2017年6月14日水曜日

「八十日間世界一周」を見てビックリ!

「八十日間世界一周」を見てビックリした。これは、中学生の頃、友人がTVで見て彼がひどく興奮してこの映画の凄さ、面白さについて語っていたので、そう言えば、きちんと見ていなかったなと思い直し見てみたのだ。すると、私は気球で世界一周するものばかりと思っていたのだが、なんと気球はイギリスからスペインまでで、後はずっと汽車だったり船だったりで移動するのだ。スチールも気球だったのでそんな勘違いをしたのかもしれない。友人はその後、大学で気球クラブに入り、就職後も気球を続け本当に一生を影響されるほどの傾倒ぶりだったのだが、私は"八十日間世界一周"の映画音楽はいいなあ、と思っただけで特に気球は興味が持てなかった。




で、感想なわけだが、面白かった。観光映画にもなっていて、今撮るなら全天周型カメラで撮ると物凄くリアルで楽しいだろうと思った。しかも、GPSでルートを記録すればどれだけの距離を何時間かかって通ったかとか、20日目のこの時間はここにいたとか、その時に緯度、経度はここだとか、いわゆるGoogle Street ViewのGoogle Air Street Viewができるんじゃないかと思った。

というか、FMS(FRIGHT MANAGEMENT SYSTEM)と組み合わせれば可能じゃないか。このDBにはかなりいろいろなデータが詰まっているらしいので全部アウトプットすればかなり役に立つのでは、おっとあまり無制限に出すと、ADIZ(Air Defense Identification Zone 防空識別圏)に引っかかって安全管理上、問題か?(uploaded 14/Jul/2017)

それはともかく、空中にはモノがほとんどないのでつまらないと思うかもしれないが、航空ルートはほぼ似通っているので、距離はあってもすれ違うことはあるはずだ。IMAXで見たいなあ。

しかも、主人公であるフォッグ卿よりも彼の召使いである(パスパルトゥー)のほうが活躍するではないか。フォッグ卿はデヴィッド・ニーヴンが演じている。昔、この人よく出ていたよなあ。召使を演じたカンティンフラスは知らなかったけれどメキシコの偉大な俳優、コメディアンらしい。ヒロインはシャーリー・マクレーンが演じていたとは...とにかくいろいろな有名人が出演していてそれを見つける楽しさもある。フォッグ卿のイギリス紳士っぽい描き方より召使いのパスパルトゥーの好奇心丸出し、スケベさ全開さのほうが実に面白かった。

昔の映画は面白い!



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