著者のGAFAの人間世界における例えなどとてもうまい表現だった。ただ、アジアの巨人たち、アリババなどの記述は特に際立った記述になっていないのでこちらについては、紙面に入りきらなかったのか、編集者に削られたのか、あるいは研究不足だったのかもしれない。
常日頃の備忘録。どこかに行ったり、食べたり、本を読んだり、友と語らったり、映画を観たりしてインスパイヤーされたことなどを綴っていく個人的感想集です。タイトルは、これまで突っ走ってきたけれどまだ残りの人生があるだけめっけもんということからつけました。
2019年9月11日水曜日
「the four GAFA」読了。面白かった。
「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
」<スコット・ギャロウェイ7東洋経済新報社>読了。面白かった。


著者のGAFAの人間世界における例えなどとてもうまい表現だった。ただ、アジアの巨人たち、アリババなどの記述は特に際立った記述になっていないのでこちらについては、紙面に入りきらなかったのか、編集者に削られたのか、あるいは研究不足だったのかもしれない。
著者のGAFAの人間世界における例えなどとてもうまい表現だった。ただ、アジアの巨人たち、アリババなどの記述は特に際立った記述になっていないのでこちらについては、紙面に入りきらなかったのか、編集者に削られたのか、あるいは研究不足だったのかもしれない。
2019年5月29日水曜日
日光から沼田までロマンチック街道観光地巡りを満喫
日光から沼田まで友人たちと久しぶりにドライブ旅行。
最初に行ったのは、群馬県みどり市にある"小平鍾乳洞&植物園"。観光洞のためにコンクリートを使用して改造してあり通りやすい。植物園は水がほぼ枯れており湿地の多彩さは期待できない。私たちが寄ったときだけなのかもしれないが...
二番目に寄ったのは、”草木ダム”。渡良瀬川の洪水対策として建設された。まあ、ダム好きの友人は楽しそうだったが...
三番目に寄ったのは"足尾銅山"。ここはトロッコに乗って銅山に入るのだが、トロッコは期待した割には数十秒ほどの短い時間の乗車で終わった。ただ、急坂を登るアプト式機関車であったことは機関車好きのもう一人の友人の心に突き刺さっていたようだが...

station of ashiodouzan trolley train
(この時点では長い移動を楽しみにしていたのだが...)

trolley train cab of ashiodouzan
(実際に行きはこの場所で運転はしなかった)

exit of ashiodouzan
(洒落がベタだね)
そこから降りて銅山のとば口に入るのだ。銅山の中は濡れていて、ところどころに人形が置かれており暗がりの中で出会うとぎょっとする時もあり、ちょっとしたホラーハウスの趣がある。構内は今もなかなかの迫力で、当時の鉱夫たちの苦労が偲ばれる。女性も採掘した後の仕事に従事しており、鉱夫ならぬ鉱婦も存在したことに驚いた。女性が山に入るのは落盤タブーだったのかもしれない。博物館もあり見所満載だ。ただ、教科書で必須の暗記アイテムである有名な公害については説明で数秒触れただけで、あまり関わりたくないようだ。2006年に平成の大合併で日光市の一部となった。銅山観光としてちょっとだけ宣伝している。町自体はサビれる一方だ。今度の新一万円の顔は渋沢栄一だが、かれはこの足尾銅山の設立にも関わっているらしい。日本は黒歴史をスルーさせる傾向があるが、きちんと総括して欲しいものだ。欧米ではよくある中立の第三者委員会から何万ページに及ぶ調査報告書というものをこの日本でも見たいものだ。これからも期待薄だろうが...そんなことだから、韓国と朝鮮に何回も蒸し返されるのだと思う。
四番目は、"日光東照宮"。改修工事もほぼ終了してかなり見所ありだった。ほとんどの観光客が外人だったのには驚いた。堂内の解説が英語で坊主がユーモアを交えてしていたのにもびっくりだった。

lion in nikkotoshogu

shrine maidens who take out the coins from the offertory-box
(賽銭を取り出しにくいらしく四苦八苦している姿が面白かった)
そして、この日の夕方着いて宿泊したのだが、それが、大江戸温泉物語グループの”日光霧降”だ。ウイークデイに行ったので、部屋も大きめにしてくれて快適だった。大浴場ほどじゃないが、ほどほどの大きさで露天風呂もあった。高齢の男性ばかりで自分のことはさておき驚いた。食事はバイキングで洋食、中華、和食とボリュームは満点。味は、”東急ハーヴェストグループ”ほどじゃないがまあまあだと思う。中国人の個人観光客もいた。独身の娘と両親、若い娘同士、おばさん同士、という組み合わせも散見した。起床が早い私は、露天風呂付きの朝風呂を楽しんだ後、食事をした。朝食も夕食同様、洋食、中華、和食とバラエティに富んでいる。食事のときの服装も浴衣、外出着どちらでも構わないのでリラックスできる。女性は浴衣だと襟や裾の乱れが気になるものだが、お客に若い男性などほぼ皆無なので何を気にする必要があろうか、という感じで食事中ものんびり楽しんでいたように思う。出掛けには、コーヒーサービスがあり携帯カップにコーヒーを詰めてくれていた。中国人ファミリーが家族分のコーヒーを要求していた。さすがだ。人口が多いため生き残りにいつでも命がけのガツガツした精神は見習いたい。

entrance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri
(大江戸温泉物語グループ日光霧降ホテル出入り口)

appearance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri hotel
(大江戸温泉物語グループ日光霧降高原ホテル外観)
さて、旅行二日目になった。
五番目は、”戦場ヶ原”。ここも、中学校の時に来たのだが、ぼんやりとした印象しかない。ただの大きな原っぱにしか思えないからだろう。中学時代大好き友人は修学旅行の時に見た立て札と幾分違うなどと検証していたが...

senjyougahara moor
(戦場ヶ原、友人は昔の写真と比べてこの看板の位置が、向きが、大きさが違うなどと検証していた)
六番目は、”湯守釜屋旅館”。ここは、単純に中学生のときに泊まった旅館がここだからだ。あれから、どれだけ経ったのか感慨深い場所だったので訪れたのだが、懐かしがっていたのは、今回のプランを立てた友人だけだったかもしれない。私はと言えば、当時の硫黄臭さに参った思い出ぐらいか。当時、建設されたばかりの新館に宿泊したと思うが、それがどうなっていたか、もはや外観もぼんやりとしか記憶に残っていない...
このあたりまでが日光周辺の観光地、これから群馬県沼田市へ抜ける”ロマンチック街道”へとわれわれの車は向かってゆきながら途中の観光地を順次楽しむ旅程だ。
七番目は、”華厳ノ滝”。これは、中学校の時の滝と違って迫力が今ひとつになっていた。どうやら、地震で上部の岩が崩れ落ち、途中が塞き止めされてしまったせいらしい。再度、地震があれば途中の岩が崩れ落ちて下までスッキリした絵になるのかもしれない。

kegonnotaki
(昔見た華厳の滝に比べるとなんだか迫力がいまいち)
八番目は、”湯滝”。湯ノ湖が水源だ。ここは、すぐ近くで滝を見られてなかなかの迫力。”華厳ノ滝”よりも間近で見られるのでこちらのほうが迫力があるかもしれない。しかも、結構眺めも綺麗だ。

yutaki
(湯滝)
九番目は、”中禅寺(立木観音)”。ここは、なかなかお勧めだった。自然に生えている巨木を直に彫った観音様を拝める。別院とエレベーターで通路化しており、坊主のセールスをここでもとくと聞かせられる。有難いお守りなど東照宮に負けず劣らず満載だ。
十番目は”半月山展望台”、を目指したのだが、途中で霧が出始めて断念。美しい絶景は見られなかった。天気がいいと素晴らしい所らしい。
さて、これから金精峠に向かっていくのだが、この峠は冬季は閉鎖されるらしい。近くに”かたしな高原スキー場”があるぐらいだから雪深い所のようだ。群馬県側の山肌にはまだ雪が残っていたのも感慨深かった。この峠には、男根を御神体とする金精神社が祀られているそうだ。なぜ、ここに行くことを強引に主張しなかったのか我ながら悔やまれる。下調べもせずぼんやりしていたからなのだが、そんなことに興味ない友人たちからスルーされた...
十一番目は、沼田市にある”吹割の滝”。この時は、水量があったせいか、素晴らしい迫力だった。正直言って、大分県にある”原尻の滝”のほうが大きいとは思った。とはいうものの、ここはここで川っぽい滝だがすぐ間近で見られるだけに迫力は格別だ。

fukiwarinotaki
(吹割の滝)

fukiwarinotaki2
(吹割の滝2枚目/結構な迫力だった)
さて、帰りは沼田市を少しブラついた後、関越自動車道に入って途中の三好PAにて清算を済ませて、スマートICから出た。

numata station
(沼田駅)
十二番目は、このIC近くにある、”栄喜堂工場直売店”に直行したが時間オーバー。閉店時間を過ぎていたようだ。ここは、コンビニ、外食店などに冷凍ケーキや半焼成冷凍パンなどをお得な詰め合わせセットで販売しているとのこと。残念、次の機会にぜひ行ってみたい。
写真は後日貼る予定。とりあえず忘れないようにメモ。
貼った。とりあえず終了。
<13/June/2019 picture uploaded>
最初に行ったのは、群馬県みどり市にある"小平鍾乳洞&植物園"。観光洞のためにコンクリートを使用して改造してあり通りやすい。植物園は水がほぼ枯れており湿地の多彩さは期待できない。私たちが寄ったときだけなのかもしれないが...
二番目に寄ったのは、”草木ダム”。渡良瀬川の洪水対策として建設された。まあ、ダム好きの友人は楽しそうだったが...

station of ashiodouzan trolley train
(この時点では長い移動を楽しみにしていたのだが...)

trolley train cab of ashiodouzan
(実際に行きはこの場所で運転はしなかった)

exit of ashiodouzan
(洒落がベタだね)
そこから降りて銅山のとば口に入るのだ。銅山の中は濡れていて、ところどころに人形が置かれており暗がりの中で出会うとぎょっとする時もあり、ちょっとしたホラーハウスの趣がある。構内は今もなかなかの迫力で、当時の鉱夫たちの苦労が偲ばれる。女性も採掘した後の仕事に従事しており、鉱夫ならぬ鉱婦も存在したことに驚いた。女性が山に入るのは落盤タブーだったのかもしれない。博物館もあり見所満載だ。ただ、教科書で必須の暗記アイテムである有名な公害については説明で数秒触れただけで、あまり関わりたくないようだ。2006年に平成の大合併で日光市の一部となった。銅山観光としてちょっとだけ宣伝している。町自体はサビれる一方だ。今度の新一万円の顔は渋沢栄一だが、かれはこの足尾銅山の設立にも関わっているらしい。日本は黒歴史をスルーさせる傾向があるが、きちんと総括して欲しいものだ。欧米ではよくある中立の第三者委員会から何万ページに及ぶ調査報告書というものをこの日本でも見たいものだ。これからも期待薄だろうが...そんなことだから、韓国と朝鮮に何回も蒸し返されるのだと思う。

lion in nikkotoshogu

shrine maidens who take out the coins from the offertory-box
(賽銭を取り出しにくいらしく四苦八苦している姿が面白かった)
そして、この日の夕方着いて宿泊したのだが、それが、大江戸温泉物語グループの”日光霧降”だ。ウイークデイに行ったので、部屋も大きめにしてくれて快適だった。大浴場ほどじゃないが、ほどほどの大きさで露天風呂もあった。高齢の男性ばかりで自分のことはさておき驚いた。食事はバイキングで洋食、中華、和食とボリュームは満点。味は、”東急ハーヴェストグループ”ほどじゃないがまあまあだと思う。中国人の個人観光客もいた。独身の娘と両親、若い娘同士、おばさん同士、という組み合わせも散見した。起床が早い私は、露天風呂付きの朝風呂を楽しんだ後、食事をした。朝食も夕食同様、洋食、中華、和食とバラエティに富んでいる。食事のときの服装も浴衣、外出着どちらでも構わないのでリラックスできる。女性は浴衣だと襟や裾の乱れが気になるものだが、お客に若い男性などほぼ皆無なので何を気にする必要があろうか、という感じで食事中ものんびり楽しんでいたように思う。出掛けには、コーヒーサービスがあり携帯カップにコーヒーを詰めてくれていた。中国人ファミリーが家族分のコーヒーを要求していた。さすがだ。人口が多いため生き残りにいつでも命がけのガツガツした精神は見習いたい。

entrance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri
(大江戸温泉物語グループ日光霧降ホテル出入り口)

appearance of oedoonsenmonogatari-nikko kirifuri hotel
(大江戸温泉物語グループ日光霧降高原ホテル外観)
さて、旅行二日目になった。

senjyougahara moor
(戦場ヶ原、友人は昔の写真と比べてこの看板の位置が、向きが、大きさが違うなどと検証していた)
六番目は、”湯守釜屋旅館”。ここは、単純に中学生のときに泊まった旅館がここだからだ。あれから、どれだけ経ったのか感慨深い場所だったので訪れたのだが、懐かしがっていたのは、今回のプランを立てた友人だけだったかもしれない。私はと言えば、当時の硫黄臭さに参った思い出ぐらいか。当時、建設されたばかりの新館に宿泊したと思うが、それがどうなっていたか、もはや外観もぼんやりとしか記憶に残っていない...
このあたりまでが日光周辺の観光地、これから群馬県沼田市へ抜ける”ロマンチック街道”へとわれわれの車は向かってゆきながら途中の観光地を順次楽しむ旅程だ。

kegonnotaki
(昔見た華厳の滝に比べるとなんだか迫力がいまいち)

yutaki
(湯滝)
九番目は、”中禅寺(立木観音)”。ここは、なかなかお勧めだった。自然に生えている巨木を直に彫った観音様を拝める。別院とエレベーターで通路化しており、坊主のセールスをここでもとくと聞かせられる。有難いお守りなど東照宮に負けず劣らず満載だ。
十番目は”半月山展望台”、を目指したのだが、途中で霧が出始めて断念。美しい絶景は見られなかった。天気がいいと素晴らしい所らしい。
さて、これから金精峠に向かっていくのだが、この峠は冬季は閉鎖されるらしい。近くに”かたしな高原スキー場”があるぐらいだから雪深い所のようだ。群馬県側の山肌にはまだ雪が残っていたのも感慨深かった。この峠には、男根を御神体とする金精神社が祀られているそうだ。なぜ、ここに行くことを強引に主張しなかったのか我ながら悔やまれる。下調べもせずぼんやりしていたからなのだが、そんなことに興味ない友人たちからスルーされた...

fukiwarinotaki
(吹割の滝)

fukiwarinotaki2
(吹割の滝2枚目/結構な迫力だった)

numata station
(沼田駅)
十二番目は、このIC近くにある、”栄喜堂工場直売店”に直行したが時間オーバー。閉店時間を過ぎていたようだ。ここは、コンビニ、外食店などに冷凍ケーキや半焼成冷凍パンなどをお得な詰め合わせセットで販売しているとのこと。残念、次の機会にぜひ行ってみたい。
写真は後日貼る予定。とりあえず忘れないようにメモ。
貼った。とりあえず終了。
<13/June/2019 picture uploaded>
フィアットやるなあ
それにしても、フィアットの動き素早い。自動車産業の未来に悲観的な会長、慧眼だ。どうやって、延命させるか、そのためには何をすべきかよくわかっている。ルノー、日産の硬直状態を軟化させるベストな案件を提案してくれた。最初から小さい三菱はブランドを希少価値に高められるが、中途半端に大きい日産はゴーンに利用されるだけ利用されて搾り取られているから、余力とヤル気がまだ残っているかどうかだ。両社ともアジアのローカルブランドとして生き残るしかないだろう。
野党も自民党を真似ればいいのに...
自由民主党は、本来野党がやるべき案を次々と自民党風に骨無しで実現させているのだから、逆に野党は自民党風になればいいのに、とか思う。まったく同じでもいいんじゃないかと。姿勢を左右のどちらかに寄せるだけだろう。政治は政権をとってなんぼだろう。政党主張をするのはいいけれど、ポリティカルマーケティングの巧拙の問題なのに、論争に時間をかけすぎたり、それで行動が遅れたり、内部争いまでなったりするから国民に厭きられるのだと思う。みんな安定した経済と日々の生活が大事なのだから、経済対策の骨子をまずブチ上げることが肝腎で、外交政策についても自民党がやるやる詐欺に陥っているのだから、同じことを主張してもいいじゃないか。どうせ、安倍首相は外交で転ぶだろう。経済はデータを誤魔化して偽装化することはできても、外交は相手があることだし結果が惨めに出るから。
最近、国民民主党がやっと目覚めてくれたようだ。現・岸田首相が継いだ宏池会と近いだけに当然と言えば当然の成り行きだが。<uploaded 12/Jun/2022 >
最近、国民民主党がやっと目覚めてくれたようだ。現・岸田首相が継いだ宏池会と近いだけに当然と言えば当然の成り行きだが。<uploaded 12/Jun/2022 >
「サイバー攻撃」読了。初心者向け
「サイバー攻撃」<中島明日香/講談社>やっと読了。だいぶ前に購入済みだったのだが、真面目に書かれており、まるで講習その一という感じでとっつきが悪かった。2018年+4月が第1刷だから1年以上かかったわけだ。どんだけツンドクだ。だが、わずか半年の間に5刷までいっているわけだからよく売れたのだろう。もちろん、ビジネスパースンにとっても読みやすい本になっている。
ただ、著者が生真面目なのかブルーバックスだからなのかわからないが、オーソドックスな導入本であることは確かだ。ハッキングについて、ということで豊富な逸話があるのを期待しないほうがいい。参考文献はためになった。
次は、他社から豊富な事例を挙げて面白く書いたものを期待したい。
最近、読み返す機会があったので再読してみたけれど、実に基本的なことが丁寧に書かれてあって、これは「情報セキュリティマネジメント試験」を受験する人にとって必読の書じゃないのだろうか、と思った。ちなみに、IPAのWebサイトは内部の人が書いたであろう酷く醜いサイトだったのだが、最近ようやく改善されたようだ。
そして、著者にはこのような続編を期待したいと思った。もう少し、具体例があると記憶に残りやすいのだが、たぶん著者の勤務上あまり具体例は書きにくいのだろう。
(updated 28 Nov 2020)
ただ、著者が生真面目なのかブルーバックスだからなのかわからないが、オーソドックスな導入本であることは確かだ。ハッキングについて、ということで豊富な逸話があるのを期待しないほうがいい。参考文献はためになった。
次は、他社から豊富な事例を挙げて面白く書いたものを期待したい。
最近、読み返す機会があったので再読してみたけれど、実に基本的なことが丁寧に書かれてあって、これは「情報セキュリティマネジメント試験」を受験する人にとって必読の書じゃないのだろうか、と思った。ちなみに、IPAのWebサイトは内部の人が書いたであろう酷く醜いサイトだったのだが、最近ようやく改善されたようだ。
そして、著者にはこのような続編を期待したいと思った。もう少し、具体例があると記憶に残りやすいのだが、たぶん著者の勤務上あまり具体例は書きにくいのだろう。
(updated 28 Nov 2020)
2019年3月26日火曜日
最近のお気に入り”TULTEX”と”FIRST DOWN”
最近、お気に入りのアウトドアブランドは”TULTEX”と”FIRST DOWN”。


ウエストコーストカルチャーとロープライスラブな私が問題提起します。
近くのスーパーマーケット”マルエツ”の衣料半額コーナーで見つけたアウトドアウエアが大変気に入った。どうして、こんなに好きになってしまうのか、妙に気になったのでこの二つのブランドを調べてみた。すると!なんと!両者とも1980年代にはやったU.S.Aブランドだったのだ。あの頃はやったアメリカンスポーツはほとんど堪能したのではなかろうかというほど、大いに遊んだ年代に生まれたブランドだからこそ、ビビッと心に突き刺さったのかもしれない。
ちなみに、マルエツで衣料コーナーが広いのは大田区にある新糀谷店、横浜市港区にある井土ヶ谷店、調布市にある国領店だそうだ。アイトスの担当者が親切に教えてくれた。ありがとうございます。遠くて行けないけれど....<2020/5/25追記>
この”TULTEX”だがもっと売れていいブランドだと思う。営業力が弱いのかマーケティング費用が足りないのか、ライセンス条項から逸脱できないのかよく知らないが、置いてある場所が問題だと思う。
私が初めて知ったのは、シティバイクに乗るようになってある程度アウトドアの寒気を凌げるウエアが欲しくて見て回るようになった”ワークマン”や”情熱職人”などのガテン系職人ショップでだ。だから、ずっと寅壱系のブランドだと思っていた。はっきり言えば埋もれたブランドだった。ところが、マルエツで再び出会い、よく見るとマルエツの他のジジババ衣料と比較してデザインもセンスも悪くない。アメリカンウエッサイカルチャーを感じたのだ。もちろん、マルエツの衣料のほとんどはジジブランドなので相対的に若く明るく見えたのかもしれない、がしかしオレンジやレッドなどとても明るい色で、日本人の目立たない色使いとは明らかな違いを感じる。また、ロゴも最近は太腿のあたりにタトゥっぽく”ADVENTURE SURVIVE”と入っておりグッドセンスだ。

<MARUKAWA ONLINE StOREのWebsiteより>
ただ、マルエツの衣料コーナーに来る人はジジしかいないので、こんなものがあることさえ知らないだろう。でまた、マルエツの衣料コーナーがまるでダメダメなのだ。食品は最近、少量多品種を心がけて輸入ものも扱うようになり少しマシになったのだが、それでも成城石井やドンキに比べると紙に書いた「当店デザート人気No.1、不動の美味しさ」などの店員のパッションがまるで感じられない。聞いたところによると、ドンキは成城石井のロープライス版で商品構成や展示方法はかなり真似ているらしい。まあ、店舗面積の違いもあるだろうが、せめて意気込みぐらい感じさせてほしいものだ。そうでないと、ショッピングの楽しみを得られない。衣料コーナーはさらに酷い、良いことは大胆にディスカウントセールをすぐにしてくれることだけだ。ただ、最近なぜかスポーツ系衣料コーナーが充実してきたのだが、担当者がブランドに弱いのか興味がないのかブランドはすべてごちゃごちゃだ。ミズノもデサントもスポルディングも”TULTEX”もいっしょくたになっている。わかってないよな。マルエツのPBはPBとして、ブランドはせめてコーナー化、その他はひとままとめでいいから。けれどこちらとしてはお宝探しみたいな楽しさも密かにあるのだが...かつてのしまむらのようなものと言えようか、その肝心の”しまむら”は最早なんらエンジョイショッピングできない場所になってしまった。
最近、”情熱職人”で”TULTEX”の作業用靴を大量に見かけた。靴もあるんだ!と思わず心の中で叫んだ。しかも、なかなか安い。アイトスは大阪の会社なので靴の町=神戸市長田区に近いこともあって靴を手がけるのはたやすいことだろう。好きな色が出てくるかどうか見極めたい。<2020/5/25追記>
さて、話を元に戻そう。ガテン系職人ショップでは”TULTEX”は他の商品の中で埋もれている。なぜなら、本当の職人はもっとハード衣料を求めるからだ。”TULTEX”はずばりライトアウトドアウエアという商品群なのだ。そうなると”ワークマンプラス”あたりがショップとして妥当なのだが、彼らはPBを売るほうが純利益が上がるのでそれに一生懸命で、他のブランドなど二の次だ。
かといって、スポーツ系メガショップでは”アディダス””プーマ””ナイキ””アンダーアーマー””ニューバランス”などが目白押しで入っていくことさえ難しいだろう。結局、U.S.A本社がライセンスして日本支社を作っていないぐらいだから最初から無理と諦めているのだろう。確かに、ロープライスでもない、ハイプライスでもない。微妙なブランドの立ち位置ではある。だが、この中間価格帯には他に今のところ特にいないではないか。オリジナルブランドのオリジナルプライスでいいではないか。アメリカ衣料なのだから、時期を過ぎればディスカウントというのもいい方針じゃないか。欧州スポーツブランドも時期が過ぎれば大幅に値下げしている。店としても利益率とブランドインプレッションを考えると微妙なブランドではあると思う。
最近、ウインドブレーカーを購入した。まだ少し寒い時期に、”FIRST DOWN”の色が気に入り購入したのだが、最近、暑くなってきたので、どうしようかと考えていたら、”TULTEX”のウインドブレーカーが出ているではないか。よく見ると、暑さ対策用に透けた紋様があるではないか、試しに購入したらなかなか涼しい。色もいい。そうこうしていると、アンダーウエアまで出てきた。オールコットンのポケット付きだ。質もいい。アメリカ人は下着にもちょっとしたポケットがあるのが好きなのか?Tシャツでアウトドアを楽しむからか?そして、大きな身体の人には嬉しいラージサイズだ。ふと見ると、水陸両用のハーフパンツまでセールスしているではないか。欲しいは欲しいが、近年、水の中に入る機会が激減している上に、ハーフパンツはかなり暑くならないと履けない。歳をとると、8分丈ぐらいがいいのだが、やりすぎるとステテコに見えてしまうので難しいところだ。若者だといいんだけれど....<2020/5/25追記>
結局、撤退か縮小しつつあるショップの中で頑張るしかないという結論になるのだろう。だが、オンラインショップでさえ今ひとつの現状だけは打破してもらいたいものだ。
”TULTEX”
Pannill Knitting Co.が元々の創業。
William Gordon Pannill(ウィリアム・パニール)この人の父親がバージニア州マーティンズヴィルで立ち上げた会社のブランドのようです。この人は1927年生誕で水仙のハイブリダイザーで特に有名。父親はこの人が誕生した年の1927年ノースカロライナ州ロッキンガム郡メイヨーダンにて創業しています。会社を本格的に立ち上げるために他の会社で働いて学んだ後、バージニア州マーティンズビルにて縫製工場を立ち上げました。その後、株の売却や合併などを繰り返して1970年代後半にTultex Corporationという当時のブランドロゴであるTultexが初めて生まれました。1981年には売上高2億ドル($181.7 million)を突破していました。当時のAppleの1980年の売上が1億1800万ドルだったことを考えると繊維産業の会社としては絶好調時だったと言えると思います。もちろん、その時でさえすでにパソコンひとつで半分近くの売上を稼いでいたのだから、コンピュータ産業の凄まじい勢いが逆に感じられるのではないかとも思えます。
1980年代から海外の繊維製品の流入によって繊維業界はコストダウンに悩まされますが、フリースに集中することで危機を乗り越えました。1990年代はフリースから脱却してロゴブランドを利用して様々なスポーツライセンスビジネスを手がけていきました。そして、現在もなんとかライセンスビジネスで生き延びているようです。普通のファッションドレスではなくニット→フリース→スポーツとその業態を変えていったのが延命の原因のようです。株の売買、買収、合併を繰り返すことで創業者の意思は次の世代の経営者へと伝わっていったのかもしれません。
参考・引用サイト
https://www.bloomberg.com/research/stocks/private/snapshot.asp?privcapId=40386796 https://en.wikipedia.org/wiki/William_Pannill https://en.wikipedia.org/wiki/Martinsville,_Virginia https://en.wikipedia.org/wiki/Mayodan,_North_Carolina https://www.fastcompany.com/4001956/apples-sales-grew-150x-between-1977-1980-2 http://www.fundinguniverse.com/company-histories/tultex-corporation-history/
で、日本ではアイトスという会社が日本国内のライセンスを所有しています。作業服など地味だけれど確実に需要が見込めるジャンルの製品を手がけています。大正六年創業ということでそうとう歴史のある会社です。他にトロイブロスというブランドも手がけているので中年以上の人はご存知ではないでしょうか。
TULTEX
最近、TVでベイシアグループの”ワークマン”の特集をしていたので偶然見たのだが、関西に進出した”デカトロン”をライバルとして猛烈に意識するワークマンの独自性を取り上げていた。だが、本当に意識しなければいけないのは、国内のメガスポーツショップである”スポーツデポ”や”ゼビオ”じゃないかと思うのだ。”スポーツオーソリティ”はアメリカで会社更生中、日本では債務超過で脱落、イオン傘下になったので除外。アルペングループの”スポーツデポ”、ゼビオホールディングスの”ゼビオ”それぞれ2,000億円強の売上だが、IRを見ても近年は両者とも伸び悩んでいる。日本国内だけで展開しても人口減少のため上向かないのだろう。アルペングループはその他売上、たぶん、スキー場やゴルフ場の売上寄与、ゼビオホールディングスは2005年に買収したVictoriaの伸びにともに助けられている。デカトロンの世界総売上は1.28兆円、ユニクロは上期だけで1.26兆円なので、両者と比較すると海外展開はまったく遅れているようだ。
話は変わるが、このベイシアグループ、昔、群馬で見た”いせや”が前身だったとは...懐かしさがこみあげる。沼田市内に、”いせや”と”スズラン”という地方百貨店があってそこで本社が伊勢崎にあると聞いた記憶がある。確か、”沼田ボウル”というボウリング場でも遊んだと思う。市役所や沼田高校に近くて市内の道路沿いで便利なところにあった。それから、カインズやワークマン、セーブオンを次々と分社化していったのが功を奏したのか、それとも上場しなかったことが良かったのか、いずれにしろまもなく1兆円になろうとしているのだからたいしたものだ。
カインズもPBのアンダーウエアを販売しているのを去年見かけたがまったく売れていなかった。どうやら、この失敗がマイナスとして業績の足を引っ張ったようだが、売れないのは当然だと思う。カインズの衣料関係はみんなデザインが悪すぎる。地味で単一で色にバラエティさがなく、色で合わせる楽しみさえない。婦人用のレインコートなど、その際たるものでどうやって可愛くコーディネイトできるんだよ、と頭をひねらざるをえないマーケティングだ。また、そのときに見た男性用のアンダーウエアというか2枚目上着っぽいものの売りが吸汗性だったのだが、アディダスの製品をそっくりでパクリかと思ったぐらいよく似ていた。しかも、値段もあまり変わらない上にアディダスのはフードまで付いておりどう考えてもカインズの負けだ。<2020/5/25追記>
参考・引用サイト
https://gyokai-search.com/3-sport-kouri.html
https://www.alpen-group.jp/ir/finance/segment/
http://www.xebio.co.jp/wp-content/uploads/731b2dba942000b053366a93aa8aaa14.pdf
https://www.decathlon.com/
https://cdn.shopify.com/s/files/1/1330/6287/files/PressKit_Decathlon_2019.pdf?3758
https://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/20190411_results.pdf
”FIRST DOWN”
これも近くのスーパーマーケット”マルエツ”の衣料半額コーナーで見つけたアウトドアウエアが大変気に入った。真冬以外のバイクに乗るときに特に重宝する。
80年代に日本でも白いダウンジャケットとして人気を博したので中高年では覚えている人も多いのではないだろうか。
日本では”水甚”という会社が扱っている。
元々はサンフランシスコから始まったそうですが、現在は、ニュージャージー州Sayrevilleにあるturbo holdingsという会社がライセンスビジネスを手がけているようです。
参考・引用サイト
https://www.bloomberg.com/research/stocks/private/snapshot.asp?privcapId=4540988
http://www.turboholdings.com/


ウエストコーストカルチャーとロープライスラブな私が問題提起します。
近くのスーパーマーケット”マルエツ”の衣料半額コーナーで見つけたアウトドアウエアが大変気に入った。どうして、こんなに好きになってしまうのか、妙に気になったのでこの二つのブランドを調べてみた。すると!なんと!両者とも1980年代にはやったU.S.Aブランドだったのだ。あの頃はやったアメリカンスポーツはほとんど堪能したのではなかろうかというほど、大いに遊んだ年代に生まれたブランドだからこそ、ビビッと心に突き刺さったのかもしれない。
ちなみに、マルエツで衣料コーナーが広いのは大田区にある新糀谷店、横浜市港区にある井土ヶ谷店、調布市にある国領店だそうだ。アイトスの担当者が親切に教えてくれた。ありがとうございます。遠くて行けないけれど....<2020/5/25追記>
この”TULTEX”だがもっと売れていいブランドだと思う。営業力が弱いのかマーケティング費用が足りないのか、ライセンス条項から逸脱できないのかよく知らないが、置いてある場所が問題だと思う。
私が初めて知ったのは、シティバイクに乗るようになってある程度アウトドアの寒気を凌げるウエアが欲しくて見て回るようになった”ワークマン”や”情熱職人”などのガテン系職人ショップでだ。だから、ずっと寅壱系のブランドだと思っていた。はっきり言えば埋もれたブランドだった。ところが、マルエツで再び出会い、よく見るとマルエツの他のジジババ衣料と比較してデザインもセンスも悪くない。アメリカンウエッサイカルチャーを感じたのだ。もちろん、マルエツの衣料のほとんどはジジブランドなので相対的に若く明るく見えたのかもしれない、がしかしオレンジやレッドなどとても明るい色で、日本人の目立たない色使いとは明らかな違いを感じる。また、ロゴも最近は太腿のあたりにタトゥっぽく”ADVENTURE SURVIVE”と入っておりグッドセンスだ。
<MARUKAWA ONLINE StOREのWebsiteより>
ただ、マルエツの衣料コーナーに来る人はジジしかいないので、こんなものがあることさえ知らないだろう。でまた、マルエツの衣料コーナーがまるでダメダメなのだ。食品は最近、少量多品種を心がけて輸入ものも扱うようになり少しマシになったのだが、それでも成城石井やドンキに比べると紙に書いた「当店デザート人気No.1、不動の美味しさ」などの店員のパッションがまるで感じられない。聞いたところによると、ドンキは成城石井のロープライス版で商品構成や展示方法はかなり真似ているらしい。まあ、店舗面積の違いもあるだろうが、せめて意気込みぐらい感じさせてほしいものだ。そうでないと、ショッピングの楽しみを得られない。衣料コーナーはさらに酷い、良いことは大胆にディスカウントセールをすぐにしてくれることだけだ。ただ、最近なぜかスポーツ系衣料コーナーが充実してきたのだが、担当者がブランドに弱いのか興味がないのかブランドはすべてごちゃごちゃだ。ミズノもデサントもスポルディングも”TULTEX”もいっしょくたになっている。わかってないよな。マルエツのPBはPBとして、ブランドはせめてコーナー化、その他はひとままとめでいいから。けれどこちらとしてはお宝探しみたいな楽しさも密かにあるのだが...かつてのしまむらのようなものと言えようか、その肝心の”しまむら”は最早なんらエンジョイショッピングできない場所になってしまった。
最近、”情熱職人”で”TULTEX”の作業用靴を大量に見かけた。靴もあるんだ!と思わず心の中で叫んだ。しかも、なかなか安い。アイトスは大阪の会社なので靴の町=神戸市長田区に近いこともあって靴を手がけるのはたやすいことだろう。好きな色が出てくるかどうか見極めたい。<2020/5/25追記>
さて、話を元に戻そう。ガテン系職人ショップでは”TULTEX”は他の商品の中で埋もれている。なぜなら、本当の職人はもっとハード衣料を求めるからだ。”TULTEX”はずばりライトアウトドアウエアという商品群なのだ。そうなると”ワークマンプラス”あたりがショップとして妥当なのだが、彼らはPBを売るほうが純利益が上がるのでそれに一生懸命で、他のブランドなど二の次だ。
かといって、スポーツ系メガショップでは”アディダス””プーマ””ナイキ””アンダーアーマー””ニューバランス”などが目白押しで入っていくことさえ難しいだろう。結局、U.S.A本社がライセンスして日本支社を作っていないぐらいだから最初から無理と諦めているのだろう。確かに、ロープライスでもない、ハイプライスでもない。微妙なブランドの立ち位置ではある。だが、この中間価格帯には他に今のところ特にいないではないか。オリジナルブランドのオリジナルプライスでいいではないか。アメリカ衣料なのだから、時期を過ぎればディスカウントというのもいい方針じゃないか。欧州スポーツブランドも時期が過ぎれば大幅に値下げしている。店としても利益率とブランドインプレッションを考えると微妙なブランドではあると思う。
最近、ウインドブレーカーを購入した。まだ少し寒い時期に、”FIRST DOWN”の色が気に入り購入したのだが、最近、暑くなってきたので、どうしようかと考えていたら、”TULTEX”のウインドブレーカーが出ているではないか。よく見ると、暑さ対策用に透けた紋様があるではないか、試しに購入したらなかなか涼しい。色もいい。そうこうしていると、アンダーウエアまで出てきた。オールコットンのポケット付きだ。質もいい。アメリカ人は下着にもちょっとしたポケットがあるのが好きなのか?Tシャツでアウトドアを楽しむからか?そして、大きな身体の人には嬉しいラージサイズだ。ふと見ると、水陸両用のハーフパンツまでセールスしているではないか。欲しいは欲しいが、近年、水の中に入る機会が激減している上に、ハーフパンツはかなり暑くならないと履けない。歳をとると、8分丈ぐらいがいいのだが、やりすぎるとステテコに見えてしまうので難しいところだ。若者だといいんだけれど....<2020/5/25追記>
結局、撤退か縮小しつつあるショップの中で頑張るしかないという結論になるのだろう。だが、オンラインショップでさえ今ひとつの現状だけは打破してもらいたいものだ。
”TULTEX”
Pannill Knitting Co.が元々の創業。
William Gordon Pannill(ウィリアム・パニール)この人の父親がバージニア州マーティンズヴィルで立ち上げた会社のブランドのようです。この人は1927年生誕で水仙のハイブリダイザーで特に有名。父親はこの人が誕生した年の1927年ノースカロライナ州ロッキンガム郡メイヨーダンにて創業しています。会社を本格的に立ち上げるために他の会社で働いて学んだ後、バージニア州マーティンズビルにて縫製工場を立ち上げました。その後、株の売却や合併などを繰り返して1970年代後半にTultex Corporationという当時のブランドロゴであるTultexが初めて生まれました。1981年には売上高2億ドル($181.7 million)を突破していました。当時のAppleの1980年の売上が1億1800万ドルだったことを考えると繊維産業の会社としては絶好調時だったと言えると思います。もちろん、その時でさえすでにパソコンひとつで半分近くの売上を稼いでいたのだから、コンピュータ産業の凄まじい勢いが逆に感じられるのではないかとも思えます。
1980年代から海外の繊維製品の流入によって繊維業界はコストダウンに悩まされますが、フリースに集中することで危機を乗り越えました。1990年代はフリースから脱却してロゴブランドを利用して様々なスポーツライセンスビジネスを手がけていきました。そして、現在もなんとかライセンスビジネスで生き延びているようです。普通のファッションドレスではなくニット→フリース→スポーツとその業態を変えていったのが延命の原因のようです。株の売買、買収、合併を繰り返すことで創業者の意思は次の世代の経営者へと伝わっていったのかもしれません。
参考・引用サイト
https://www.bloomberg.com/research/stocks/private/snapshot.asp?privcapId=40386796 https://en.wikipedia.org/wiki/William_Pannill https://en.wikipedia.org/wiki/Martinsville,_Virginia https://en.wikipedia.org/wiki/Mayodan,_North_Carolina https://www.fastcompany.com/4001956/apples-sales-grew-150x-between-1977-1980-2 http://www.fundinguniverse.com/company-histories/tultex-corporation-history/
で、日本ではアイトスという会社が日本国内のライセンスを所有しています。作業服など地味だけれど確実に需要が見込めるジャンルの製品を手がけています。大正六年創業ということでそうとう歴史のある会社です。他にトロイブロスというブランドも手がけているので中年以上の人はご存知ではないでしょうか。
TULTEX
最近、TVでベイシアグループの”ワークマン”の特集をしていたので偶然見たのだが、関西に進出した”デカトロン”をライバルとして猛烈に意識するワークマンの独自性を取り上げていた。だが、本当に意識しなければいけないのは、国内のメガスポーツショップである”スポーツデポ”や”ゼビオ”じゃないかと思うのだ。”スポーツオーソリティ”はアメリカで会社更生中、日本では債務超過で脱落、イオン傘下になったので除外。アルペングループの”スポーツデポ”、ゼビオホールディングスの”ゼビオ”それぞれ2,000億円強の売上だが、IRを見ても近年は両者とも伸び悩んでいる。日本国内だけで展開しても人口減少のため上向かないのだろう。アルペングループはその他売上、たぶん、スキー場やゴルフ場の売上寄与、ゼビオホールディングスは2005年に買収したVictoriaの伸びにともに助けられている。デカトロンの世界総売上は1.28兆円、ユニクロは上期だけで1.26兆円なので、両者と比較すると海外展開はまったく遅れているようだ。
話は変わるが、このベイシアグループ、昔、群馬で見た”いせや”が前身だったとは...懐かしさがこみあげる。沼田市内に、”いせや”と”スズラン”という地方百貨店があってそこで本社が伊勢崎にあると聞いた記憶がある。確か、”沼田ボウル”というボウリング場でも遊んだと思う。市役所や沼田高校に近くて市内の道路沿いで便利なところにあった。それから、カインズやワークマン、セーブオンを次々と分社化していったのが功を奏したのか、それとも上場しなかったことが良かったのか、いずれにしろまもなく1兆円になろうとしているのだからたいしたものだ。
カインズもPBのアンダーウエアを販売しているのを去年見かけたがまったく売れていなかった。どうやら、この失敗がマイナスとして業績の足を引っ張ったようだが、売れないのは当然だと思う。カインズの衣料関係はみんなデザインが悪すぎる。地味で単一で色にバラエティさがなく、色で合わせる楽しみさえない。婦人用のレインコートなど、その際たるものでどうやって可愛くコーディネイトできるんだよ、と頭をひねらざるをえないマーケティングだ。また、そのときに見た男性用のアンダーウエアというか2枚目上着っぽいものの売りが吸汗性だったのだが、アディダスの製品をそっくりでパクリかと思ったぐらいよく似ていた。しかも、値段もあまり変わらない上にアディダスのはフードまで付いておりどう考えてもカインズの負けだ。<2020/5/25追記>
参考・引用サイト
https://gyokai-search.com/3-sport-kouri.html
https://www.alpen-group.jp/ir/finance/segment/
http://www.xebio.co.jp/wp-content/uploads/731b2dba942000b053366a93aa8aaa14.pdf
https://www.decathlon.com/
https://cdn.shopify.com/s/files/1/1330/6287/files/PressKit_Decathlon_2019.pdf?3758
https://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/20190411_results.pdf
”FIRST DOWN”
これも近くのスーパーマーケット”マルエツ”の衣料半額コーナーで見つけたアウトドアウエアが大変気に入った。真冬以外のバイクに乗るときに特に重宝する。
80年代に日本でも白いダウンジャケットとして人気を博したので中高年では覚えている人も多いのではないだろうか。
日本では”水甚”という会社が扱っている。
元々はサンフランシスコから始まったそうですが、現在は、ニュージャージー州Sayrevilleにあるturbo holdingsという会社がライセンスビジネスを手がけているようです。
参考・引用サイト
https://www.bloomberg.com/research/stocks/private/snapshot.asp?privcapId=4540988
http://www.turboholdings.com/
2019年3月17日日曜日
ユニクロ、GUもう少しパンツを増やして
ユニクロに見に行くと、日頃から防寒服に興味があるのでそういうコーナーを見て回るだが、いつもガッカリする。ユニクロのブロックテックパーカしかりGUのウインドプルーフシェルパーカもだが、上ものだけで下がないのだ。
バイクに乗っているととにかく寒い。それに輪をかけて老人だから寒さは大敵だ。自分で温度をだんだんコントロールできなくなってきた。だから、そこそこお洒落でそこそこ質が良くてそこそこ安いものを求めてあらゆるお店をさ迷う。時間の無駄とは思っていない。風邪を引くことこそライフパフォーマンスを下げる大きな時間の無駄だからだ。
ワークマンのアウトドアウエアが熱い!というので店に行ってみた。PBはそこそこ悪くないとは感じたが、他はガテン系の虎壱風ばかりで値段といいそれほど魅力を感じなかった。ドン・キホーテの情熱職人でもいいやと思った。
サンドラッグの衣服コーナーにあるタカハシというブランドも漁るのだが、激安なのはイイ。ただし、クオリティが今ひとつ。縫製が甘いのだ。けれども、安さだけならどこよりも安いと思う。しかも、最初から激安なのにシーズンが過ぎるとさらに値下げしてくれるのだ。着心地はモノによるとだけ言っておこう。それから、LLなのにM]並みとか謎なサイズ展開だ。最初から、丈が短いので注意するよう明記してあるので親切といえば親切なんだが、最初からそう作れよ!中国にでも作らせてるのか??これは足が短い老人がターゲットだからか!?失礼だぞ、タカハシ!!
でもって、スポーツデポに行ってみる。スポーツブランドとPBが溢れており、アウトレットや値下げ品も常に混じっている。全体的にブランドロゴ分だけ高いがセンス良いものが多くプライスが納得できれば悪くない、だが完全な防寒着と言えないので本格的なモノを探すとなると、ウオーキングや登山ブランドのコーナーに行かざるをえないのだが、これがまたプライスがびっくりするほど高い。mont-bellやColumbiaなどなど。コロンビアの商品は元々アメリカンテイストというかU.S.Aが本社なので割と好みの色使いでたまに購入する。値段も大衆的だと思う。マーケティングにお金をかけていないのか人材がいないのか本社主導で日本に力がないのか、よくわからないがZOZOTOWNにも店を出しているしで割とブランドに対する節操がない。
カインズにも行ってみたが、いかんせん近くのお店は小さすぎて服の取り扱いが極端に少ない。全体的にプライスは納得なのだが試せないのが残念だ。もっと田舎だったらデカイお店でゆっくり見て回れるのだが...
そうして、辿り着くのがマルエツの2Fの衣服コーナーのアウトレット品だったりするから面白いものだ。アウトレットは半額なので季節が少しズレるだけでお得なものが素早く購入できたりする。しかも、一流ブランドではないがロゴ付きのブランド品を安くしてくれるので、クオリティに関しても安心だ。
老人になると半径100m内のお店で全てを済ます、というが本当だなあとしみじみ思う。
バイクに乗っているととにかく寒い。それに輪をかけて老人だから寒さは大敵だ。自分で温度をだんだんコントロールできなくなってきた。だから、そこそこお洒落でそこそこ質が良くてそこそこ安いものを求めてあらゆるお店をさ迷う。時間の無駄とは思っていない。風邪を引くことこそライフパフォーマンスを下げる大きな時間の無駄だからだ。
ワークマンのアウトドアウエアが熱い!というので店に行ってみた。PBはそこそこ悪くないとは感じたが、他はガテン系の虎壱風ばかりで値段といいそれほど魅力を感じなかった。ドン・キホーテの情熱職人でもいいやと思った。
サンドラッグの衣服コーナーにあるタカハシというブランドも漁るのだが、激安なのはイイ。ただし、クオリティが今ひとつ。縫製が甘いのだ。けれども、安さだけならどこよりも安いと思う。しかも、最初から激安なのにシーズンが過ぎるとさらに値下げしてくれるのだ。着心地はモノによるとだけ言っておこう。それから、LLなのにM]並みとか謎なサイズ展開だ。最初から、丈が短いので注意するよう明記してあるので親切といえば親切なんだが、最初からそう作れよ!中国にでも作らせてるのか??これは足が短い老人がターゲットだからか!?失礼だぞ、タカハシ!!
でもって、スポーツデポに行ってみる。スポーツブランドとPBが溢れており、アウトレットや値下げ品も常に混じっている。全体的にブランドロゴ分だけ高いがセンス良いものが多くプライスが納得できれば悪くない、だが完全な防寒着と言えないので本格的なモノを探すとなると、ウオーキングや登山ブランドのコーナーに行かざるをえないのだが、これがまたプライスがびっくりするほど高い。mont-bellやColumbiaなどなど。コロンビアの商品は元々アメリカンテイストというかU.S.Aが本社なので割と好みの色使いでたまに購入する。値段も大衆的だと思う。マーケティングにお金をかけていないのか人材がいないのか本社主導で日本に力がないのか、よくわからないがZOZOTOWNにも店を出しているしで割とブランドに対する節操がない。
カインズにも行ってみたが、いかんせん近くのお店は小さすぎて服の取り扱いが極端に少ない。全体的にプライスは納得なのだが試せないのが残念だ。もっと田舎だったらデカイお店でゆっくり見て回れるのだが...
そうして、辿り着くのがマルエツの2Fの衣服コーナーのアウトレット品だったりするから面白いものだ。アウトレットは半額なので季節が少しズレるだけでお得なものが素早く購入できたりする。しかも、一流ブランドではないがロゴ付きのブランド品を安くしてくれるので、クオリティに関しても安心だ。
老人になると半径100m内のお店で全てを済ます、というが本当だなあとしみじみ思う。
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