最初に行ったのは、群馬県みどり市にある"小平鍾乳洞&植物園"。観光洞のためにコンクリートを使用して改造してあり通りやすい。植物園は水がほぼ枯れており湿地の多彩さは期待できない。私たちが寄ったときだけなのかもしれないが...
二番目に寄ったのは、”草木ダム”。渡良瀬川の洪水対策として建設された。まあ、ダム好きの友人は楽しそうだったが...
station of ashiodouzan trolley train
(この時点では長い移動を楽しみにしていたのだが...)
trolley train cab of ashiodouzan
(実際に行きはこの場所で運転はしなかった)
exit of ashiodouzan
(洒落がベタだね)
そこから降りて銅山のとば口に入るのだ。銅山の中は濡れていて、ところどころに人形が置かれており暗がりの中で出会うとぎょっとする時もあり、ちょっとしたホラーハウスの趣がある。構内は今もなかなかの迫力で、当時の鉱夫たちの苦労が偲ばれる。女性も採掘した後の仕事に従事しており、鉱夫ならぬ鉱婦も存在したことに驚いた。女性が山に入るのは落盤タブーだったのかもしれない。博物館もあり見所満載だ。ただ、教科書で必須の暗記アイテムである有名な公害については説明で数秒触れただけで、あまり関わりたくないようだ。2006年に平成の大合併で日光市の一部となった。銅山観光としてちょっとだけ宣伝している。町自体はサビれる一方だ。今度の新一万円の顔は渋沢栄一だが、かれはこの足尾銅山の設立にも関わっているらしい。日本は黒歴史をスルーさせる傾向があるが、きちんと総括して欲しいものだ。欧米ではよくある中立の第三者委員会から何万ページに及ぶ調査報告書というものをこの日本でも見たいものだ。これからも期待薄だろうが...そんなことだから、韓国と朝鮮に何回も蒸し返されるのだと思う。
lion in nikkotoshogu
shrine maidens who take out the coins from the offertory-box
(賽銭を取り出しにくいらしく四苦八苦している姿が面白かった)
そして、この日の夕方着いて宿泊したのだが、それが、大江戸温泉物語グループの”日光霧降”だ。ウイークデイに行ったので、部屋も大きめにしてくれて快適だった。大浴場ほどじゃないが、ほどほどの大きさで露天風呂もあった。高齢の男性ばかりで自分のことはさておき驚いた。食事はバイキングで洋食、中華、和食とボリュームは満点。味は、”東急ハーヴェストグループ”ほどじゃないがまあまあだと思う。中国人の個人観光客もいた。独身の娘と両親、若い娘同士、おばさん同士、という組み合わせも散見した。起床が早い私は、露天風呂付きの朝風呂を楽しんだ後、食事をした。朝食も夕食同様、洋食、中華、和食とバラエティに富んでいる。食事のときの服装も浴衣、外出着どちらでも構わないのでリラックスできる。女性は浴衣だと襟や裾の乱れが気になるものだが、お客に若い男性などほぼ皆無なので何を気にする必要があろうか、という感じで食事中ものんびり楽しんでいたように思う。出掛けには、コーヒーサービスがあり携帯カップにコーヒーを詰めてくれていた。中国人ファミリーが家族分のコーヒーを要求していた。さすがだ。人口が多いため生き残りにいつでも命がけのガツガツした精神は見習いたい。
entrance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri
(大江戸温泉物語グループ日光霧降ホテル出入り口)
appearance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri hotel
(大江戸温泉物語グループ日光霧降高原ホテル外観)
さて、旅行二日目になった。
senjyougahara moor
(戦場ヶ原、友人は昔の写真と比べてこの看板の位置が、向きが、大きさが違うなどと検証していた)
六番目は、”湯守釜屋旅館”。ここは、単純に中学生のときに泊まった旅館がここだからだ。あれから、どれだけ経ったのか感慨深い場所だったので訪れたのだが、懐かしがっていたのは、今回のプランを立てた友人だけだったかもしれない。私はと言えば、当時の硫黄臭さに参った思い出ぐらいか。当時、建設されたばかりの新館に宿泊したと思うが、それがどうなっていたか、もはや外観もぼんやりとしか記憶に残っていない...
このあたりまでが日光周辺の観光地、これから群馬県沼田市へ抜ける”ロマンチック街道”へとわれわれの車は向かってゆきながら途中の観光地を順次楽しむ旅程だ。
kegonnotaki
(昔見た華厳の滝に比べるとなんだか迫力がいまいち)
yutaki
(湯滝)
九番目は、”中禅寺(立木観音)”。ここは、なかなかお勧めだった。自然に生えている巨木を直に彫った観音様を拝める。別院とエレベーターで通路化しており、坊主のセールスをここでもとくと聞かせられる。有難いお守りなど東照宮に負けず劣らず満載だ。
十番目は”半月山展望台”、を目指したのだが、途中で霧が出始めて断念。美しい絶景は見られなかった。天気がいいと素晴らしい所らしい。
さて、これから金精峠に向かっていくのだが、この峠は冬季は閉鎖されるらしい。近くに”かたしな高原スキー場”があるぐらいだから雪深い所のようだ。群馬県側の山肌にはまだ雪が残っていたのも感慨深かった。この峠には、男根を御神体とする金精神社が祀られているそうだ。なぜ、ここに行くことを強引に主張しなかったのか我ながら悔やまれる。下調べもせずぼんやりしていたからなのだが、そんなことに興味ない友人たちからスルーされた...
fukiwarinotaki
(吹割の滝)
fukiwarinotaki2
(吹割の滝2枚目/結構な迫力だった)
numata station
(沼田駅)
十二番目は、このIC近くにある、”栄喜堂工場直売店”に直行したが時間オーバー。閉店時間を過ぎていたようだ。ここは、コンビニ、外食店などに冷凍ケーキや半焼成冷凍パンなどをお得な詰め合わせセットで販売しているとのこと。残念、次の機会にぜひ行ってみたい。
写真は後日貼る予定。とりあえず忘れないようにメモ。
貼った。とりあえず終了。
<13/June/2019 picture uploaded>
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