縮小都市の挑戦 (岩波新書)著者:矢作弘。
「縮小都市の挑戦」
なかなかの意欲作だった。今、並行して開発経済学の本を読んでいるので、その処方箋のような本書だった。デトロイトとトリノの分析については冷静なのだが、日本の現状の第三章になると俄然過激に全国チェーンのスーパーマーケットを攻撃し始めるのにはびっくりした。まあ、日本を愛する気持ちが強いのだろうけれど同時に本当の地方の姿を知らないのではないのかとも思った。
ジェイン・ジェイコブズ(Jane Butzner Jacobs)の引用が多く、私はよく知らなかったので彼女の著書をいくつか読む必要性を感じた。
アメリカ大都市の死と生
が代表的な本なのだそうだ。
本書で、縮小都市商店街の再構築には、工房型商店→高級食品スーパー→生鮮三品の専門店などを例として引いているが、地方縮小都市の低年収、最低基本賃金の低さ、公務員や電力などの地方インフラ大企業が消費の中心として回っていること、遊ぶ所の少なさ、驚くほど若年層を見ないこと、などなど住んでみればわかることがたくさんある。
けれども、確かに全国スーパーチェーンが地方都市の文化、歴史を取り込んだ立地になっているとは口が裂けてもYesとは言えない。しかも、立地された市民の正規雇用に全く役立っていない。非正規雇用を増加させているのも事実だが、ないよりましだという諦めが先に来ているのだろう。実際、正規雇用がないから地元の若者は入社できない。テナント料がバカ高いのでテナントも全国チェーン展開できる会社だらけだ。結局、都会やロードサイドでもお馴染みの金太郎飴のようなショップばかり入店する。それでも、若者はデート先が少ないのと都会っぽさを実感できるのでやってくる。もちろん、ソフトヤンキー、その予備軍もやってくる。日本全国、どこに行っても同じような光景を見る。著者の矢作さんからすれば唾棄すべき情景かもしれないが、これが現実だ。
スーパーだけじゃない、コンビニも進出先の地方経済と「間柄」を作っていない。置いてあるものは全国ほぼ同じ。それは安心だがTVと同じような考えない消費者を作り出すことになる。洗脳された消費者の誕生だ。
常日頃の備忘録。どこかに行ったり、食べたり、本を読んだり、友と語らったり、映画を観たりしてインスパイヤーされたことなどを綴っていく個人的感想集です。タイトルは、これまで突っ走ってきたけれどまだ残りの人生があるだけめっけもんということからつけました。
2015年1月28日水曜日
2015年1月20日火曜日
今年も行ってきましたよ、"あららぎ高原スキー場"へ。
あららぎ高原スキー場正面玄関
あららぎ高原スキー場正面玄関からスキー場を臨む
とにかく、スキー場午後が終わったら昼神温泉"ゆったり~な昼神"に駆け込む。見ると他の若いスキーヤーも結構来ている。皆さん、男女のグループで来たらやはり〆は温泉ですよネ。この昼神温泉"ゆったり~な昼神"は町営なのでこの辺りでは一番安いし、元日に風呂だけ入れるのは他に数軒しかないし、割と夜遅くまで営業しているから有難い。ここは飯田市あたりの地元から通う人もいる人気スポットだ。湯船はそこそこ広いし、露天風呂もある、これが丁度いい温度であったまる。いつもボーッとしてこの温泉の写真を取るのを忘れてしまうんだよな。
ところで、写真をupしたけれど、これもしかしたら去年のかもしれない。間違っていたらすいませんが、たぶん毎年代わり映えしないから誰も気づかないと思う。
2018年3月の営業を最後にクローズとなった。ヘブンスそのはらスキー場はスノボ禁止だし値段は高いし行きたくない。治部坂高原スキー場は結構標高の高いところなので長野側から行くのが面倒。それとファミリー層もそれなりにいるので若者だけだとどうなんだろうなあ。(updated on 9 Nov,2020)
「コーポレート・ガバナンス」読了。入門良書。
コーポレート・ガバナンス (岩波新書)<花崎正晴/岩波新書>というと、つい企業の内部統制ね、とか思っていたんだけれど、もっと広義に捉えなければいけないものだということがわかっただけでも一読の価値あり。企業組織のエージェンシー問題を世界中の企業のタイプに分けて論じている。豊富な資料に基づいた分析が優れているが、新書のためか全体的には概論になっていて、もう少し突っ込んだ内容は専門書に譲った感あり。
「コーポレート・ガバナンス」
岩波新書のフォントは大きくてシニアにも読みやすい。これぐらいだと遠視メガネを使わなくてもなんとか読めるので有難い。
「コーポレート・ガバナンス」
岩波新書のフォントは大きくてシニアにも読みやすい。これぐらいだと遠視メガネを使わなくてもなんとか読めるので有難い。
2015年1月18日日曜日
アクセル・ワールド1~16読了。現在、ソードアート・オンライン読破中。
アクセル・ワールド (16) ―白雪姫の微睡― (電撃文庫)をようやく去年読み終わった。SONYのReaderでPDFにしたものを読んでいたが、まあ面白かった。若さかなあ、勢いがある筆致だったなあ。17がもう出ているらしいので今年中には読みたい。
アクセル・ワールド 21
基本的にはコンプレックスのある主人公と超絶美少女ヒロインを崇めるその主人公という図式は好きではないのだが、ジュブナイルだから...よしとしよう。
【Amazon.co.jp限定】ソードアート・オンラインII 7(クリアブックマーカーver.7付) (完全生産限定版) [Blu-ray] いろいろ商品がリリースされているんだねえ。
【Amazon.co.jp限定】ソードアート・オンラインII 6(クリアブックマーカーver.6付) (完全生産限定版) [Blu-ray] いや、これからリリースされるのか。
現在は、ソードアート・オンラインの第2期スリーピング・ナイツを同様にして読んでいるところ。こちらのほうがアクセル・ワールドより凄惨で面白い。アルヴヘイムの世界は前に読んだブライアン W.オールディスの地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)に似ているし、アインクラッドはドルアーガの塔攻略みたいだし...最近のドルアーガがグダグダで崩壊寸前なのも似ているし...
まあ、いろいろあるけれど面白いのはいいことだ...
アクセル・ワールド 21
基本的にはコンプレックスのある主人公と超絶美少女ヒロインを崇めるその主人公という図式は好きではないのだが、ジュブナイルだから...よしとしよう。
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【Amazon.co.jp限定】ソードアート・オンラインII 6(クリアブックマーカーver.6付) (完全生産限定版) [Blu-ray] いや、これからリリースされるのか。
現在は、ソードアート・オンラインの第2期スリーピング・ナイツを同様にして読んでいるところ。こちらのほうがアクセル・ワールドより凄惨で面白い。アルヴヘイムの世界は前に読んだブライアン W.オールディスの地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)に似ているし、アインクラッドはドルアーガの塔攻略みたいだし...最近のドルアーガがグダグダで崩壊寸前なのも似ているし...
まあ、いろいろあるけれど面白いのはいいことだ...
「Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST」読了。良かった。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)読了。Web基本技術の復習になった。セッションの共有でステートフルとステートレスの違いについてマクドナルドでの注文方法を例にして説明してくれているのだが、面白くてわかりやすかった。他の説明も著者が楽しくわかりやすく説明しようと努力しているのがわかって読みやすく、こういった例も含めてとても印象に残った。
「Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST」
それに比べて、今読んでいる、「分散システム」は訳がこなれていなくて吐きそうだ...いつ終わるんだ...ゲロゲロ。
「Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST」
それに比べて、今読んでいる、「分散システム」は訳がこなれていなくて吐きそうだ...いつ終わるんだ...ゲロゲロ。
10年ぶりにうっかりインフルエンザにかかった...
10年ぶりにうっかりインフルエンザにかかった...うかつであった...いきなりの高熱...39.5度。高熱自体は2日で下がり3日目には平熱になったのだが、その後がスキッとするわけではない。今も、鼻水はグググズ、痰はカーッ、たまにゴホゴホ...いやはや、どこから見てもオッサン、いやジジイだね。今年は、大人がいきなりインフルエンザにかかるんだそうだ。
吸入型のイナビル吸ってなんとかなったけれど...吸入型は初めてだったので、薬剤師さんに言われるままに吸ったのだが...リレンザもタミフルも知らないので、効き目はまあ、こんなものか、という感じだが、副作用が少ないのはいいことか...
吸入型のイナビル吸ってなんとかなったけれど...吸入型は初めてだったので、薬剤師さんに言われるままに吸ったのだが...リレンザもタミフルも知らないので、効き目はまあ、こんなものか、という感じだが、副作用が少ないのはいいことか...
NHK「情報まるごと」を見ていたら女性アナの滝本沙奈さんもイイけど、気象予報士の奈良岡希実子サンもなかなか...
本当はNHK「情報まるごと」に出ていた女性アナウンサーの滝本沙奈さんをうむ、なかなかと唸りながら見ていたのだけれど、ふと横を見るとちっちゃな女性がいるではないか、よく調べてみるとそれが気象予報士の"奈良岡希実子"さんだったというわけだ。
滝本沙奈さん/本人のFacebookより
で、気象予報士の奈良岡希実子さん/Twitterより
まあ、最近のニュースは見てても女子アナウンサーや女性気象予報士も綺麗になってきたから楽しいね。ニュースなど聞いていない...
津美さんもロリロリ路線だし、NHKの担当好みなんだろうな。
岡村真美子さん/Twitterより
女子アナと女子気象予報士はNHKに限る!
追記(23/Jan/2015)
NHK「情報まるごと」は各支社の女子アナを登場させてくれるので必見だ。つい最近も見ていたら、千葉放送局の"小林若菜"アナが出てきたので思わずオッ!と声が出てしまった。巨乳ハンターの眼は誤魔化せない。ゆったりした上着を着ているのは大きすぎる胸を隠すため。見よ!少しケバいが癒し系と言えよう。契約アナウンサーなので毎年勝負、プレッシャーも尋常じゃないだろうが頑張って欲しいものだ。
佐賀TV時代の"小林若菜"アナ/サガTVより
NHK千葉放送局の"NHKちばブログ"より
地方放送局ウオッチングは実に楽しい!
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