2014年10月24日金曜日

「理系クン 夫婦できるかな?」をブックオフで買ってきたものを読ませてもらったけれど相変わらず面白かった

 理系クン 夫婦できるかな?<高世えり子/文藝春秋>を読んだけれど、ほんとアルアル話で面白かった。同じ作者が描いた理系クンも面白かった。理系クン 結婚できるかな?は立ち読みした。結構、人気のようでまだ価格が高止まりしているので100円になったら購入するだろう。


「理系クン 夫婦できるかな?」


 それでも主人公の夫は学生時代の縁を大事になんとか育んでこれたのと、作者の父親がエンジニアだったので尊敬の念を恋人に持てたというのも大きいだろう。こういった機会がないと一生独身のまま終わるだろうからなあ。ただ、主人公の夫はよく努力していたと思う。デートをしながら女という生物のデータ入力、分析、とフィードバックを繰り返したので対女性のスキルが上がっていったのだろう。とってもよく勉強した人に言えるのだけれども、学校のお勉強は本でもできるけれど、女性の勉強は実地でなければできないからねえ。昔と違って今はお節介な異性紹介おばさんが減ったからね。作者の高世えり子さんの二身等キャラもユーモラスで可愛くてよかったと思う。夫の協力もナイスアドバイス。ほうほう今度は育児マンガにも進出ですか、タレントの営業パターンと同じで順調ですね。

「マンガで分かる診療内科」1,2,3をブックオフで買ったらまあまあ面白かった

 マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)を100円で買って読んだのだが、なかなか面白かった。吉本の若手漫才をマンガで笑うって感じかな。マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)マンガで分かる心療内科 3 (ヤングキングコミックス)あたりから早くも少しダレ気味。けれども、このシリーズ11までリリースされているようだ。


「マンガで分かる診療内科 1」

他に、モテるマンガ 1 (ヤングキングコミックス)も買って読んだのだが、これもまあまあ面白かった。実際にはこれが面白かったので、心療内科シリーズを買ってみたのだ。なんだか原作者のゆうきゆうが経営しているゆうメンタルクリニックの宣伝本を読まされているみたいで見事に販売戦略に乗ってかってしまった感じもするけれど、面白かったので良しとしよう。最近では、ゆうスキンクリニックという病院も開院して多角経営万歳という感じでなかなかの商売人のようだ。作画のソウさんの力も大きいね。親しみのあるキャラだなあ、と思っていたら進研ゼミのDMに毎回描かれてある販促マンガを描いていた人だったんだね。

「テルマエ・ロマエ」Ⅳ,Ⅴをブックオフで買って読んだけれど相変わらず面白かった

 テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)面白かった。テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)も当然面白かった。ヤマザキマリさんはサイコー!さすが夫がイタリア人だけのことはあるってそれほど関係ないか。映画も好評らしいが見たことはない。


「テルマエ・ロマエ Ⅱ」


 ローマのことを考えていると、いつも図書館に行くたびに、塩野七生さんが書いたローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)を全部読んでみたいと願うのだがなかなか手に取る勇気が出ない。なぜなら、新潮文庫で全43巻もあるからだ。いったいいつ読み終えることができるんだ...と嘆息...

 今回は主人公のローマ風呂の設計技師であるルシウスに恋人さつきちゃん=ディアナ出現で大いに盛り上がる。なぜ、別名ディアナなのかはこのシリーズをずっと読んでいないとわからない。マリさんの漫画は妙にリアルだから面白い。日本の漫画は二次元的なキャラクターが多いのに対して、彼女の描く人物のリアルさは西洋テイストなのだが、テイスト止まりで抑えているため読みやすいのだろう。日本人はこういう勤勉で才能もあるんだけれど融通が利かない主人公って昔から大好きだからね。共感を呼ぶのかな。

「花のズボラ飯」1,2を読んで実際こんな妻だったらヤダなーと思った

 花のズボラ飯を読んだけれど面白かった。花のズボラ飯(2)も面白かった。画は水沢悦子。原作は、久住昌之。孤独のグルメ (扶桑社文庫)で人気沸騰中。TV東京でドラマ化されて、これも人気が高い。画は谷口ジロー。新装版 不機嫌亭漱石 『坊っちゃん』の時代 第五部は面白かった記憶がある。


「花のズボラ飯 1」


 さて、中身だが画はごちゃごちゃしている。細部まで描きこんであるのでこれはこれでいいと思うのだが、嫌いな人はいるだろう。主人公のキャラクターは実際いるでしょ、と思わせるリアルっぷりで悪くない。妻がリアルでこれだったらイヤだけれど...一人暮らしの女性で狭い部屋に住んでいると、手が届く半径1m以内にすべてのものが置いてあるという状況は実際ある。経験者は語れるはず。いや、実際経験したことがある。足の踏み場がないという部屋は男友達にはよくあるし、玄関の鍵をかけない男というのも結構いる。盗まれるようなものなどない、と本人は言っていたが、なるほど本当に何もなかった。今、思えばあいつはいったい教科書とか買っていたのだろうか?ギターしかなかったのをよく覚えている。

 ズボラ飯だが、いくつかは実際に作ってみた。まあ、普通に食える。もちろん、サッポロ一番の塩ラーメンなど同じようなレシピで昔から作っていたので、言われるほど旨いか、というとむしろ食べ飽きているぐらいだ。主人公の花ちゃんは、よく独り言を言う。寂しいと確かに独り言は多くなるが、この独り言が結構楽しい。男並みの愉快さなのでこの本は男が読んでも大変面白い。昔、大東京ビンボー生活マニュアル(1) (ワイドKCモーニング)(前川つかさ)という漫画があったがそれにも通じる食漫画だ。

2014年10月7日火曜日

日本人旅行者がエボラ感染の疑いで入院―インド...って俺なんか...

日本人旅行者がエボラ感染の疑いで入院―インド...って俺なんか...昔、タイに旅行したときに調子に乗って不衛生な屋台でウマイ!ウマイ!とか言ってパッタイを頬張ったり、面白い!とか言っては、ビニール袋に入れたコーラとかガブガブ飲んでいたら、腹痛を起こしてホテルのベッドの上でうんうん唸りながら、タイの医者の処方を受けた。なんとか帰国できそうな状態になったのでホテルを後にした。だが、成田空港で素直に腹痛の申請をしたら、しばらく足止めをくらったことがある。なんとか自宅に戻れたけれど、その夜中物凄い腹痛で死ぬ思いだった。翌日這うようにして墨東病院感染症科に行ったら、エイズの疑いがあるとかで薄暗い部屋で精密検査を受ける羽目になった。緊張でビビったせいか、検査が終わる頃には下痢もおさまっていた。結局のところタイで多くの旅人がかかる急性下痢症で抗生物質を処方されたら、この騒ぎもあっけなく収束した。

 つまり、これは笑い話で済んだが、今後はエボラ感染で足止めされるケースが多数出てくるのかもしれない。

2014年10月5日日曜日

AKB48の自分の押しメンはとってもロリ可愛い市川美織チャンなのだが...


 AKB48の自分のイチ押しは市川美織チャンなのだが...他の人たちと話していて知っている人が誰もいなくてとても悲しかった。しかし、数年前と比較すると50位以内ぐらいまで上がってきたようだし、最近は少し嬉しい。レモンちゃんがウリなのだが、なぜレモンなのかいまだによくわからない。まあ、可愛いから許す。ロリロリしているのは身長のせいもあるだろうが、最近なんだか身長が伸びたとかで、20歳になっても伸びるのか不思議だけれど、まあいいや。小顔はスゴイね。ちなみに二番目のイチ押しは、小嶋陽菜だけれど、この子も他の人と意見があったことはない。特に、女性と話していると、やっぱり男ねえ、とかいう顔される。いや、もちろんスタイル評価だけだから、それは否定しないけれど...今、気づいたけれど両者ともプロダクション尾木なんだねえ。おお、私の好きな華原朋美=トモちゃんも所属しているのか!華原朋美 - 夢やぶれて-I DREAMED A DREAM- (ワンカットver.)は良かったね。



市川美織プロフィール
画像は市川美織オフィシャルBLOGより


 画像はanan/マガジンハウスサイトより小嶋陽菜


     




  華原朋美 - 夢やぶれて-I DREAMED A DREAM- (ワンカットver.) 

前はスマイレージ派だったのだが、最近はメンバーがまた増えてしまってついていけない。可愛くなるのはいいんだけれど、なんだかなあ。













 画像はHELLO! PROJECT MEMBER 公式サイトより


というわけで、萌えメモ。

「さっさと不況を終わらせろ」をさっさと読めずにやっと読了

 さっさと不況を終わらせろ<ポール・クルーグマン/早川書房>を半年かかってやっと読了。なんだか安倍首相が第一の矢とか第二とか第三の矢とか言っているものだから、この本がちょっと古く思えちゃってなかなか読む気になれなかったが、読んでみるとまあシンプル。ケインズが主張しているように大型の景気刺激策をやりなさいよ、金融政策と財政政策でね、という論旨なわけだ。戦争もある意味大型のインフレ策、景気刺激策ですよ、と。


「さっさと不況を終わらせろ」


 けれども、戦争に関しては納得できない。まず、戦争には膨大な戦費が必要だ。戦争後に、その投資を企業はゼロにはしないだろう。その後もずっと世界中の戦争をビジネスチャンスと見て商機を伺うだろう。いや、戦争になってくれれば嬉しい。さらに言えば、戦争になるように仕掛ければさらによい。戦争に密かに裏から加担すればいいのだから。自国の戦争の場合は勝てばそりゃ景気刺激になるだろうけれど、負ければどれだけの賠償金が待っているかわからない。精神的にも屈折する話だ。だからというわけではないだろうが、安倍首相も戦争気分だけ演出して戦争自体はナンセンスと思っているのかもしれないが、戦争はどういうきっかけで勃発するかわからないのが怖いところだし、他国が戦争するように仕向けるかもしれないわけだし、けれども戦争で儲ける人間は必ずいるわけで...そうこう考えるよりももはやなったらどうする、なる前にどうするという行動がもはや必要な時かもしれない。