ダイエー
2001年:ローソン株式譲渡
2002年:プランタン銀座株式譲渡
2005年:福岡ダイエーホークス株式譲渡
2007年:イオン&丸紅資本・業務提携
マイカル
2001年:破綻→イオン支援
2003年:イオン完全子会社
2005年:再建完了
2011年"イオンリテールが吸収合併
SHOP99
1996年:オープン
2000年:ベストより独立
2001年:SHOP99にコンセプト統一
2007年:ローソンと業務・資本提携
2008年:ローソンの連結子会社になる
2010年:ローソンの完全子会社↓
ローソン
1975年:オープン
1996年:株式会社ローソンに正式名称/6,000店
1998年:売り上げ1兆円
2000年:三菱商事業務提携
イオン
2000年:ヤオハンがイオングループ入り
2001年:ジャスコからイオングループと正式名称へ
2002年:イオンモール上場
まいばすけっと
2005年オープン
2014年:500店
アコレ
2015年:分社化
ミニストップ
1980年:オープン
1994年:500店
2004年:1,500店
2011年:2,056店/国内外で4,000店
セブン-イレブン
1974年:国内オープン
1980年:1,000店
1984年:2,000店
1987年:3,000店
1990年:4,000店
1995年:6000店
1997年:7,000店
1999年:8,000店
2002年:9,000店
2003年:10,000店
これを見るとわかるように2001年という年はスーパーマーケットにとって激動の年であったことがわかる。イオンはマイカルの破綻処理で手一杯だったのだろう。丸紅との業務提携関係から規模としてマイカルを選択したのだろう。
だが、セブン-イレブンが当時、着々と店舗数を伸ばしていたのはわかっていたことだ。どう考えても、コンビニを軽視していたと思われる。売り上げの規模が重視される社風であったに違いない。また、各関連会社を吸収したり合併させることでかなり経理操作をしただろう。あるいは、コンビニを増やすことがスーパーマーケットとのカニバリズムに陥ることを恐れたのかもしれない。かなりの中小スーパーマーケットと資本・業務提携したり子会社化してきたイオンだけに、利益相反だと指摘され離反することを恐れていたのかもしれない。
今後、セブン&アイ・ホールディングスがイトーヨーカドーを処分して身軽になることを考えると、イオンの重厚長大ぶりが目立つことになるだろう。どうも、イオンはいくつも中小のスーパーやミニスーパーなどを作った後でまとめてしまえばいい、と考えている節がある。もはや、これは企業文化としか思えない。
セブン&アイと三井物産、ローソンと三菱商事、ファミリーマートと伊藤忠商事、イオンがこのまま蚊帳の外でガマンしているはずがない。
それにしても、ダイエーはダイエーを売り払ってローソンだけを残しておけば、と思わざるを得ない。
そうしたら生き残れていたのだろうか。それもできないほど財務が傷ついていたのだろうか。小売業界に出入りしていた自分にとって残念でならない。マイカルの社員食堂がイチバン美味かった!
どれだけ田舎に行ってもコンビニだけは点在するようになった今、足腰の弱った老人、または移動手段のない人間にとって、自動運転の乗り合いバスや乗り合いタクシーだけが本当に最後に克服すべきラストマイルとなりそうだ。2020年を待たずして自動車の電気化とガーベッジ化が同時進行で進みそうだ。
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