始めに断わっておくが私はTVはほとんど見ない。たまに映画とドキュメンタリーを見るぐらいだ。1週間の視聴時間は3時間以内だろう。その私が、SMAPというグループ名は知っているのだから相当に知名度はあると考えてよい。
なんだか社内闘争に敗れただの、なんだかんだと囃し立てられているようだが、独立を考えた側が黒船のNetflixなどのSubscribeチャンネルを想定して動いていたのだとしたらなかなかの展望だと思うし、知名度のあるコンテンツとともに立ち位置を変えようという動きなら評価できる。フジテレビのNetflix派とInternetコンテンツプラットフォームと回線を展開するSoftbankあたりと組む展開を図っていたのだとしたらなかなか面白い構図だ。フジの番組内で謝罪させたというあたりも処罰的で意図と背景が興味深い。
一人残ると宣言したキムタクという男も歌と踊りが上手いだけに、SMAPというグループがなくなるのは彼にとって死活問題だったに違いない。それに比べると歌も踊りも下手なナカイクンは独立したほうが可能性が広がる。あとのメンバーは俳優になるしかないのだから、独立でいいだろう。平成の小早川秀秋というフレーズを見かけたがちょっと意味を取り違えている。寝返った側が栄えたのだから、例えになっていない。
ま、ナカイクンたちはどちらにしろ針のむしろなワケだから独立するのがいいだろう。事務所からの独立問題で干されたあの小林幸子という歌手も、一生懸命Internetとの接点を増やすことで紅白歌合戦に再登場できラスボスとまで言われるようになったのだから問題ないよ。本当に力のある者や能力のある者は必ずそれを認め利用しようとする人間が現れるはずだ。それは同じ業界にはいないだろうし、しがらみのためできないに違いない。
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