2020年3月18日水曜日

「自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体」読了。

自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 (講談社現代新書) 」の正体読了。なかなか興味深い内容だった。




地味ながらジャーナリストとしていい仕事をしていると思う。確か、著者の<石井暁>氏が一度ラジオのJ-waveのJAM THE WORLD メイン担当はグローバー。そのUP CLOSEコーナーに出演して話されたので、興味を持ったのが契機だ。その時のインタビュアーは火曜日担当<青木理>氏だったと思う。

「2020年からの新しい学力」読了。立ち読みで十分。

2020年からの新しい学力 (SB新書)」読了。立ち読みで十分。




特に見るべきところは、第三章の”ミネルバ大学”について述べているところ。ここにも書いてあるが、サンフランシスコにある全寮制4年制大学。キャンパスも後者もなし。各都市を巡って、プロジェクトごとに学んでゆく。Project Based Learningというのだそうだ。授業はすべてオンライン。ディスカッション中心。合格率2%。年間授業料は$13,950.寮費は$10,000。

あと読むべきところは、第五章の”子どもが必ず身につけるべき三つのこと”かな。著者は、「想像力」「デザイン力」「自分軸」と言っている。これも、最近よく言われることなのでことさら新しいことを言っているわけではない。

ホリエモンの新刊を読んだほうがよっぽど刺激的かもしれない。

2019年9月11日水曜日

”川井郁子”のシネマ・ファンタジーコンサートに行ってきた。楽しかった。


”川井郁子”のシネマ・ファンタジーコンサートに行ってきた。楽しかった。

2019/9/8紀尾井ホールにて13:30会場14:00開演。2時間ぐらいだったろうか。内容は映画音楽のさわりをバイオリン他で聞かせてくれるものだった。

川井さんはとても上手だった。クラックの名曲ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」、「ボル・ウナ・カベーサ」、情熱豊かな十八番「リベルタンゴ」など。だが、映画音楽はやはり交響楽団で聴きたい、音の厚み、多彩さなどもっと打楽器の音が欲しいところだ。

男もまあまあいた。完全なクラシックファンというよりライトクラシックファンといったほうがいいだろうか。集客もこういうジャンルのほうが集めやすいのだろう。隣りに座っていた初老の男性がオペラグラスでじっと覗き込んでいたのが羨ましかった。今度は必ず忘れないように持っていこう、って彼は何をじっと凝視していたのだろうか。川井さんの絞り上げたグリーンのドレスのウエスト?それともお色直し後に着ていたゆったりとした白いラメ入りのドレス?はたまた、後ろで協奏していた彼女の後輩たち?

協奏していた女性陣だが、顔で採用しているんじゃなかろうか、というほど可愛い女性たちだった。

第一バイオリンの”大倉礼加”<アーツスプレッド所属>小柄で可愛かったなあ。


ドイツ証券/コンサート/百万人のクラシックライブより

第二バイオリンの”マヤ・フレーザー”背が高くてスタイル良かったなあ。


kanadeaより


第三バイオリンの”伊藤綾子”さんは川井さんのちょうど後ろでよく見えなかった、すいません。

そしてハープの”津野田圭”。とっても可愛かった。ハープ奏者の手つきにはいつも見とれる。持ち運び大変だよなあ。飛行機代とか倍以上かかるだろう。


KING RECORDS ×フミナーズより

男性はあまりよく見なかった。ただ、ピアノの”林正樹”さんは全ジャンルでとても上手だった。ジャズは特に良かった。

さてさて、自分なりのクラシック可愛い/美女/スタイリッシュシリーズということで、去年からコンサートに繰り出し始めて2年目、来年も楽しみだ。次は1月だ。

「the four GAFA」読了。面白かった。

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」<スコット・ギャロウェイ7東洋経済新報社>読了。面白かった。



著者のGAFAの人間世界における例えなどとてもうまい表現だった。ただ、アジアの巨人たち、アリババなどの記述は特に際立った記述になっていないのでこちらについては、紙面に入りきらなかったのか、編集者に削られたのか、あるいは研究不足だったのかもしれない。

2019年5月29日水曜日

日光から沼田までロマンチック街道観光地巡りを満喫

日光から沼田まで友人たちと久しぶりにドライブ旅行。

最初に行ったのは、群馬県みどり市にある"小平鍾乳洞&植物園"。観光洞のためにコンクリートを使用して改造してあり通りやすい。植物園は水がほぼ枯れており湿地の多彩さは期待できない。私たちが寄ったときだけなのかもしれないが...

二番目に寄ったのは、”草木ダム”。渡良瀬川の洪水対策として建設された。まあ、ダム好きの友人は楽しそうだったが...

三番目に寄ったのは"足尾銅山"。ここはトロッコに乗って銅山に入るのだが、トロッコは期待した割には数十秒ほどの短い時間の乗車で終わった。ただ、急坂を登るアプト式機関車であったことは機関車好きのもう一人の友人の心に突き刺さっていたようだが...


   station of ashiodouzan trolley train
 (この時点では長い移動を楽しみにしていたのだが...)  


   trolley train cab of ashiodouzan
 (実際に行きはこの場所で運転はしなかった)


  exit of ashiodouzan
 (洒落がベタだね)

そこから降りて銅山のとば口に入るのだ。銅山の中は濡れていて、ところどころに人形が置かれており暗がりの中で出会うとぎょっとする時もあり、ちょっとしたホラーハウスの趣がある。構内は今もなかなかの迫力で、当時の鉱夫たちの苦労が偲ばれる。女性も採掘した後の仕事に従事しており、鉱夫ならぬ鉱婦も存在したことに驚いた。女性が山に入るのは落盤タブーだったのかもしれない。博物館もあり見所満載だ。ただ、教科書で必須の暗記アイテムである有名な公害については説明で数秒触れただけで、あまり関わりたくないようだ。2006年に平成の大合併で日光市の一部となった。銅山観光としてちょっとだけ宣伝している。町自体はサビれる一方だ。今度の新一万円の顔は渋沢栄一だが、かれはこの足尾銅山の設立にも関わっているらしい。日本は黒歴史をスルーさせる傾向があるが、きちんと総括して欲しいものだ。欧米ではよくある中立の第三者委員会から何万ページに及ぶ調査報告書というものをこの日本でも見たいものだ。これからも期待薄だろうが...そんなことだから、韓国と朝鮮に何回も蒸し返されるのだと思う。

四番目は、"日光東照宮"。改修工事もほぼ終了してかなり見所ありだった。ほとんどの観光客が外人だったのには驚いた。堂内の解説が英語で坊主がユーモアを交えてしていたのにもびっくりだった。


 lion in nikkotoshogu


  shrine maidens who take out the coins from the offertory-box
  (賽銭を取り出しにくいらしく四苦八苦している姿が面白かった)

そして、この日の夕方着いて宿泊したのだが、それが、大江戸温泉物語グループの”日光霧降”だ。ウイークデイに行ったので、部屋も大きめにしてくれて快適だった。大浴場ほどじゃないが、ほどほどの大きさで露天風呂もあった。高齢の男性ばかりで自分のことはさておき驚いた。食事はバイキングで洋食、中華、和食とボリュームは満点。味は、”東急ハーヴェストグループ”ほどじゃないがまあまあだと思う。中国人の個人観光客もいた。独身の娘と両親、若い娘同士、おばさん同士、という組み合わせも散見した。起床が早い私は、露天風呂付きの朝風呂を楽しんだ後、食事をした。朝食も夕食同様、洋食、中華、和食とバラエティに富んでいる。食事のときの服装も浴衣、外出着どちらでも構わないのでリラックスできる。女性は浴衣だと襟や裾の乱れが気になるものだが、お客に若い男性などほぼ皆無なので何を気にする必要があろうか、という感じで食事中ものんびり楽しんでいたように思う。出掛けには、コーヒーサービスがあり携帯カップにコーヒーを詰めてくれていた。中国人ファミリーが家族分のコーヒーを要求していた。さすがだ。人口が多いため生き残りにいつでも命がけのガツガツした精神は見習いたい。


 entrance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri
 (大江戸温泉物語グループ日光霧降ホテル出入り口)


 appearance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri hotel
 (大江戸温泉物語グループ日光霧降高原ホテル外観)

さて、旅行二日目になった。

五番目は、”戦場ヶ原”。ここも、中学校の時に来たのだが、ぼんやりとした印象しかない。ただの大きな原っぱにしか思えないからだろう。中学時代大好き友人は修学旅行の時に見た立て札と幾分違うなどと検証していたが...



senjyougahara moor
(戦場ヶ原、友人は昔の写真と比べてこの看板の位置が、向きが、大きさが違うなどと検証していた)

六番目は、”湯守釜屋旅館”。ここは、単純に中学生のときに泊まった旅館がここだからだ。あれから、どれだけ経ったのか感慨深い場所だったので訪れたのだが、懐かしがっていたのは、今回のプランを立てた友人だけだったかもしれない。私はと言えば、当時の硫黄臭さに参った思い出ぐらいか。当時、建設されたばかりの新館に宿泊したと思うが、それがどうなっていたか、もはや外観もぼんやりとしか記憶に残っていない...

このあたりまでが日光周辺の観光地、これから群馬県沼田市へ抜ける”ロマンチック街道”へとわれわれの車は向かってゆきながら途中の観光地を順次楽しむ旅程だ。

七番目は、”華厳ノ滝”。これは、中学校の時の滝と違って迫力が今ひとつになっていた。どうやら、地震で上部の岩が崩れ落ち、途中が塞き止めされてしまったせいらしい。再度、地震があれば途中の岩が崩れ落ちて下までスッキリした絵になるのかもしれない。


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 (昔見た華厳の滝に比べるとなんだか迫力がいまいち)

八番目は、”湯滝”。湯ノ湖が水源だ。ここは、すぐ近くで滝を見られてなかなかの迫力。”華厳ノ滝”よりも間近で見られるのでこちらのほうが迫力があるかもしれない。しかも、結構眺めも綺麗だ。


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 (湯滝)

九番目は、”中禅寺(立木観音)”。ここは、なかなかお勧めだった。自然に生えている巨木を直に彫った観音様を拝める。別院とエレベーターで通路化しており、坊主のセールスをここでもとくと聞かせられる。有難いお守りなど東照宮に負けず劣らず満載だ。

十番目は”半月山展望台”、を目指したのだが、途中で霧が出始めて断念。美しい絶景は見られなかった。天気がいいと素晴らしい所らしい。

さて、これから金精峠に向かっていくのだが、この峠は冬季は閉鎖されるらしい。近くに”かたしな高原スキー場”があるぐらいだから雪深い所のようだ。群馬県側の山肌にはまだ雪が残っていたのも感慨深かった。この峠には、男根を御神体とする金精神社が祀られているそうだ。なぜ、ここに行くことを強引に主張しなかったのか我ながら悔やまれる。下調べもせずぼんやりしていたからなのだが、そんなことに興味ない友人たちからスルーされた...

十一番目は、沼田市にある”吹割の滝”。この時は、水量があったせいか、素晴らしい迫力だった。正直言って、大分県にある”原尻の滝”のほうが大きいとは思った。とはいうものの、ここはここで川っぽい滝だがすぐ間近で見られるだけに迫力は格別だ。


 fukiwarinotaki
 (吹割の滝)


 fukiwarinotaki2
 (吹割の滝2枚目/結構な迫力だった)


さて、帰りは沼田市を少しブラついた後、関越自動車道に入って途中の三好PAにて清算を済ませて、スマートICから出た。


 numata station
 (沼田駅)

十二番目は、このIC近くにある、”栄喜堂工場直売店”に直行したが時間オーバー。閉店時間を過ぎていたようだ。ここは、コンビニ、外食店などに冷凍ケーキや半焼成冷凍パンなどをお得な詰め合わせセットで販売しているとのこと。残念、次の機会にぜひ行ってみたい。

写真は後日貼る予定。とりあえず忘れないようにメモ。

貼った。とりあえず終了。
<13/June/2019 picture uploaded>



フィアットやるなあ

それにしても、フィアットの動き素早い。自動車産業の未来に悲観的な会長、慧眼だ。どうやって、延命させるか、そのためには何をすべきかよくわかっている。ルノー、日産の硬直状態を軟化させるベストな案件を提案してくれた。最初から小さい三菱はブランドを希少価値に高められるが、中途半端に大きい日産はゴーンに利用されるだけ利用されて搾り取られているから、余力とヤル気がまだ残っているかどうかだ。両社ともアジアのローカルブランドとして生き残るしかないだろう。

野党も自民党を真似ればいいのに...

自由民主党は、本来野党がやるべき案を次々と自民党風に骨無しで実現させているのだから、逆に野党は自民党風になればいいのに、とか思う。まったく同じでもいいんじゃないかと。姿勢を左右のどちらかに寄せるだけだろう。政治は政権をとってなんぼだろう。政党主張をするのはいいけれど、ポリティカルマーケティングの巧拙の問題なのに、論争に時間をかけすぎたり、それで行動が遅れたり、内部争いまでなったりするから国民に厭きられるのだと思う。みんな安定した経済と日々の生活が大事なのだから、経済対策の骨子をまずブチ上げることが肝腎で、外交政策についても自民党がやるやる詐欺に陥っているのだから、同じことを主張してもいいじゃないか。どうせ、安倍首相は外交で転ぶだろう。経済はデータを誤魔化して偽装化することはできても、外交は相手があることだし結果が惨めに出るから。

最近、国民民主党がやっと目覚めてくれたようだ。現・岸田首相が継いだ宏池会と近いだけに当然と言えば当然の成り行きだが。<uploaded 12/Jun/2022 >