2013年9月30日月曜日

ディズニーがMovieNEXという商品を出すらしいがこれって中古になったらどう対応するんだ?

 ディズニーがMovieNEXという商品を出すらしいがこれって中古になったらどう対応するんだ?

 第1弾は、ピクサーの最新作モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX [Blu-ray]を2013/11/20日にリリース。

 各種記事を要約すると、第1弾の中身は以下。

1. Blu-ray1枚
2. ボーナスDisc1枚
3. DVD1枚
4. クラウド対応のデジタルコピー権
5. 専用サイト「MovieNEXクラブ」へのアクセス権

おまけ

抽選で当たるカレンダー
オリジナルグッズ
ディズニーストアでの10%ディスカウントクーポン
製作総指揮のジョン・ラセター氏への特別インタビュー動画を閲覧可能

今後の予定

2013/11/20
「ミッキーのクリスマスキャロル」(1983年に公開された中編)
「トイ・ストーリー」シリーズ3作品、そして「モンスターズ・インク」

2013/12/18
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ4作品

2013年9月29日日曜日

図書館に通う-当世「公立無料貸本屋」事情を読んでその通りなどと思った

 "図書館に通う―― 当世「公立無料貸本屋」事情"を読んでその通りなどと思った。著者の宮田昇氏は日本ユニ・エージェンシー日本ユニ著作権センターを創設した一人らしいのだが、日本ユニ著作権センターの著作物については昔購入して読んだ覚えがあるだけにお世話になりました感が強い。


「図書館に通う-当世「公立無料貸本屋」事情」


 この本の中で一番強く印象的だったのは、公共貸与権=公貸権の適用を訴えている点だ。公共貸与権はECでは一部の国を除いて1992年に成立しているらしい。日本では映画の著作物は著作権者に対して補償金を支払わなければならないそうだが、出版物の著作者に対して図書館は支払わなくてもよいらしい。図書館が利用者に対して無料なのは、公共福祉であるからだろう。また、一般市民に公開されるのは、情報アクセスに対して基本的権利であろう。著者の宮田昇氏は報われなかった埋没した著作権者に対して公貸権を設定することの重要さを説いている。

確かに、映画だけに与えられて著作物に与えられないのは片手落ちだろう。せっかく、図書館でも配信が始まっているのだからこの際に改正するのはいいかもしれない。

2013年9月27日金曜日

尾瀬に行ってエコを考えてみようとしたが行くまでにすでにエコじゃなかった

 今夏、尾瀬にエコじゃない車で行ってきた。群馬県片品村の鳩待峠側から入り山の鼻を抜け、牛首、竜宮の"原の小屋"で一泊、翌朝、ヨッピ吊り橋に寄り東電小屋から牛首というコースで帰る。


Rest House "hatomachi-touge"

 ここからいきなりのうねうねした下り坂スタート地点だ!

 だが、実はここの駐車場はほぼ使えない。シーズンオフでは使えるようなことなどを書いてあるが、あまりにも面積が小さく常連の定期便バスや団体専用観光バスに占有されていて自家用車はほぼ駐車不可能だ。だから、麓の戸倉駐車場に車を置いてマイクロバスに乗ってここまで到着する必要がある。以下がその戸倉駐車場だ。


tokura-Parking



















tokura-Parking-ticket
 
 
 駐車料金で金を取られて、しかも、ここからのバス代でさらに金を取られる!大人900円、子供450円だ。尾瀬内のトイレは基本的に有料だが志という形になっているので金を払わない人もいる。しかし、車で鳩待峠に先に行ってからこりゃダメだと諦めてまた戸倉に戻ってこさせるのは時間の無駄なので最初から変な期待を抱かせるより、鳩待峠の駐車場はムリと書いておいたほうが現実に即している。

 ところで、尾瀬のほとんどの土地は今、渦中の東京電力の所有物であることをご存知であろうか? 私も昔、初めて行くまで知らなかったのであるが、東電小屋が実際にあるのを今回見てようやく実感した。この土地も電力絡みのいろいろ因縁がある所らしい。

Signboard of National Park "Oze" 
   
 看板右下に東京電力と書いてあるのがおわかりだろうか。この看板を正面に左側からずーっと下り道だ。いきなりの下りなので老人や足の悪い人は要注意だ。帰りにスカートで降りていくカップルを数組見かけたが、いくらちょっと立ち寄りといってもちょっとよろしくない。

えーと、時間もないので今日はここまで。写真は思い出しながら順次ゆっくりアップします。いやあ、毎日アップする人は本当に偉い!凄い!感心するよ。

「イヴの総て」を視聴してみたら今も昔も芸能界は変わらないなあ、と思った

"イヴの総て [Blu-ray]"を観た。前からBette Davis(ベティ・デイビス)の出演しているものを見たかったのだが、なカナか機会がなかったのだ。

左からGary Merrill, Bette Davis, George Sanders, Anne Baxter, Hugh Marlowe, Celeste Holm
File:AllAboutEvecastpromo.jpg
AllAboutEvecastpromo.jpg ‎(598 × 432 pixels, file size: 54 KB, MIME type: image/jpeg)
Promotional image from the film All About Eve (1950).
copyright The Academy of Motion Picture Arts and Sciences (AMPAS), from Zap2it.com Movies

引用:Wikipedia

ベティ・デイビスが大女優だということは知っていたが、この映画を観て度肝を抜かれた。演技が上手い! しかも、自分自身が実生活でも気が強い中年の大女優であり転機を迎えていることを透かせたリアルな話になっている。こんな役を率先してやるなんてセルフプロデュースもなかなかのものだ。顔立ちは個性的、見ていて安達祐実を思い出した。なんとなく似ているかな、と。

それと共演者でKarenを演じたCeleste Holm(セレステ・ホルム)、この女性が可愛かった。北欧系の整った知的な顔立ちだ。共演者のAnne Baxter(アン・バクスター)もなかなか可愛くも小憎らしい演技だった。実際のところ、こんなタイプが一番コワイ女なんだよなあ。彼女、どこかで見た顔だなと思っていたら、"十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]"の王女様の役で出ていた。George Sandersがいい味を出している。批評家は今も昔もインサイダーだ。

最後の会話で、ベティ・デイビスがAnne Baxterに声をかける場面で、

But I wouldn't worry too much about you heart.
You can always put that award where you heart ought to be.

copyright:Twentieth Century Fox Film Corporation(News Corporation Ltd.)

という表現が出てくるが皮肉も交えてなんとも味わい深い忠告になっている。英語の婉曲的な表現は否定疑問文などが多いように、ここでも遠まわしな言い方となっている。字幕では、"だけど、正しい心は自分のところに置きなさい"と簡潔に表現している。字幕は1行だいたい15文字という制限があるので2行が限界。こなれているとはいえないが、putの表現が難しい。価値ある賞を頂いたら、この言葉を噛み締めて精進したいものだ。

Anyway, Bette Davis is Great!!!!!!

2013年9月22日日曜日

「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」を読んで暇つぶしになった

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)を読んでなかなか面白かった。要は、傍聴をしながら裁判を茶化した実況なのだが、録画できればニコ動のほうが面白いが、裁判は録画どころかリアルタイムで流せないので、テキスト化せざるをえない。そういう意味では、裁判ものは出版界にとってはネタとなるだろう。けれども、この本は今なら実質のところ電子化されるべきだし価格も内容から言って新作なら300円ぐらいが妥当なところだろう。今ならディスカウントして100円だ。これで、ブックオフの値段と同じになる。


「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」