家栽の人 (1) (小学館文庫)<作:毛利甚八 画:魚戸おさむ 監修:山崎司平/小学館>。買ったのは文庫じゃなかったけれど面白かった。この手の社会派もののマンガはなかなか市場に出回らないのか、一部しか手に入らなかった。
「家裁の人」
検事はいろいろと制約が多そうで、出世のことを考えると判決もいろいろあれだろうな、とかいつも考えてしまう。だから、どさまわりの地裁と出世階段手前の高裁で正反対の結果になるのだろうか。なんだかなあ。
じっくりゆっくり育つ種の植物は人の一生にも似ているのかもしれない。ただ、いっせいに種を蒔く種は間引きも必要だし、樹木には枝打ちもある。枝打ちは群生させないようにするという環境面だけでなく、売り物の木の場合は商品価値を下げない要素もある。野菜の間引きはアブラムシを発生させないためにも必須だし、柔らかい新芽は美味しいからサラダのまま食することも可能だ。社会における間引きや枝打ちとはどういうことにあたるのだろうか。
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