2016年9月17日土曜日

「連邦刑務所から生還した男」を読むとやはり刑期短縮も金次第だなあと思う

連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ (幻冬舎アウトロー文庫)<山平重樹/幻冬社>をたまたま読んでみたがなかなか面白かった。当時のFBIのヤクザ認識はこの程度だったんだと思うとなにかおかしい。そうすると、三浦和義の自殺当時の刑務所環境はなんだったのだろう



確か、この本の主人公については報道を通じてハワイで逮捕された、というニュースを見たような気がする。それにしても、なかなか得がたい体験だと思うし、主人公のポジティブぶりにも驚きだが最終的には頼りになるコネクションと金が必要であることがわかる。組長なだけにそこは豊富で助かっている。

それと、この出版社である幻冬社からアウトロー文庫としてこのような本が出版されていることを始めて知って驚いた。このジャンルを見つけるなんてなかなか抜け目ない。けれども、"週刊大衆"の双葉社や:アサヒ芸能"の徳間書店はいったい何をやっているんだ!双葉社は出してないわけではないが、シリーズをまとめたネーミング化で後れをとったようだ。確かに、"アウトロー文庫"とはうまく表現したものだ。アサヒ芸能は全くシリーズ化されていないようだ。そういうコンプライアンスなのだろうか。

2016年9月15日木曜日

先週、皮膚科に行ったら小さな女の子に"じいじ"と言われた...トホホ...そんな年齢なんだなあ

先週、皮膚科に行ったら2歳ぐらいだろうか、小さな女の子に"じいじ"と言われた。薄くなった頭髪を見て言ったのか、遠視用メガネをかけて本を読んでいたのでそう見えたのか、いずれにしろ彼女のじいじと同じぐらいの年齢に見えたのだろう。

お嬢ちゃん、間違ってはいないよ、そう見えたのならば、年齢的にいってもそれほど間違いではないよ、ただね、正確に言うと孫はいないんだけれどね...はあ

「ゲノム編集の衝撃」を読んだけれど劇的に遺伝子編集ツールが進化したようだ

ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー<NHKゲノム取材班/NHK出版>を読んだけれど劇的に遺伝子編集ツールが進化したようだ。

TVで放送されたものをまとめて文書化したものなので、書籍というよりTV解説本に近い内容だったが、見てなかったので助かった。



ゲノム編集の衝撃

一番驚いたのは、ツールであるCRISPR-Cas9(クリスパーキャス9)システムによって作られた膨大な遺伝子サンプルがAmazonのようなポチッとなシステムで購入できるという点だった。さすがアメリカ、イージーコントロールにしてマーチャンダイズするところは恐ろしく巧みだ。

北方領土問題の交渉はすでに片が付いていて発表時期を協議しているだけ?

安倍首相がロシアのプーチン大統領と北方領土問題の交渉を引き続きしているが、すでに2+2で決着していて、発表時期を彼らの都合のいい日程、たとえば憲法改正、に合わせようとしているだけだ。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島のうち、色丹島、歯舞群島は小さい島である上に、地政学上の重要性はないのでロシアも返還するが、他の島は大きく島と周辺部のエネルギー開発、潜水艦の通り道ということも考えると容易ではないが、香港返還のように年数を区切って1945年のポツダム宣言から100年、つまり2045年で返還といきたいところだが、プーチンの年齢を考えると二島返還日から100年とかになりそうだ。いずれにしろ、ロシアからすればあらゆる条件付きで返還条約をするより、ずるずる引き延ばして経済的支援をだらだらと取り付けたいところだ。ロシアが一度手に入れた物をそうやすやすと返還するわけがない、クリミア半島を見ればわかるように、軍事上の要衝は絶対に取り返す気満々だ。日本政府が下田条約の時に戻って、樺太を雑居地とするのかどういう下交渉をしているのか見ものだ。それにしても、雑居地とした場合、どういう政治経済システムとなるのか見てみたい気もする。

以上、推測でした。



長野の帰りにSAで"りんごのオムレット"を購入したがフツーの味だった

この間、長野の帰りにSAに寄ってお土産を品定めしていた時に、美味しそうなパッケージデザインだったので選んでみた"りんごのオムレット6個入り"だがフツーの味だった。


りんごのオムレット

だいたい、SAのお土産でアタリと思う品はほとんど見当たらず、老舗の定番がイチバン妥当だと思う。もちろん、今人気のナントカという宣伝文句に釣られて購入したものは確かにほどほど美味しいがとりたて感動というほどのものでもない。


   りんごのオムレット(食べた後)

たとえば、博多通りもんが今お土産では人気だというので購入した時もそうだ。確かに、西洋和菓子という名の通り、面白い組み合わせだが一回食べればいいかな、という感じだった。しろ餡はやはり大判焼きを食べるのがイチバン美味しいだろうと今でも思う。もちろん、これは個人的な体験にもよるのだろうが。小学生の時に英語の塾の帰りに、おばあちゃんが焼くみたらし団子、バス停でバスを待つ間に食べるあんこやしろ餡の大判焼きなどは今思い出してもその時の風景とともに鮮やかに蘇る。

これは舌が肥えたのか衰えたのか、食に興味がなくなりつつあるのか、原体験に回帰しつつあるのかよくわからないが、元々食には食べ歩きするほどの興味はないせいかもしれない。というよりも、どうして皆あれほど食にご執心なのかがわからない。もちろん、普段からこの混合米はやはり単一米よりあまり美味くないなあ、とか、うへっ、このスーパーの鰻、最悪、ゴムみたい、とか、ゲホッ、このロッテチョコパイのアジアンフェイクぱさぱさ、とか程度はしょっちゅう感じたりするが、だからといってもう絶対買わない、ではなく、むしろ、次はどんなヘンな味がするんだろう、という好奇心のほうが勝るので激マズ食品も逆にワクワクするぐらいだ。






2016年8月22日月曜日

「彼女のひとりぐらし」を読んでみたけれど独女妄想に溢れていて面白かった

彼女のひとりぐらし (1) (バーズコミックス デラックス)を読んでみたけれど独女妄想に溢れていて面白かった。三巻まで出ていて結構重版もかかっている。男女とも意外と共感を呼ぶのかもしれない。独男も似たようなものだから、まいいか。


彼女のひとりぐらし一巻

2016年8月21日日曜日

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた。弟から、このショーは入場券のみで入れるのでぜひ見て欲しい、と聞いていたので入園後、真っ先にここに到着。席は映画館のように有料席と無料席に分かれていたが、私は当然無料席の一番いい席を確保。

当日は、チームフラワーによる「LIE&TRUTH~孤高の花~」を観劇。55分ぐらいなのだが旅行中の身には有難い時間だと思う。しかも、一日二回公演するという。あの運動量で二回もするのか、と思うと驚嘆だ!そして、これは弟も言っていたのだが、本場の宝塚で安い入場料で見ると高い位置から豆粒のような彼女らをオペラグラスで見るしかないのだが、ここではすぐ近くから登場したり踊ってくれたりするので非常に距離が近い。これは嬉しい。まるでAKB48劇場ではないか!!とか言って行ったことないけど...

当日の主役は男役の伊織はやと(いおりはやと)さん、娘役は深佳さえ(みよしさえ)さん、脇役に青蘭そら(せいらそら)さん、海夏人蒼馬(みなとそうま)さんら。私は、青蘭そらさんがオシメンだった。細身でスタイルもいいし、小顔だし、踊りのキレも抜群だった。若いってこういうこと?迫力さえ付けばこれから伸びる逸材だと思う。主役の苦労人、伊織はやとさん(OSK日本歌劇団出身)はさすがに別格の威厳だった。劇団併設の養成所「ハウステンボス歌劇学院」出身者がじわじわと登用されているらしいので、いずれ世代交代の中で脇を固める人たちがこういった主役へと登りつめるのだろう。海夏人蒼馬さんは男役、娘役も演じてきたらしいが、妙に胸が盛り上がっていて気になった。胸が大きくてサラシを巻いても隠せないぐらいなのだろうか?こんなところが男視点か?深佳さえさんは娘役らしく愛らしく可愛かった。いずれにしろ、私の大好きな髪型である男役のベリーショートを堪能できた一日だった。女性のベリーショートは萌える!!!

彼女たちのプロフィールを調べていて、この歌劇団は当初OSK日本歌劇団出身者と宝塚出身者で構成されていたらしい。OSK日本歌劇団出身者は劇団が廃止になったりしてそれなりに苦労してきたようだが、それでもこうやって演じ続けているところを見ると、このお仕事が好きなんだなあ、と思う。

帰り際、出演者の皆様が宿舎に帰る途中に遭遇したのだが写真に撮られることを想定してか、顔は厚塗りの化粧のままだったのでビックリしたが体型は女性のそれでホッとすると同時に愛らしく感じたのだった。なんか可愛い!!!!!

さて、その他の施設だがこれは巨大お土産施設といったところで何も買う気がなかった私にとって無縁な場所。タワーシティにドムトールン展望室があり周辺を一望できるのでこれは訪れておきたい。入場券だけで入れる。ぐるっと周りを取り囲む小さなゴンドラ用河川(?)はドブの臭いがしてくる上に透明度もない、まして船乗りが歌を歌ってくれるわけでもないので全く乗る必要なし。せめてベネチアのプロの船乗りぐらいになって欲しいものだ。ハウステンボス歌劇団のお気に入りの出演者が劇中歌と同じ歌を歌いながら漕いでくれるんだったら私はお金を払っても乗るのだが...あと臭いドブ川をなんとかしてほしい。プールもあったがまあどうでもいい。また、期間中昆虫の展示会もあった。


  ハウステンボス/ドムトールン展望室よりマリーナ方面
  (窓からなので少し反射しています)



  ハウステンボス/風車

あと一点、福岡から長崎までは意外に遠い!!!また、長崎の高速道は高架が入り組んでいてわかりにくい。帰りに二回高速道に入りそこないぐるぐる迂回する羽目に...その他の長崎市内の見物はカット。日帰りはツライよ。

こうして、長崎を見ていると不思議なことに気がついた。ハウステンボスは長崎市の手前にあって、栄えている街を見て長崎市かなと思った所は佐世保市だったのだ。長崎市はまだずっと先にあった。なぜ、こんな先っぽにあるのだろうか。出島は島の突端にあるのかと思っていたらずっと内陸に近い所だった。

そうすると、原爆はなぜ造船の栄えた佐世保市ではなく市民が多い長崎市に落としたのか?長崎はキリスト信者が当時の日本でもおそらく多いほうだったろう。それをアメリカ側が知らないはずはなかろう。また、広島の原爆はなぜ工場が多くある呉市ではなく市民の多く住む広島市だったのか?日本が降伏するのはすでにわかっていながら、原爆の一般市民へのデータ収集のため、ロシアへの牽制と一石二鳥を狙ったのか、などの諸説が真実味を帯びてくる。

この年齢になるまで長崎の地理をしげしげとよく見ることはなかったのだが、改めてよく眺めてみるだけでもいろいろなことが疑問として次々と沸き起こってくる。そして、このことに無関心、無知だったことを大変恥ずかしく思う。

そうそう、さらにもう一つ。ハウステンボスの先に長崎バイオパークという動植物公園があるようだ。シマウマ、サイ、ラマ、フラミンゴなど85種あり、ラッコ、カピバラもいるとのこと。大人1,700円、小人800円なので近くの人には楽しいかもしれない。

今春。弟がまた行ったらしいが歌劇団しか見なかったらしい。いっそのこと、歌劇団しか見ない人のための観劇料を別に設定したらどうなんだろう。遊園地なんかには一切興味がないという人たちや、一度行ったからもういいや、という人もいるだろうに。大阪にあるUSJと違って、頻繁に施設更新や新コンテンツによる入れ替えなどを行っていないのではないのだろうか?<2020/5/25追記>