弁護士のくず(5) (ビッグコミックス)<井浦秀夫/監修・弁護士 小林茂和/小学館>ではなく最初の1巻目だったのだが、ここで主人公の娘の生い立ちが書いてあって何で一緒に暮らすようになったのか、くずがどうやって弁護士になったのかようやく解明。
「弁護士のくず 1」
弁護士や判事のマンガは面白い。ただ、現実の弁護士はこんなに多分野のことをよく知っているわけではなく、たとえば知財については全く素人だったり、民間相談でよくある離婚訴訟関係と不動産関係、相続問題しかわかっていなかったりする。また、鮮やかに解決なんて到底無理な話で、途中破談なんてのもよくあり、成功報酬無しの着手金だけだったりする。士業全般がそうなので最初にどの分野が得意なのかよく聞いておいたほうがいい。自分で交渉したほうが金が少なくて済む場合も多い。特に役所への提出書類は時間と労力さえ厭わなければ、テンプレートは世の中にごまんとある。また、昔ほど時間も食わないし、役所も親切に間違い部分を指摘してくれる。
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