2016年3月9日水曜日

少女マンガ「アオハライド」を遅ればせながら読んでみたら時代を感じた


久しぶりに少女マンガシリーズアオハライド 全13巻完結セット コミック(マーガレットコミックス)を読んでみた。NANA - ナナ- 1-21巻 セット (りぼんマスコットコミックス―クッキー)以来だと思う。「アオハライド」は2011年から2015年まで集英社の別マで連載されていたらしい。

「アオハライド」


2014年にはアニメと映画→アオハライド Blu-ray 豪華版(特典DVD付2枚組)にもなっているようだ。映画の主演女優はあの本田翼チャンが演じているらしい。翼チャンはカワイイよね。ただ、ジャニーズの若手たちと同じぐらいの年齢の子たちでキャスティングしたほうが良かったんじゃないかなと思う。翼チャンでさえ女子高生役が苦しく見える。


  本田翼/OFFICIAL SITE-STARDUST PROMOTIONより



映画アオハライド/YouTubeより

アオハライド/アニメ公式サイト

読んでみて思ったのは、誰かが死んでそれに影響されて主人公たちの人生が変わっていくというパターンは同じでも、キャラクターたちがどれもポジティブだし、女性主人公も男子キャラから影響されるもののはっきりとした前向きな意思を持ち始める、というところが新しい時代性を感じさせた。1986年から87年にかけて別マで紡木たく原作のホットロード 全4巻完結(マーガレットコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]があったけれど、ヤンキー青春物語と違って今回の「アオハライド」はミドルクラスの青春物語に変わっていたのが驚きだった。「ホットロード」は2014年に映画化されたけれど30年近く後になっての映画は違和感ありありだ。全盛期の暴走族はあんなに爽やかじゃないそ!!バイクも着ている服も綺麗過ぎだ!それにだ。原作者の紡木たくの年代を考えると、1970年代後半から1980年代初期暴走族全盛期の頃のヤンキー世界を描いていると感じる。まあ、それはともかくとして、ホットロード [DVD]にもなっている。監督は「アオハライド」と同じ三木孝浩だ。主演は能年玲奈。私はあまり好きじゃない。髪がショートカットなところはいいんだけれど...鼻が好きじゃない。

HOT ROAD OFFICIAL SITE


 ホットロード予告編/YouTubeより


他に、今、同じ作者である咲坂伊緒の「ストロボ・エッジ」のマンガを集めているところ。ただ、なんだか最近ブックオフの価格が倍になってしまっていまいち買う気になれないでいる。今も人気があるのかな、それとも値上げしたのかな。それはそうとして、マンガのキャラも大きく変わったようだ。まず、眼がデカくなった。最近のデカ眼メイクのせいなのだろうか、それとも少女マンガ界でドラスティックな変化があったのだろうか。さて、この映画の監督は廣木隆一、おいおい勇気あるなあ。ピンク映画の廣木隆一かい。まあ腕は確かだけれど。主人公は有村架純。うん、可愛いねえ。好みだけれど、この時はなんだか垢抜けないなあ、というか架純チャンは顔がなんだかポッチャリしているんだよね。個人的には石川恋のようにゲッソリ感があるほうがリアルでよろしい。ビリギャルの本の表紙も最初に出た石川恋のほうがヤサグレ感が出ていて良かったように思う。



 映画ストロボ・エッジ予告編/YouTubeより



 石川恋/プロダクションサイトより

石川恋のオフィシャル・ブログ/アメブロ


石川恋の写真/角川文庫


有村架純の写真/DVD


ね、どうにもポッチャリしているでしょ。

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