
で、いつのまにか隣りのスーパーマーケット?吉野家と合体しており、しかもなにやら宗教法人っぽくなっており、お賽銭箱の横に人形が立っていたりヘンな場所に変身していた。
駐車場は吉野家の駐車場を数台利用できる他、温泉前に軽なら3台ほど入るスペースがある。道路に放置してもどうってことはないのだが...
お客はいつもの常連から始まり、津島市や蟹江町からもやって来る。健康に不安がある人やアレルギーの人などが足を延ばすようだ。
温泉の税金は月に2.5万円ほどかかるらしく、しかもそれが湯船一つにつきということらしい。ここは男湯と女湯があるので×2で5万円取られるとのコト。料金は信者以外200円、信者は100円ということらしいがどうやって信者になるかは恐ろしくて聞けなかった。信者になんかなりたくなかったし...収支はトントンということらしいが、信仰のためにやり抜く覚悟だ、と店主?事業主?宗教法人責任者?が言っていた。私などは、宗教法人に成るために信者を募っているのではないか、20名以上いれば良いのだからすでに十分いるのでは?あと、礼拝している実績作りが必要なので毎日礼拝励行しているのでは?そうしたら、税金は各種無税になるのでは?すでに宗教法人になっていて活動を見せないといけないからやっているのか、それとも、宗教法人の認可をもらうのに石原元都知事が運輸大臣時代に圧力でオウムを宗教法人として認可させたようなコネと金がないので、未だにアピールし続けているのか?などと猜疑心いっぱいで見ていたので、ここに入湯する資格さえないのだが...
中はすべて手作りで、いろいろなものが廃棄物で形成されてハンドメイド感いっぱいである。壁は塩ビの波板、風呂はコンクリ、壁の土台はブロックと見ていて、これなら自分でも作れると思ったほどだ。
しかも、6月に行ったので気温は蒸し暑く、男風呂のドアは開けっ放し、女風呂も同様。じいさん、ばあさんがほとんどなのでナニを気にする必要もないのだが...
風呂は三つに分かれていてほど良い熱さ、掃除は毎日していると言っていた通り、藻が浮いている様子はない。これがかけ流しのいい所かもしれない、流されるしね。ただ、のんびり浸かっていると視界に黒いモノが素早く通ることがある。そう、ゴキブリだ。温かいので彼らには居心地がいいのであろう。まあ、気にするほどではない。なにせ、通るだけなのだから...温泉に飛び込むわけではない。ここはそんな小さなことを気にしていては入れない。椅子と桶はあるので、石鹸やシャンプー、髭剃りなどを使用する人は持参しよう。
写真は撮ったのだが、どうしても見つからなかった。いや、絶対撮った。確かに撮った。けれども、どう探してもないのだ。俗な私だからここの神様に拒否されたのかもしれない。仕方がない。再度探すかもう一度撮ってこようと思う、
場所は、永和駅から来ると左側にあるJAあいち海部 永和支店を通り過ぎ、右側に「カフェレスト シエン」を見かけたら、そこで右側に折れる。すぐに小さな旧道の小路があるので右に折れる。するとすぐだ。近くにやぐらがあるので日が高いうちは目印になる。(uploaded 17/Jul/2017)
この近くに同級生の実家だった小林商店があるがいつも閉まっているのでもう営業していないのかな?(uploaded 19/Jun/2022)
各種口座、農業資金なら→JAあいち海部 永和支店
このカフェにいつか寄ろうと思うのだが時間がなくてなかなか行けない。
先月、時間があったので永和温泉に寄った。中には入らなかったが変わらず営業していて嬉しかった。
この富吉温泉があった場所は実は駅は富吉なのだが、蟹江町なのだ。この蟹江町、別の殺人事件でも最近有名になった。2009年母子三人殺傷事件だ。犯人は中国人だったのだが、愛知県は中国人に限らずブラジル人など外国人が非常に多い。
ただ、温泉付き分譲というのは風呂好きな人ならパッと飛びついてしまいそうな物件だが用心しなくてはいけない。なぜなら、温泉代は有料なのだ。ガスと同じぐらいの料金がかかる。7,000円/1ヶ月ぐらいか。その上、お風呂の水を使って洗濯する時も洗物によっては気をつけなくてはいけない。また、水道代は別にかかるのだ。さらに、温泉はパイプが硫黄分もあり傷みやすいのでメンテナンスが必須だ。その料金もかかる。彼の家のお風呂は岩風呂風にしてあったので掃除が大変だとぼやいていたのを思い出す。
不動産なら→大永ホームサービス
↓

さて、この永和台温泉だが永和台の造成が始まった頃、団地の前に渡し舟が置いてあり、そこにプロモーションのためであろう湯を入れて入れるようにしていた。ただ、丸見えだったような気がするが中学生だった私と弟は裸で入ったような気がする。あの頃はなんでもおおらかだった...今ではもちろん撤去されている。
そして、こちらの永和温泉だ。最初は、地元の農家の人ばかりしか入ってなくて、知る人ぞ知る温泉で両親も借りている畑の農家の人から教えてもらったそうだ。よくある温泉ランドはお湯をろ過して再度沸かす循環式なのだが、ここはかけ流しなので母親が好んでよく来た。最初は確かお賽銭箱があってそこに寸志を依頼していただけでお金は取っていなかったと思う。便所の裏にあって少々ベンジョ臭い温泉と私たちは呼んでいた。
で、いつのまにか隣りのスーパーマーケット?吉野家と合体しており、しかもなにやら宗教法人っぽくなっており、お賽銭箱の横に人形が立っていたりヘンな場所に変身していた。
駐車場は吉野家の駐車場を数台利用できる他、温泉前に軽なら3台ほど入るスペースがある。道路に放置してもどうってことはないのだが...
お客はいつもの常連から始まり、津島市や蟹江町からもやって来る。健康に不安がある人やアレルギーの人などが足を延ばすようだ。
温泉の税金は月に2.5万円ほどかかるらしく、しかもそれが湯船一つにつきということらしい。ここは男湯と女湯があるので×2で5万円取られるとのコト。料金は信者以外200円、信者は100円ということらしいがどうやって信者になるかは恐ろしくて聞けなかった。信者になんかなりたくなかったし...収支はトントンということらしいが、信仰のためにやり抜く覚悟だ、と店主?事業主?宗教法人責任者?が言っていた。私などは、宗教法人に成るために信者を募っているのではないか、20名以上いれば良いのだからすでに十分いるのでは?あと、礼拝している実績作りが必要なので毎日礼拝励行しているのでは?そうしたら、税金は各種無税になるのでは?すでに宗教法人になっていて活動を見せないといけないからやっているのか、それとも、宗教法人の認可をもらうのに石原元都知事が運輸大臣時代に圧力でオウムを宗教法人として認可させたようなコネと金がないので、未だにアピールし続けているのか?などと猜疑心いっぱいで見ていたので、ここに入湯する資格さえないのだが...
中はすべて手作りで、いろいろなものが廃棄物で形成されてハンドメイド感いっぱいである。壁は塩ビの波板、風呂はコンクリ、壁の土台はブロックと見ていて、これなら自分でも作れると思ったほどだ。
しかも、6月に行ったので気温は蒸し暑く、男風呂のドアは開けっ放し、女風呂も同様。じいさん、ばあさんがほとんどなのでナニを気にする必要もないのだが...
風呂は三つに分かれていてほど良い熱さ、掃除は毎日していると言っていた通り、藻が浮いている様子はない。これがかけ流しのいい所かもしれない、流されるしね。ただ、のんびり浸かっていると視界に黒いモノが素早く通ることがある。そう、ゴキブリだ。温かいので彼らには居心地がいいのであろう。まあ、気にするほどではない。なにせ、通るだけなのだから...温泉に飛び込むわけではない。ここはそんな小さなことを気にしていては入れない。椅子と桶はあるので、石鹸やシャンプー、髭剃りなどを使用する人は持参しよう。
写真は撮ったのだが、どうしても見つからなかった。いや、絶対撮った。確かに撮った。けれども、どう探してもないのだ。俗な私だからここの神様に拒否されたのかもしれない。仕方がない。再度探すかもう一度撮ってこようと思う、
場所は、永和駅から来ると左側にあるJAあいち海部 永和支店を通り過ぎ、右側に「カフェレスト シエン」を見かけたら、そこで右側に折れる。すぐに小さな旧道の小路があるので右に折れる。するとすぐだ。近くにやぐらがあるので日が高いうちは目印になる。(uploaded 17/Jul/2017)
この近くに同級生の実家だった小林商店があるがいつも閉まっているのでもう営業していないのかな?(uploaded 19/Jun/2022)
各種口座、農業資金なら→JAあいち海部 永和支店
このカフェにいつか寄ろうと思うのだが時間がなくてなかなか行けない。
先月、時間があったので永和温泉に寄った。中には入らなかったが変わらず営業していて嬉しかった。
。(uploaded 12/Jun/2023)
「未来の年表」読了。煽り気味だが問題提起としてはアピール度高し
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
。著者は元、産経新聞社論説委員だけあってさすが右寄り煽り気味の論調だが、ここは愛国心の賜物と好意的に解釈しよう。


すべてをペシミティズムが貫いており、最悪の事態を前提に書いている。これぐらい書かないと国民の危機意識は高まらないに違いないと確信しているようだ。煽り気味のほうがセンセーショナルで話題になるからだろう。政治家が相談しにやって来るような気がする。
AIに対する見方とか、テクノロジーの発展性を甘く見積もっていたり、企業家マインドをなめすぎだろうと思う点もあった。著者独自視点の"10の処方箋"も使い古しの章もあったり、少子化にはお見合いの復活だと書いたり、アナクロ的な箇所もあるのだが、分析だけで何も提言がない学者の著書よりはマシだ。著者の鼻息荒く意気盛んな意思の結果だろうと、ここも好意的に解釈したい。
これで、政治家が変わってくれることを著者は期待しているのかもしれないが、われわれ読者はそんなことには期待せずこのディストピア煽りまくりの著書から未来に備えて準備、用意しておくことが大切なのだろう。
少子化をSTOPするにはもはや罰則付きの法律にするしかないと私は思っている。もちろん、罰則だけでは痛いので、一人産めば所得税1割引、二人で二割引、三人で三割引とか。一人介護すれば一割引、二人で二割引とか。結局、庶民は金だろうと思うのである。
もちろん、最もあこぎで簡単なのは著者が言うように高齢者を75歳以上とし、子供は20歳までとするのが安直でいい。私は50以上はいくら現代に入って医療と栄養状態がよくなったとはいっても生物学的には老人と明言していいと思っている。
これが私の高齢者のライン案だ。
50歳~60歳:前期高齢者
60歳~70歳:中期高齢者
70歳~80歳:後期高齢者
80歳~90歳:前期介護高齢者
90歳~100歳:中期介護高齢者
100歳~:後期介護高齢者
というふうにして、80歳からを正式な介護高齢者として介護サービスが受けられる対象として限定してゆく。介護サービスはその前から受けられないわけではないが、オプションを付ける。要するに、80歳までは働き厚生年金と介護保険料を払いなさいということだ。もちろん、前倒しで払い出しは可能だが後ろに延ばせば延ばすほど受取金を増やす仕組みだ。75歳からしか年金を払いたくない厚生労働省の国民には黙ったまま言わない方針と合っているのではないだろうか。
子供は大学生を卒業する22歳までにしてもいいだろう。いや、大学院まで行かせないと就活でろくに勉強する暇がないから24歳まででもいい。北欧のように無料にする。生産人口が少なくなるというのに子供に投資しなくてどうする気だ。
つまり、生産年齢をはっきりさせることに主眼をおいている。
こども:0~24歳
前期生産年齢:24~50歳
後期生産年齢:50~80歳
どうせ、時間とお金が余るのだからどんどん遊ばせて消費させろ、好きなことをさせてやれ。徹底的にAI化してもロボットは食わない、遊ばない、眠らない、つまるところ、消費しない。ならば、人間に遊ばせ消費させるしかないではないか。
AIはやるなら徹底的にAI化だ、その代わりソフトランディング中の公務も容赦しない。
著者の言うように、県の区割り最適化は必要だろう。また、居住地域と非居住地域の区別も寒々しくて鳥肌ものだが、これもしたほうがいい。AI化には例外性の排除が最も効率的だ。もちろん、例外は相応の税金オプションを付けることでアベイラブルなものにしておく。金持ちだけが例外性を享受することになるだろう。
子供ができない、作りたくない、LGBTだ、という人たちもいる。ほっておくと税収対象として不利を被るので、養子オプションで税金を割引する。偏見は啓蒙で克服するしかない。
すべてをペシミティズムが貫いており、最悪の事態を前提に書いている。これぐらい書かないと国民の危機意識は高まらないに違いないと確信しているようだ。煽り気味のほうがセンセーショナルで話題になるからだろう。政治家が相談しにやって来るような気がする。
AIに対する見方とか、テクノロジーの発展性を甘く見積もっていたり、企業家マインドをなめすぎだろうと思う点もあった。著者独自視点の"10の処方箋"も使い古しの章もあったり、少子化にはお見合いの復活だと書いたり、アナクロ的な箇所もあるのだが、分析だけで何も提言がない学者の著書よりはマシだ。著者の鼻息荒く意気盛んな意思の結果だろうと、ここも好意的に解釈したい。
これで、政治家が変わってくれることを著者は期待しているのかもしれないが、われわれ読者はそんなことには期待せずこのディストピア煽りまくりの著書から未来に備えて準備、用意しておくことが大切なのだろう。
少子化をSTOPするにはもはや罰則付きの法律にするしかないと私は思っている。もちろん、罰則だけでは痛いので、一人産めば所得税1割引、二人で二割引、三人で三割引とか。一人介護すれば一割引、二人で二割引とか。結局、庶民は金だろうと思うのである。
もちろん、最もあこぎで簡単なのは著者が言うように高齢者を75歳以上とし、子供は20歳までとするのが安直でいい。私は50以上はいくら現代に入って医療と栄養状態がよくなったとはいっても生物学的には老人と明言していいと思っている。
これが私の高齢者のライン案だ。
50歳~60歳:前期高齢者
60歳~70歳:中期高齢者
70歳~80歳:後期高齢者
80歳~90歳:前期介護高齢者
90歳~100歳:中期介護高齢者
100歳~:後期介護高齢者
というふうにして、80歳からを正式な介護高齢者として介護サービスが受けられる対象として限定してゆく。介護サービスはその前から受けられないわけではないが、オプションを付ける。要するに、80歳までは働き厚生年金と介護保険料を払いなさいということだ。もちろん、前倒しで払い出しは可能だが後ろに延ばせば延ばすほど受取金を増やす仕組みだ。75歳からしか年金を払いたくない厚生労働省の国民には黙ったまま言わない方針と合っているのではないだろうか。
子供は大学生を卒業する22歳までにしてもいいだろう。いや、大学院まで行かせないと就活でろくに勉強する暇がないから24歳まででもいい。北欧のように無料にする。生産人口が少なくなるというのに子供に投資しなくてどうする気だ。
つまり、生産年齢をはっきりさせることに主眼をおいている。
こども:0~24歳
前期生産年齢:24~50歳
後期生産年齢:50~80歳
どうせ、時間とお金が余るのだからどんどん遊ばせて消費させろ、好きなことをさせてやれ。徹底的にAI化してもロボットは食わない、遊ばない、眠らない、つまるところ、消費しない。ならば、人間に遊ばせ消費させるしかないではないか。
AIはやるなら徹底的にAI化だ、その代わりソフトランディング中の公務も容赦しない。
著者の言うように、県の区割り最適化は必要だろう。また、居住地域と非居住地域の区別も寒々しくて鳥肌ものだが、これもしたほうがいい。AI化には例外性の排除が最も効率的だ。もちろん、例外は相応の税金オプションを付けることでアベイラブルなものにしておく。金持ちだけが例外性を享受することになるだろう。
子供ができない、作りたくない、LGBTだ、という人たちもいる。ほっておくと税収対象として不利を被るので、養子オプションで税金を割引する。偏見は啓蒙で克服するしかない。
「フラジャイル」病理医のマンガだがなかなか良い
フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(1) (アフタヌーンコミックス)
<講談社>リアルでいい。最近刊では、謎のマダニウイルス(重症熱性血小板減少症候群ウイルス)のネタで泣かせてくれた。


マダニは私も経験があり、刈払後風呂に入りふと腕に黒い豆粒のようなものが付いていて「なんだ、これ?」と手で払ったらポロッと落ちて「いったい、何だったんだ?」と思ったのだが、あれがマダニだったのかもしれない(単なる推定なので違うかもしれないが...)幸い、無事に至っているが、歳をとると免疫力がどんどんなくなり死亡率が高まる傾向があるので要注意だ。
それはそれとして、病理医は麻酔医や放射線医と同様とても医者が少ない。けれども、癌の診断なでではなくてはならない存在だ。知らなかったので、縁の下の力持ちとして重要な仕事だと思った。癌になったら、実力のある病理医がいる病院に通院したいものだ。あ、臨床医がダメだったらやはりダメか。
TVドラマになっていたんだ。知らなかった...フジテレビだけに...
芦田愛菜(まな)ちゃんもフラジャイルを読んで病理医に憧れたらしい、わかる。日本病理学会という学会があるんだ、まあ当たり前だけれど。
(Uploaded 16 June,2021)
マダニは私も経験があり、刈払後風呂に入りふと腕に黒い豆粒のようなものが付いていて「なんだ、これ?」と手で払ったらポロッと落ちて「いったい、何だったんだ?」と思ったのだが、あれがマダニだったのかもしれない(単なる推定なので違うかもしれないが...)幸い、無事に至っているが、歳をとると免疫力がどんどんなくなり死亡率が高まる傾向があるので要注意だ。
それはそれとして、病理医は麻酔医や放射線医と同様とても医者が少ない。けれども、癌の診断なでではなくてはならない存在だ。知らなかったので、縁の下の力持ちとして重要な仕事だと思った。癌になったら、実力のある病理医がいる病院に通院したいものだ。あ、臨床医がダメだったらやはりダメか。
TVドラマになっていたんだ。知らなかった...フジテレビだけに...
芦田愛菜(まな)ちゃんもフラジャイルを読んで病理医に憧れたらしい、わかる。日本病理学会という学会があるんだ、まあ当たり前だけれど。
(Uploaded 16 June,2021)
塾に未来はあるか
最近、塾を調べる必要があっていくつか回ってみたのだが、昔と比べると明らかにコストダウンしているな、と思わせる困窮ぶりだ。まず、事務所が一回り小さくなった。そして、はやっていないところはとんでもなく塾生が来ていない。
突然の政府のお達しで、私立高校が無償化されるという話を聞いたが、まるでよくわからない方針だ。そんなことなら、就学を助けるセーフティネットの充実のほうがよほど現実的だろう。潰れるべきゾンビ私立高校の救出策としか思えない。
不安は消費の大きな燃料だ。事故が心配でしょう、保険に入れば安心です。マンションなら地震にも安心です。お子さんの勉強と将来不安でしょう、今のうちに学力を上げましょう。わけのわからない加工品は不安ですよね、無農薬野菜に天然ものをご提供しましょう、膝が不安ですよね、今のうちにカルシウムをたくさん取りましょう、などなど。
よく考えてみよう。なぜ、Amazonはお坊さん便を始めたのか、そこにニーズがあったからだ。Amazonは、不透明な再販売制を未だに維持している古い業界や不透明な賃金体系に守られた業界などを徹底的に崩すために参入してくる。最近、生鮮食品に乗り出すためにホールフーズ・マーケットを買収したのはその業界を乗っ取った時のリターンが巨大だからだ。そして、配送の外部委託を止めて通販の自社物流の構築を末端まで貫通させるためだ。
そこで思うのがコストコの立ち位置だ。コストコはAmazonと全く逆でリアル店からのアプローチだ。リアル店でAmazon Primeのようにコストコ会員を支払わせている。お店を倉庫のようにして生産性と合理性を究極まで追求している。コストコにないのは巨大なオンラインショップだけだ。だから、コストコこそオンラインを仕掛ける資格があるはずだ。
Slice Intelligenceによると、もはや小売店はドライブスルーを手がけないと生き残れない、余命5~10年だと書いている。
正確に言うと、今U.S.Aで取り入れられつつある「Curbside Pickup Service」をお店側が導入しないとヤバイよ、ということらしい。独立系のお店やチェーン店はこの「curbside」というアプリを導入するだけでインストアで商品を渡せるのですぐに対応が可能だ。ビッグチェーン店はこれと同じ機能を自社アプリにビルトインしているようだ。
日本ではどうだろうか、車が必須の田舎ならいいかもしれない。実際に、私は先月、宮崎県都城市にある「はやみず薬局」というドライブスルー型の薬局でこれを見かけてビックリした。ここは、「早水公園クリニック」に併設されていて、図からもわかるようにクリニックと薬局をはさむようにしてドライブスルー化されている。薬局の本部は「テクノミックス」というIT会社だ。メールシステムのソリューションを手がけているようだが、この薬局との関係性まではわからなかった。クリニック自体は私も中に入ったが、内科、小児科、外科、消火器内科、アレルギー科と何でもありの若手のお医者さんだ。キッズルームもありできたばかりということもあり中は綺麗。通りに面しており駐車場も広く十分な余裕がある。

Google Mapより
日本のローカルならこのスタイルはしばらくいいだろうが、都会ではそれだけの敷地が取れない。田舎は車必須なので数年は拡張できるが、シェアリングサービス型の自動車やバスのビジネスが立ち上がってくると先行きは怪しい。敷地があるか、併設型のお店ならいいが柔軟な働きができる係員をそこに配置できるか、それだけのコストを吸収できるかという人材の問題も立ち上がるだろう。(Uploaded 18 Jul 2017)
さて、それはともかく、いずれ、Amazonはモノだけでなく人間という通販を活発化させるだろう。それは、今の人材派遣サービスの会社の領域を取りにいくためだ。そのうち、塾講師便を出品してくるだろう。今の塾は高い家賃を払って高い広告販促費を使って、生徒を募集し、先生を募集し、オリジナルテキストを制作し、通塾システムを完成させる。なぜ、こんなにj費用を使うのだろうか。そこに、疑問は持たないのだろうか。
駅前のビルを借りるのは妥当なのか?バイトの先生は雇用主側の生徒の親が直接ネット指名すればいいではないか。評価システムも万全だ。先生側も途中で塾に収奪されない。Amazonにロイヤリティを払うだけでいい。教え方が上手く、有名大学在学生であるほど需要が高くなる。授業料の設定も自分で決められる。家に直接行けばビルの空き室はいらないではないか、生徒との1対1だけでなく、雇う側が友達を呼んで、工夫次第で1対2の授業のシェアリングも可能になる。自宅をビルの空き室と捉える考え方は非現実的か?では、学校の教室を借りればどうか?ビルより安くなるのではないか?どこに問題がある。行政の教育指針か、それは突き崩せないのか?学校側もお金が入るのなら、乏しい運営資金を補えるのでは?無理!?忖度してくれる安倍首相にお願いしろ。選挙資金を与えてやれ、票を集めてやれ。
私なら、こんな状態になる前にAmazonの中に塾によるMarket Placeを立ち上げる。そのほうが、先生の質をある程度保ちながら管理でき、彼ら彼女らのDBも保持できるからだ。だが、これも家庭教師センターが自ら解体しつつ始めたところでレッドオーシャンだ。というか、塾ビジネスを維持することこそ最もリスキーな方針だろう。
生徒はこれからどんどん少なくなる。高校も大学もすでに全入時代だ。日本は資格は昔から金で買う国だ。重い奨学金をもらえばなんとか大学までは行ける。もはや生産人口が足りないのだから、若い人間は金の卵だ。大学に行かせなくても、高校を卒業してすぐに大企業の工員になれば高い給料が約束されている。30代になる前に中小企業の40代並みの年収を獲得できる。並みの私立大学を卒業してTOYOTAに入社する確率と底辺県立高校を卒業してTOYOTAに入社するのとどちらが確率が高い?どちらが得だ?どちらが先に家を建てられる?どちらが先に結婚できる?いや、結婚してくれる異性が現れる確率はどちらが高い?どちらが、たくさん子供を産むことができるんだ?どちらが、安定した一生を描けるのだ?ベルファイヤーを購入できて乗れるのは?海にキャンプに年老いた両親と孫と一緒に行けるのか?介護はどちらが万全だ?親の家近くに住めるのはどちらだ?親の家を継いで安く改築できるのはどっちだ?
周辺製造業の多い工場勤めの愛知県の親はこんなふうに考える。これは、工場の多い県ならみな同様だ。
こんなことを書いたのは、私の出身校である底辺高校の今年の大学への進学率がとうとうゼロになってしまったからだ。実情は関係筋から実際に聞いた話だ。
突然の政府のお達しで、私立高校が無償化されるという話を聞いたが、まるでよくわからない方針だ。そんなことなら、就学を助けるセーフティネットの充実のほうがよほど現実的だろう。潰れるべきゾンビ私立高校の救出策としか思えない。
不安は消費の大きな燃料だ。事故が心配でしょう、保険に入れば安心です。マンションなら地震にも安心です。お子さんの勉強と将来不安でしょう、今のうちに学力を上げましょう。わけのわからない加工品は不安ですよね、無農薬野菜に天然ものをご提供しましょう、膝が不安ですよね、今のうちにカルシウムをたくさん取りましょう、などなど。
よく考えてみよう。なぜ、Amazonはお坊さん便を始めたのか、そこにニーズがあったからだ。Amazonは、不透明な再販売制を未だに維持している古い業界や不透明な賃金体系に守られた業界などを徹底的に崩すために参入してくる。最近、生鮮食品に乗り出すためにホールフーズ・マーケットを買収したのはその業界を乗っ取った時のリターンが巨大だからだ。そして、配送の外部委託を止めて通販の自社物流の構築を末端まで貫通させるためだ。
そこで思うのがコストコの立ち位置だ。コストコはAmazonと全く逆でリアル店からのアプローチだ。リアル店でAmazon Primeのようにコストコ会員を支払わせている。お店を倉庫のようにして生産性と合理性を究極まで追求している。コストコにないのは巨大なオンラインショップだけだ。だから、コストコこそオンラインを仕掛ける資格があるはずだ。
Slice Intelligenceによると、もはや小売店はドライブスルーを手がけないと生き残れない、余命5~10年だと書いている。
正確に言うと、今U.S.Aで取り入れられつつある「Curbside Pickup Service」をお店側が導入しないとヤバイよ、ということらしい。独立系のお店やチェーン店はこの「curbside」というアプリを導入するだけでインストアで商品を渡せるのですぐに対応が可能だ。ビッグチェーン店はこれと同じ機能を自社アプリにビルトインしているようだ。
日本ではどうだろうか、車が必須の田舎ならいいかもしれない。実際に、私は先月、宮崎県都城市にある「はやみず薬局」というドライブスルー型の薬局でこれを見かけてビックリした。ここは、「早水公園クリニック」に併設されていて、図からもわかるようにクリニックと薬局をはさむようにしてドライブスルー化されている。薬局の本部は「テクノミックス」というIT会社だ。メールシステムのソリューションを手がけているようだが、この薬局との関係性まではわからなかった。クリニック自体は私も中に入ったが、内科、小児科、外科、消火器内科、アレルギー科と何でもありの若手のお医者さんだ。キッズルームもありできたばかりということもあり中は綺麗。通りに面しており駐車場も広く十分な余裕がある。
Google Mapより
日本のローカルならこのスタイルはしばらくいいだろうが、都会ではそれだけの敷地が取れない。田舎は車必須なので数年は拡張できるが、シェアリングサービス型の自動車やバスのビジネスが立ち上がってくると先行きは怪しい。敷地があるか、併設型のお店ならいいが柔軟な働きができる係員をそこに配置できるか、それだけのコストを吸収できるかという人材の問題も立ち上がるだろう。(Uploaded 18 Jul 2017)
さて、それはともかく、いずれ、Amazonはモノだけでなく人間という通販を活発化させるだろう。それは、今の人材派遣サービスの会社の領域を取りにいくためだ。そのうち、塾講師便を出品してくるだろう。今の塾は高い家賃を払って高い広告販促費を使って、生徒を募集し、先生を募集し、オリジナルテキストを制作し、通塾システムを完成させる。なぜ、こんなにj費用を使うのだろうか。そこに、疑問は持たないのだろうか。
駅前のビルを借りるのは妥当なのか?バイトの先生は雇用主側の生徒の親が直接ネット指名すればいいではないか。評価システムも万全だ。先生側も途中で塾に収奪されない。Amazonにロイヤリティを払うだけでいい。教え方が上手く、有名大学在学生であるほど需要が高くなる。授業料の設定も自分で決められる。家に直接行けばビルの空き室はいらないではないか、生徒との1対1だけでなく、雇う側が友達を呼んで、工夫次第で1対2の授業のシェアリングも可能になる。自宅をビルの空き室と捉える考え方は非現実的か?では、学校の教室を借りればどうか?ビルより安くなるのではないか?どこに問題がある。行政の教育指針か、それは突き崩せないのか?学校側もお金が入るのなら、乏しい運営資金を補えるのでは?無理!?忖度してくれる安倍首相にお願いしろ。選挙資金を与えてやれ、票を集めてやれ。
私なら、こんな状態になる前にAmazonの中に塾によるMarket Placeを立ち上げる。そのほうが、先生の質をある程度保ちながら管理でき、彼ら彼女らのDBも保持できるからだ。だが、これも家庭教師センターが自ら解体しつつ始めたところでレッドオーシャンだ。というか、塾ビジネスを維持することこそ最もリスキーな方針だろう。
生徒はこれからどんどん少なくなる。高校も大学もすでに全入時代だ。日本は資格は昔から金で買う国だ。重い奨学金をもらえばなんとか大学までは行ける。もはや生産人口が足りないのだから、若い人間は金の卵だ。大学に行かせなくても、高校を卒業してすぐに大企業の工員になれば高い給料が約束されている。30代になる前に中小企業の40代並みの年収を獲得できる。並みの私立大学を卒業してTOYOTAに入社する確率と底辺県立高校を卒業してTOYOTAに入社するのとどちらが確率が高い?どちらが得だ?どちらが先に家を建てられる?どちらが先に結婚できる?いや、結婚してくれる異性が現れる確率はどちらが高い?どちらが、たくさん子供を産むことができるんだ?どちらが、安定した一生を描けるのだ?ベルファイヤーを購入できて乗れるのは?海にキャンプに年老いた両親と孫と一緒に行けるのか?介護はどちらが万全だ?親の家近くに住めるのはどちらだ?親の家を継いで安く改築できるのはどっちだ?
周辺製造業の多い工場勤めの愛知県の親はこんなふうに考える。これは、工場の多い県ならみな同様だ。
こんなことを書いたのは、私の出身校である底辺高校の今年の大学への進学率がとうとうゼロになってしまったからだ。実情は関係筋から実際に聞いた話だ。
2017年7月6日木曜日
近鉄不動産の無策ぶりには呆れる
先月から名古屋に行っていたので、近鉄沿線にある富吉に昔から住んでいた身としては沿線の盛り下がりぶりを見るのは痛々しいのだが、乗車せざるを得ないので仕方なく寂れた商店街を通る。


中学生の時に商店街でただ一つの本屋「春峰堂」はとうの昔にシャッターが下りている、それどころか完全撤退のようだ。以前は、国道一号線沿いにロードサイドの本屋を出店していたようだがそれも閉めて他の店になっている。売却したのかもしれない。ここの店主のおばさんにはよく怒られた。上村一夫の同棲時代 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
が連載されている双葉社の雑誌を立ち読みしていると怒られ、ハヤカワのSFマガジンやミステリマガジンはSMマガジンと隣りあわせて置いてあったので手に取るだけでドキドキもんだったのを良く覚えているが、このSFマガジンを立ち読みしている時も一応抗議はしたが一度だけ怒られた。後で、店主もエロい雑誌ではないことに気が付いたらしく、いつのまにかSMマガジンだけ別の場所に移動した。果ては、当時ベストマガジン社から出ていた「HOW TO SEX」が大ヒットして、好奇心旺盛な中坊だったから当然立ち読みしていたら、これまたこっぴどく怒られた。「中学生がそんなもの読むんじゃない!!!早過ぎる!!!」とかなんとか。顔を赤くしてその場をいったん立ち去るのだが、どうにも好奇心を抑えられるはずはなく、再度同じ場所にやって来るのだった。今、考えるとこの本屋には当時付き合っていた(というほど濃いものではなく淡いものだが)彼女も立ち寄っていたわけで、それを考えるとそんな本を読むのは憚れるものだが、やっぱり抑えられなかったのだろう。最近、よく一緒に旅行する当時人気者だった友人がふざけて彼女の胸をセーラー服の上から揉んでよく怒られた、というのを聞いて、なんで自分はそんなことができなかったんだろうと後悔した。実際の行為まで想像が及んでいなかったのだろう、まさに中坊。

近鉄富吉駅にて
ところで、近鉄をはさんで向こう側は実は蟹江町なのだ。この富吉周辺はいびつな地域割りになっていて、平成の合併で愛西市になる前の海部郡だった時代からまるで富吉だけを取り込むようにして蟹江町になっていない。
愛西市は海部郡だった佐屋町、立田村、八開村、佐織町が合併してできた市だ。隣りにある弥富市は、同様に弥富町、十四山村が合併してできた市だ。弥富市は昔から少なくとも市になりうるだけの規模はあった。ただ、町自体は田んぼばかりだった愛西市と違ってごちゃごちゃしている。それだけ、お店が密集しているとも言えるが、隣りが揖斐川、木曽川で橋を渡るとすぐに桑名、四日市だ。毎日のように、トラックや通勤乗用車が通るので橋を挟んで年がら年中渋滞なので国道一号線を走りたくないほどだ。だから、私は新しくできた高速道路の下の道を走って弥富市に行く。いちおう、イオンタウン弥富なるものができていて、まがりなりにもついでシュッピングが可能だからだ。
ここには、ザ・ビッグエクストラ弥富店というディスカウントスーパーマーケットがあり、朝7:00から夜遅い22:00まで営業している。イオンのPBも仕入れており価格がとても安いので、この地域でイオンのPB商品を購入できるのは嬉しいのだが、イオンカードが連携していなくてポイントが増やせずどうにもちぐはぐだ。しかも、ダイエーのディスカウント店「Dマート」(昔、南行徳にもあった)「ビッグ・エー」、あるいは長崎屋の「ビッグ・オフ」にも似たなんと表現していいのか、ディスカウント特有の物悲しさが漂う。長崎屋本部があった東日本橋店が懐かしい。赤坂にもあってお世話になった。この長崎屋の仕入れ先の多彩さがドン・キホーテの躍進に役立っているのは間違いないだろう。
また、店内の雰囲気もディスカウント店らしく殺伐としている。総じて、ディスカウント店というのはローコストのため店員が極端に少ない割に店内がやたらだだっ広くて余計に悲しい気分にさせる。ショッピングを楽しめないのだ。その点、驚安の殿堂 ドン・キホーテは楽しめる商品を用意しておいてくれる。ヤマダ電機やケーズデンキには絶対置いていないどこの国のメードインなんだからわからない4Kテレビを驚きの価格で展示してくれていたり、アダルトグッズも扱うし、食品ではブラジル原産のインスタントコーヒー、たとえばネスカフェを大量販売していたり、パーティーグッズと称してコスプレ衣装も豊富だ。ヤンキー向けのベーシックな衣料品も抜かりない。自転車は作業員が可愛そうなぐらいの狭いスペースで組み立てていたりする。もちろん、トイレなどあるにはるが屋外だ。昔のガソリンスタンドか地方のホームセンター並みの合理性だ。
先月、宮崎にも行っていたのだが、MEGAドン・キホーテ都城店を見かけてびっくりした。どうやら、全国で居抜きの物件にドン・キホーテを出店させているようだ。名古屋市内でもいっぱい見かけた。
さて、愛西市は佐屋町と佐織町ぐらいがかろうじて町っぽくて、立田村、八開村などは農家ぐらいしかなかったので、やたら広域な市にはなったもののまるで津島市を囲むようになってしまった。あま市は同様に七宝町、美和町、甚目寺町が合併してできた新しい市だ。この市は名古屋と稲沢市に挟まれており、仕事や生活の面では恵まれている。ベッドタウン化していると言える。SONY稲沢サイトがあり、地域の雇用を支えている。SONYの一宮工場はリストラで稲沢に一本化された。稲沢工場ではSONYの液晶テレビ"BRAVIA"を製造している。今、有機ELテレビを開発しているけれど、その時、稲沢工場はどうなるのだろうか。工場跡地は一宮跡地をコナミが買ったように、どこかには買収されるのだろうが、雇用人数が激減するのは間違いない。
飛島村は、高速東名道路の支線である伊勢湾岸道路と愛知県豊橋市から三重県伊勢市へつながる一般国道23号線、別名"名四国道"を上下に挟み、さらに国道一号線も名四から近いという物流工場を作るには持って来いの場所だ。だから、村の財政は揺ぎ無く、合併などしなくても全く問題ない。平成の合併の時に、この飛島村と蟹江町と弥富町が新しい名前の市の下に合併しようという動きがあったそうだが、弥冨町が古い町のプライドで名称を弥冨市にすると意見を翻したため、これに怒った飛島村を蟹江町がなだめきれずご破算となったようだ。蟹江町は蟹江町で名古屋市に入れてもらえるよう二面作戦を取っていたため、意志薄弱な結果として、ゼロメートル地帯で地下鉄さえ乗り入れてない地域に名古屋市がyes、というはずはなく袖にされて後の祭り。蟹江町は開発地域はもはや関西線蟹江駅の上部である北部あたりにしか残されていず税収を伸ばす種が全くない。一方、愛西市は東名阪高速道路が開通したおかげで、物流のアクセスが格段に良くなり、物流工場が続々稼動。税収が比較的楽になった。世代交代により農地転換も楽になり広いまとまった田んぼを工場建設地にすることが可能になった。佐川急便の広大な佐屋営業所もこの東名阪高速道路佐屋インター近くにある。
飛島村の施設は余裕たっぷりの税収にかまけて贅沢だ。村のすこやかセンターは「保健センター」、「温水プール」「トレーニングルーム」「図書館」「地域包括支援センター」「児童館」と6つの施設を集合させた複合施設だ。ゴージャスだ。もちろん、「飛島聖苑」という葬祭場、霊安室、火葬場セットになった公による霊安センターもある。いわゆる箱モノに関してはもう作るモノがないぐらいある。人口5千人にしては過剰と言えるが、工場で働くいわゆる昼間人口を入れると、少々古いデータだが、平成18年で企業数は638、従業者数総数は1万人を超える。
さて、富吉駅前ロータリーの寂れ様だが、和菓子屋を除くほとんどが閉店。よく写真を現像してもらった写真屋さんは家ごとなくなり平地になってしまった。この写真屋さんは家の一角に小屋を建ててそこでお客さんの現像依頼を受けていたのだ。写真が心の底から好きなおじいさん?で、子供もいないせいだったのだろうか、よく中学生の私たちに写真の撮り方などを指導してくれた。自分で撮ったであろう風景写真を飾っていた。いつの間にか亡くなっていたようだ...
向かいには"樋口医院"という内科医がいたのだが、最近看板も取り外されていたのでようやく引退したようだ。口の悪い母はこの樋口さんをヤブ医者と呼んでいた。診察時間外?ギリギリ?に来院したら、どうもすでに一杯ヤッていたようで、赤い顔にイイ気分のまま、診察して注射を打ってくれたのはいいが、手元が少々狂い腕が腫れたりしていたことがあったからだろう。まあ、かかりつけ医院なのだから仕方がないとは思うが...気のいい優しいお医者さんだった記憶しかあまりないのだが...跡取りがいなかったのだろうか...
駅下にはオーディオ ウサミがあって、私たちにオーディオの薀蓄を聞かせてくれたものだが、ここも二代目にいつの間にか代替わりしたようだ。改装して綺麗になっていたのは良かった。普通の家電品を売るのではなく、高級オーディオに特化して売っていたからこそ生き残れたのかもしれない。
以前はスーパーマーケットもパチンコ屋もあったのだが、今ではどちらも潰れてしまった。スーパーマーケットに行くのに、駅のエレベーターを使って国道一号線の向こう側に出て、アオキスーパーで買い物をするか、自転車で川を越えて蟹江にあるピアゴかバローの店で買うしかない。途中に蟹江町図書館ができたのはちょっと嬉しい。ただ、こんなふうになる前に、近鉄不動産に何とかして欲しかった。今では、売却予定の不動産はございませんか、という近鉄不動産のチラシが入るだけなのには心底ガッカリだ。
中学生の時に商店街でただ一つの本屋「春峰堂」はとうの昔にシャッターが下りている、それどころか完全撤退のようだ。以前は、国道一号線沿いにロードサイドの本屋を出店していたようだがそれも閉めて他の店になっている。売却したのかもしれない。ここの店主のおばさんにはよく怒られた。上村一夫の同棲時代 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

近鉄富吉駅にて
愛西市は海部郡だった佐屋町、立田村、八開村、佐織町が合併してできた市だ。隣りにある弥富市は、同様に弥富町、十四山村が合併してできた市だ。弥富市は昔から少なくとも市になりうるだけの規模はあった。ただ、町自体は田んぼばかりだった愛西市と違ってごちゃごちゃしている。それだけ、お店が密集しているとも言えるが、隣りが揖斐川、木曽川で橋を渡るとすぐに桑名、四日市だ。毎日のように、トラックや通勤乗用車が通るので橋を挟んで年がら年中渋滞なので国道一号線を走りたくないほどだ。だから、私は新しくできた高速道路の下の道を走って弥富市に行く。いちおう、イオンタウン弥富なるものができていて、まがりなりにもついでシュッピングが可能だからだ。
ここには、ザ・ビッグエクストラ弥富店というディスカウントスーパーマーケットがあり、朝7:00から夜遅い22:00まで営業している。イオンのPBも仕入れており価格がとても安いので、この地域でイオンのPB商品を購入できるのは嬉しいのだが、イオンカードが連携していなくてポイントが増やせずどうにもちぐはぐだ。しかも、ダイエーのディスカウント店「Dマート」(昔、南行徳にもあった)「ビッグ・エー」、あるいは長崎屋の「ビッグ・オフ」にも似たなんと表現していいのか、ディスカウント特有の物悲しさが漂う。長崎屋本部があった東日本橋店が懐かしい。赤坂にもあってお世話になった。この長崎屋の仕入れ先の多彩さがドン・キホーテの躍進に役立っているのは間違いないだろう。
また、店内の雰囲気もディスカウント店らしく殺伐としている。総じて、ディスカウント店というのはローコストのため店員が極端に少ない割に店内がやたらだだっ広くて余計に悲しい気分にさせる。ショッピングを楽しめないのだ。その点、驚安の殿堂 ドン・キホーテは楽しめる商品を用意しておいてくれる。ヤマダ電機やケーズデンキには絶対置いていないどこの国のメードインなんだからわからない4Kテレビを驚きの価格で展示してくれていたり、アダルトグッズも扱うし、食品ではブラジル原産のインスタントコーヒー、たとえばネスカフェを大量販売していたり、パーティーグッズと称してコスプレ衣装も豊富だ。ヤンキー向けのベーシックな衣料品も抜かりない。自転車は作業員が可愛そうなぐらいの狭いスペースで組み立てていたりする。もちろん、トイレなどあるにはるが屋外だ。昔のガソリンスタンドか地方のホームセンター並みの合理性だ。
先月、宮崎にも行っていたのだが、MEGAドン・キホーテ都城店を見かけてびっくりした。どうやら、全国で居抜きの物件にドン・キホーテを出店させているようだ。名古屋市内でもいっぱい見かけた。
さて、愛西市は佐屋町と佐織町ぐらいがかろうじて町っぽくて、立田村、八開村などは農家ぐらいしかなかったので、やたら広域な市にはなったもののまるで津島市を囲むようになってしまった。あま市は同様に七宝町、美和町、甚目寺町が合併してできた新しい市だ。この市は名古屋と稲沢市に挟まれており、仕事や生活の面では恵まれている。ベッドタウン化していると言える。SONY稲沢サイトがあり、地域の雇用を支えている。SONYの一宮工場はリストラで稲沢に一本化された。稲沢工場ではSONYの液晶テレビ"BRAVIA"を製造している。今、有機ELテレビを開発しているけれど、その時、稲沢工場はどうなるのだろうか。工場跡地は一宮跡地をコナミが買ったように、どこかには買収されるのだろうが、雇用人数が激減するのは間違いない。
飛島村は、高速東名道路の支線である伊勢湾岸道路と愛知県豊橋市から三重県伊勢市へつながる一般国道23号線、別名"名四国道"を上下に挟み、さらに国道一号線も名四から近いという物流工場を作るには持って来いの場所だ。だから、村の財政は揺ぎ無く、合併などしなくても全く問題ない。平成の合併の時に、この飛島村と蟹江町と弥富町が新しい名前の市の下に合併しようという動きがあったそうだが、弥冨町が古い町のプライドで名称を弥冨市にすると意見を翻したため、これに怒った飛島村を蟹江町がなだめきれずご破算となったようだ。蟹江町は蟹江町で名古屋市に入れてもらえるよう二面作戦を取っていたため、意志薄弱な結果として、ゼロメートル地帯で地下鉄さえ乗り入れてない地域に名古屋市がyes、というはずはなく袖にされて後の祭り。蟹江町は開発地域はもはや関西線蟹江駅の上部である北部あたりにしか残されていず税収を伸ばす種が全くない。一方、愛西市は東名阪高速道路が開通したおかげで、物流のアクセスが格段に良くなり、物流工場が続々稼動。税収が比較的楽になった。世代交代により農地転換も楽になり広いまとまった田んぼを工場建設地にすることが可能になった。佐川急便の広大な佐屋営業所もこの東名阪高速道路佐屋インター近くにある。
飛島村の施設は余裕たっぷりの税収にかまけて贅沢だ。村のすこやかセンターは「保健センター」、「温水プール」「トレーニングルーム」「図書館」「地域包括支援センター」「児童館」と6つの施設を集合させた複合施設だ。ゴージャスだ。もちろん、「飛島聖苑」という葬祭場、霊安室、火葬場セットになった公による霊安センターもある。いわゆる箱モノに関してはもう作るモノがないぐらいある。人口5千人にしては過剰と言えるが、工場で働くいわゆる昼間人口を入れると、少々古いデータだが、平成18年で企業数は638、従業者数総数は1万人を超える。
さて、富吉駅前ロータリーの寂れ様だが、和菓子屋を除くほとんどが閉店。よく写真を現像してもらった写真屋さんは家ごとなくなり平地になってしまった。この写真屋さんは家の一角に小屋を建ててそこでお客さんの現像依頼を受けていたのだ。写真が心の底から好きなおじいさん?で、子供もいないせいだったのだろうか、よく中学生の私たちに写真の撮り方などを指導してくれた。自分で撮ったであろう風景写真を飾っていた。いつの間にか亡くなっていたようだ...
向かいには"樋口医院"という内科医がいたのだが、最近看板も取り外されていたのでようやく引退したようだ。口の悪い母はこの樋口さんをヤブ医者と呼んでいた。診察時間外?ギリギリ?に来院したら、どうもすでに一杯ヤッていたようで、赤い顔にイイ気分のまま、診察して注射を打ってくれたのはいいが、手元が少々狂い腕が腫れたりしていたことがあったからだろう。まあ、かかりつけ医院なのだから仕方がないとは思うが...気のいい優しいお医者さんだった記憶しかあまりないのだが...跡取りがいなかったのだろうか...
駅下にはオーディオ ウサミがあって、私たちにオーディオの薀蓄を聞かせてくれたものだが、ここも二代目にいつの間にか代替わりしたようだ。改装して綺麗になっていたのは良かった。普通の家電品を売るのではなく、高級オーディオに特化して売っていたからこそ生き残れたのかもしれない。
以前はスーパーマーケットもパチンコ屋もあったのだが、今ではどちらも潰れてしまった。スーパーマーケットに行くのに、駅のエレベーターを使って国道一号線の向こう側に出て、アオキスーパーで買い物をするか、自転車で川を越えて蟹江にあるピアゴかバローの店で買うしかない。途中に蟹江町図書館ができたのはちょっと嬉しい。ただ、こんなふうになる前に、近鉄不動産に何とかして欲しかった。今では、売却予定の不動産はございませんか、という近鉄不動産のチラシが入るだけなのには心底ガッカリだ。
2017年6月15日木曜日
「最後の資本主義 SAVING CAPITALISM」読書中。読みやすいのだが、タイトルが硬い
最後の資本主義
SAVING CAPITALISM」<東洋経済新報社>読書中だが、ここでも最終的にBI(ベーシックインカム)の導入を推奨している。近い将来、知的活動者までもが機械に代替させられるからだ。その時、人間はもはや自分の好きなことをすることだけが残されている、などと書かれている。


最近、ホリエモンも自著好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)
で"好きなことをしろ"と言っているが、こうしたことを見通した上での発言だろう。

かように、世界はまさにテラナー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-500 宇宙英雄ローダン・シリーズ 500)
としてもはや500巻も出版されている主人公の宇宙英雄ペリー・ローダンがアルコン星人から高度の文明のテクノロジーを得たが、肝心のアルコン星人は毎日やることがなくて遊んでばかりという少しディストピア的になっているが、このアルコン星人への道を辿ろうとしているのかもしれない。

「最後の資本主義」の著者である、ロバート・B・ライシュは楽観的だ。まあ、だいたいBI(ベーシックインカム)推進者は楽観的なんだけれどね。
最近、ホリエモンも自著好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)
かように、世界はまさにテラナー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-500 宇宙英雄ローダン・シリーズ 500)
「最後の資本主義」の著者である、ロバート・B・ライシュは楽観的だ。まあ、だいたいBI(ベーシックインカム)推進者は楽観的なんだけれどね。
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