2016年8月21日日曜日

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた。弟から、このショーは入場券のみで入れるのでぜひ見て欲しい、と聞いていたので入園後、真っ先にここに到着。席は映画館のように有料席と無料席に分かれていたが、私は当然無料席の一番いい席を確保。

当日は、チームフラワーによる「LIE&TRUTH~孤高の花~」を観劇。55分ぐらいなのだが旅行中の身には有難い時間だと思う。しかも、一日二回公演するという。あの運動量で二回もするのか、と思うと驚嘆だ!そして、これは弟も言っていたのだが、本場の宝塚で安い入場料で見ると高い位置から豆粒のような彼女らをオペラグラスで見るしかないのだが、ここではすぐ近くから登場したり踊ってくれたりするので非常に距離が近い。これは嬉しい。まるでAKB48劇場ではないか!!とか言って行ったことないけど...

当日の主役は男役の伊織はやと(いおりはやと)さん、娘役は深佳さえ(みよしさえ)さん、脇役に青蘭そら(せいらそら)さん、海夏人蒼馬(みなとそうま)さんら。私は、青蘭そらさんがオシメンだった。細身でスタイルもいいし、小顔だし、踊りのキレも抜群だった。若いってこういうこと?迫力さえ付けばこれから伸びる逸材だと思う。主役の苦労人、伊織はやとさん(OSK日本歌劇団出身)はさすがに別格の威厳だった。劇団併設の養成所「ハウステンボス歌劇学院」出身者がじわじわと登用されているらしいので、いずれ世代交代の中で脇を固める人たちがこういった主役へと登りつめるのだろう。海夏人蒼馬さんは男役、娘役も演じてきたらしいが、妙に胸が盛り上がっていて気になった。胸が大きくてサラシを巻いても隠せないぐらいなのだろうか?こんなところが男視点か?深佳さえさんは娘役らしく愛らしく可愛かった。いずれにしろ、私の大好きな髪型である男役のベリーショートを堪能できた一日だった。女性のベリーショートは萌える!!!

彼女たちのプロフィールを調べていて、この歌劇団は当初OSK日本歌劇団出身者と宝塚出身者で構成されていたらしい。OSK日本歌劇団出身者は劇団が廃止になったりしてそれなりに苦労してきたようだが、それでもこうやって演じ続けているところを見ると、このお仕事が好きなんだなあ、と思う。

帰り際、出演者の皆様が宿舎に帰る途中に遭遇したのだが写真に撮られることを想定してか、顔は厚塗りの化粧のままだったのでビックリしたが体型は女性のそれでホッとすると同時に愛らしく感じたのだった。なんか可愛い!!!!!

さて、その他の施設だがこれは巨大お土産施設といったところで何も買う気がなかった私にとって無縁な場所。タワーシティにドムトールン展望室があり周辺を一望できるのでこれは訪れておきたい。入場券だけで入れる。ぐるっと周りを取り囲む小さなゴンドラ用河川(?)はドブの臭いがしてくる上に透明度もない、まして船乗りが歌を歌ってくれるわけでもないので全く乗る必要なし。せめてベネチアのプロの船乗りぐらいになって欲しいものだ。ハウステンボス歌劇団のお気に入りの出演者が劇中歌と同じ歌を歌いながら漕いでくれるんだったら私はお金を払っても乗るのだが...あと臭いドブ川をなんとかしてほしい。プールもあったがまあどうでもいい。また、期間中昆虫の展示会もあった。


  ハウステンボス/ドムトールン展望室よりマリーナ方面
  (窓からなので少し反射しています)



  ハウステンボス/風車

あと一点、福岡から長崎までは意外に遠い!!!また、長崎の高速道は高架が入り組んでいてわかりにくい。帰りに二回高速道に入りそこないぐるぐる迂回する羽目に...その他の長崎市内の見物はカット。日帰りはツライよ。

こうして、長崎を見ていると不思議なことに気がついた。ハウステンボスは長崎市の手前にあって、栄えている街を見て長崎市かなと思った所は佐世保市だったのだ。長崎市はまだずっと先にあった。なぜ、こんな先っぽにあるのだろうか。出島は島の突端にあるのかと思っていたらずっと内陸に近い所だった。

そうすると、原爆はなぜ造船の栄えた佐世保市ではなく市民が多い長崎市に落としたのか?長崎はキリスト信者が当時の日本でもおそらく多いほうだったろう。それをアメリカ側が知らないはずはなかろう。また、広島の原爆はなぜ工場が多くある呉市ではなく市民の多く住む広島市だったのか?日本が降伏するのはすでにわかっていながら、原爆の一般市民へのデータ収集のため、ロシアへの牽制と一石二鳥を狙ったのか、などの諸説が真実味を帯びてくる。

この年齢になるまで長崎の地理をしげしげとよく見ることはなかったのだが、改めてよく眺めてみるだけでもいろいろなことが疑問として次々と沸き起こってくる。そして、このことに無関心、無知だったことを大変恥ずかしく思う。

そうそう、さらにもう一つ。ハウステンボスの先に長崎バイオパークという動植物公園があるようだ。シマウマ、サイ、ラマ、フラミンゴなど85種あり、ラッコ、カピバラもいるとのこと。大人1,700円、小人800円なので近くの人には楽しいかもしれない。

今春。弟がまた行ったらしいが歌劇団しか見なかったらしい。いっそのこと、歌劇団しか見ない人のための観劇料を別に設定したらどうなんだろう。遊園地なんかには一切興味がないという人たちや、一度行ったからもういいや、という人もいるだろうに。大阪にあるUSJと違って、頻繁に施設更新や新コンテンツによる入れ替えなどを行っていないのではないのだろうか?<2020/5/25追記>






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