2025年11月15日土曜日

「夜と霧」有名なのは知っていたが初読了

 「夜と霧」<ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子訳/みすず書房>
              原題:EIN PSYCHOLOGE ERLEBT DAS KONZENTRATIONSLAGER   in...trotzdem Ja zum Leben




昔から常に「読むべき本ベスト100」の常連だったので知ってはいたが、アウシュヴィッツの話だったので気が重かった。図書館のリサイクル本で入手したので読んでみたがやはり名作だと思った。1956年に初版が"霜山徳爾"氏の初訳で出ているがその邦訳までの経緯も興味深かった。

初訳者の霜山氏の後書きに"思想的にも彼はあらゆるヘブライズム的なものから自由であったし、ヒューマニスティックな暖かい良識で、すべての人々をつつんでいた。"と書かれているが、それはこの本を読めば十分伝わってくる。

今回の池田氏による訳者の後書きにも書いてあるように、著者が改訂版を出した気持ちを推測しているが納得できる。確かに、「ユダヤ」という文字はほぼ出てこない。当時はイスラエルの第一次中東戦争があったので著者は複雑な思いであったろうが、今イスラエルを著者が見たらどんな思いを抱くであろうか。

今、世界のこの瞬間にこの本を読めたことに感謝する。






2025年10月25日土曜日

「生物と無生物のあいだ」

 「生物と無生物のあいだ」<福岡伸一/講談社現代新書>




DNAの構造解析の顛末について書いてあるのだが、結構面白かった。

エルビン・シュレーディンガーの「秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない」という一文は国家や企業にも言えることではないのだろうか、と思ったりした。

<すべての物理現象に押し寄せるエントロピー増大の法則に抗して、秩序を維持しうることが生命の特質であるこをと指摘した>
本文引用

著者の福岡さん、文章も上手だ。




2025年6月8日日曜日

「システムはなぜダウンするのか」復習になった

 「システムはなぜダウンするのか」<大和田尚孝/日経BP社>

図書館の除籍図書。勘定系システムの話はとても面白い。

よくメディアはダウンの原因をすぐに知りたがるが、まずは復旧が優先というのは理解しておいて欲しいものだ。と書いてあったが全くその通りだと思う。





2025年5月24日土曜日

「戦争と財政の世界史」面白かった。

「戦争と財政の世界史」<玉木俊明/東洋経済新報社>

オランダとイギリスの考察についてはなかなかだったが、現代史に関しては駆け足で一冊では無理かなと思った。前半と中盤については良し。





2025年3月22日土曜日

マンガ「日本人の知らない日本語」

 「日本人の知らない日本語」<蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー>

図書館リサイクル本。マンガだけど何度もあった。2巻目も読んだ。蛇蔵は「一時マネしないでください。」というマンガの作者で本も買って読んだけど科学ネタマンガでとてもよくちょっとた記憶がある。この本もやったネタで怖かった。
<22/Mar/2025>