2016年11月25日金曜日

「万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰ-Ⅴ」読了。面白かった。

万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)<原作:松岡圭祐/漫画:神江ちず/角川書店>読了。面白かった。友人から薦められて読んでみたのだが、なかなか5巻まで中古が揃えられず苦戦していたがようやく5巻まで入手できた。実際は12巻まで出ていて完結しているそうだ。まあぼちぼちといきますか。「万能鑑定士Qの事件簿」の公式サイトもあるらしい。


万能鑑定士Qの事件簿 文庫 全12巻完結セット(角川文庫)


宣伝を見ていたら似たようなシリーズが出てきた。特等添乗員αの難事件 I<「特等添乗員α」シリーズ> (角川文庫)だ。


特等添乗員αの難事件 Ⅰ


なにやら森博嗣の推理小説シリーズっぽい表題なのが気になるが売れたものは真似るのが常道だ。森博嗣のブログもあるが趣味満載のようだ。すべてがFになる (講談社文庫)など面白かったなあ。やはり天才犯人は絵になる。


すべてがFになる

どんなものにも旬はあるものでどんな作家もしばらくすると全く読まなくなってしまう。あんなにたくさん読んだ菊地秀行夢枕獏はいったい何をやっているやら。っていうかまだ続々出しているじゃないか。吸血鬼ハンターもちゃんと書いているんだ。うーん、お見それしました。昔、この本で盛り上がった女性と飲んだスターバックスのラテを思い出す。彼女は国際結婚(←古いね、言い回しが。)をしたらしいがどうしているのだろうか。

「私ってコーヒー実は苦手なんですが、スターバックスのラテは甘いから飲めるんです。」
「へえ」
ってな会話があった。

2016年11月14日月曜日

「め~てるの気持ち」読了。メルヘンだったのかな。

め~てるの気持ち コミック 全3巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)(作者:奥浩哉)読了。メルヘンだったのかな。


全3巻セット

題名から判断すると、主題の"め~てる"は"はるか"ということになる。そうだとすると、"はるか"が息子を更正させるためのプロセスを演出したということになる。

けれども、このようなキャラクター設定はまずありえないので結果的にはメルヘンだったということになる。しかし、ヤングジャンプ連載だったということなので多少のエロさを加えて読者が若い男性ということも考慮して"慎太郎"に感情移入できるようなストーリー構成になっている。

GANTZ コミック 全37巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)の作者、奥浩哉と同一なのでキャラクター設定が似ているのは仕方がない。安二郎とおッちゃんが似ているのには笑った。GANTZ:G 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)と比べると"はるか"の肉体描写が曖昧なのは残念だった。GANTZでは胸や陰部辺りをもう少し細かく描いている。肉体描写は、東京大学物語(1) (ビッグコミックス)の"江川達也"の作風と似ているのが気になった。なぜって?だって、名前が一緒だから。はるか=水野遥(みずのはるか)なので、最初読んでいるうちに妙な既視感があったからだ。特に、慎太郎とはるかが部屋でコトを始まる前のシーンは、村上直樹と水野遥のシーンとダブるものがあった。はるかの異様に大きい胸といい、対する慎太郎の不安な立ち位置といい、似ている。また、江川達也のキャラクター村上春樹は異様に汗や涙を流す大変誇張した描写であり奥浩哉も似ている。。"GANTZ"もそうだった。Twitterで"江川達也"をディスった作者なら否定するだろうけれど...



東京大学物語

周辺に引きこもりがいる私としては、なかなかうまく描けていたと思う。引きこもり=病気なので、家族は共依存にならないよう離れる必要がある。このストーリーも最善の方法だったと思う。ただ、ありふれたキャラクターにするとマンガにならないので、元美少年と美少女、冴えない親父が出てくる。

最後のシーンが少しわからない。お父さんが死んで六年。その間に"はるか"が懸命に努力して慎太郎を自活できるところまで導く。それが一年、慎太郎がラーメンの修行を最低一年して二年。そこで、小さな女の子、コブ持ちのそれほどイケていない年上の女性と結婚してラーメン屋を始めて一年。僅か三年の間にコトを成し遂げて不動産まで処理した。ここまではなんとかリアルっぽい設定だ。

けれども、"はるか"の見た目は当時と全く変わらず、犬の"さくら"も同様。いや。遠目にはそれほど変わってなくても少し老けたのかもしれないし、"さくら"は二代目または死んで買い替えたのかもしれない。ただ、"父ちゃん"と叫ぶ少女と慎太郎との距離と向きが妙にズレていて気になる。初婚で子供が生まれたとしても、今度は女の子の成長が早すぎる。

"はるか"が入社したのが20代前半。知り合って一年で結婚したのが23歳。離婚した母親と電話しているので23歳あたりの話と考えられる。離婚した母とは連絡するぐらいなので険悪というわけではなさそうだ。それから六年たったとしたら29歳。若い!若すぎる!メルヘンとしか言いようがない。慎太郎は引きこもりを脱出して36歳。"はるか"が凄いのはもう一人友達のひきこもりを高校時代に脱出させている点だ。凄いカウンセラー能力を持っている。

それにしても、登場人物たちはよく泣く。リアルな引きこもり家族もこのように一人ぼっちにする設定をして欲しいものだが、家から出られないなどの諸事情があるのでなかなか実行できないようだ。

夢オチではなかったが全体的にはメルヘン物語なんだろうと思った。本当にリアルなひきこもりがいるご家庭のことを考えるとなかなか悲痛なことだと思う。敢えて身を引いた"はるか"の潔さは見事なカウンセリングだったと思う。実際問題、こんな可愛い女性だったら部屋出るよなあ、とか考えていたら、日本最古の引きこもりは"天照大御神(あまてらすおおみかみ)"なわけで。彼女を外に連れ出すために使った手段は、天宇受賣命(あめのうずめ)によるストリップなわけで引きこもりから脱出させるのに有効な方法は外界に対する興味を引かせることに尽きるのだろう。それが、予想外のことであればあるほどインセンティブは強くなる。そういうことなのだろう。





2016年11月11日金曜日

先月はインド・パキスタン料理"スルターン"に行ってきたのだ

スルターン飯田橋本店
    
先月は飯田橋にあるインド・パキスタン料理"スルターン"に行ってきた。いつもの飯田橋の知人と秘書さんという面子だ。

インド料理というよりパキスタン料理なのだそうだ。店主がパキスタンご出身で近くの飯田橋のマンションに住んでいるらしい。食住接近は基本だね。

結論から言えばとても美味しかった。しかも、食べた後、香辛料の中に精力剤が入っているのでは、と思わせるほど身体がホテって、翌朝ギンギンで持て余し気味になるほど。

結構リピーターが多いらしい。それを聞いて私はニヤリ。きっと中高年のファンが多いに違いない。事実、他の客はオヤジばかりだった。

新しくできたらしいのでMeat Meats 5 バル 飯田橋店に行ってきた


Meat Meats 5 バル 飯田橋店にいつもの飯田橋の知人と秘書さんと行ってきたのだが、まあ当分肉は食いたくない感じ。


  meat meats 5 バル飯田橋店/食べログ公式写真より

元々、BBQが苦手なので素材モロの料理はあまり得意じゃない。サラダは小さなお皿に生の野菜を入れろ、というシステムだが、ちょっと生ムリって感じ。お皿も小さいし...野菜は乾燥したまんま。乾燥したままなのは外国では普通のことなので、これはいいとしよう。だが、盛りが小さすぎだよ。

肉はそれぞれ別のものを頼んだのだが盛り合わせ状態で運ばれてきた。一人前100gだとほんの少ししかないので、お酒のつまみ代わりだ。つまみにしては歯ごたえありすぎだ。

カレーも飯田橋にあるインド・パキスタン料理スルターンと比べると数段落ちる。とにかく、お皿がすべて小さいのだ。

店の雰囲気は明るくてそんなに悪くないのだが、ウエイトレスもアルバイトなのだろう、マニュアルどおりだし。まあ、一度行けばいいかな、というお店だった。





Pitch FMっていうFM局が愛知県刈谷市にあるのだが...

Pitch FMっていうFM局が愛知県刈谷市にあって碧海五市に放送しているCFM(コミュニティFM)なのだが...

先週、この近くの地域を車で移動中にこの局から放送が流れてきた。周波数83.8である。最初に流れてきた時に、いきなり”Bitch FM”と聞こえたので、ビクッとした。しかも、放送中に公告のつもりか何度もBitch,Bitchと連呼するのでその度にビクッ、ビクッと反応。よく聞いてみると、Pitchと言っているのだが、どうしてこんな紛らわしい局名にするのか疑問だ。

PitchはPitcherの動詞なので、投げるという意味で現在ではプレゼンを意味するものとして使用されているそうだ。そうなると、プレゼンFM?という意味になるのかな。変な名前。しかも、紛らわしいし、ってかそう感じるのは私だけかもしれないが...

親会社が株式会社キャッチネットワークなので、キャッチの反対、ピッチでどうだ、とかいう冗談みたいな話が会議で持ち上がって決まったに違いないなどと想像するではないか。

"Bitch"とは私は"牝犬"とかいう意味の汚い言葉だと思っていたのだが、それは昔の話で今は"ヤな女"などを示すのだそうだ。それならば、トランプ大統領がヒラリーとの討論会で"Such a nasty woman"と発言したのと同じ意味ということになる。


YouTubeより/1min10secからナイス合いの手



2016年11月10日木曜日

「ローマ人の物語 1 ローマは一日にして成らず 上」読み始めました。

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)塩野七生さんの大作をようやく読み始めた。やはり面白い。いつ読み終わるだろうか。安倍首相が退陣するまでには読み終えたいな。


ローマ人の物語 1

リンクAdはモバイルリンクにしてみたがどう見えるのだろうか。試してみないと。

先週、ポエニ戦争のところを読み終わった。意外と戦術を詳述してあってオタクっぽい丁寧な説明で大変面白かった。正直、女性の書く歴史ものだから主観的なのかなあ、とナメていたのだがなかなかどうして主観的な部分の記述も客観的で感心した。塩野さん、スゴイ。これは確かに賞を獲るだけのことはある(2017/2/12)。

本日、六巻目を読了。いやあ、面白い、大変面白い。女性の書いた歴史本がこんなに面白いとは。女性目線というのか、男性史観でないところが凄く良い。軽く書けば萌え目線になるところだが取材力も抜群だし、読み応えある(2017/3/25)。

本日、11巻目を読了。相変わらず面白い。本当に面白い。<uploaded 24/Jul/2017>

現在、25巻目を読んでいる最中。
面白いが、まだ終わらない。<uploaded 27/Jul/2019>

やっと、26巻目終了。他の本を読んでいるせいもあるが、ペースダウンしている。
<uploaded 8/Oct/2019>

ラスト43冊目遂に読了。長かった。6年かかった。読み続けてよかった。今、ロシアとウクライナが戦争状態で創価新聞などは"第三次世界大戦"などと煽っているが、この本を読んでなければ、欧州の地政学的歴史を全く知らないまま解釈するところだった。そして、今も欧州の人々が中東に関わる理由なども全く理解できなかっただろう。ラテン語を猛烈に学びたくなった。
<uploaded 13/June/2022>


2016年10月10日月曜日

フタバ図書にはガッカリだ

フタバ図書にはガッカリだ。

どういうことかというと、先週金曜日にSUNAMOにあるフタバ図書のお店でマンガ中古本を数冊購入したのだが、一冊だけ巻を間違えたので交換してもらおうと本日行ったら「中古本は返品交換できません」と拒否され仕方なくスゴスゴ、がっかりと肩を落として家に戻ったというわけだ。

一冊だけ返品交換というのもワルイなあ、と思ったのでついでに数冊分購入しようとカウンターに置いて説明したのだが、社員だろうか?別の女性の厳しいお言葉で今まで贔屓にして購入した俺はいったいなんだったんだろうか?自分ひとりがお得意様と勘違いしていたのだろうか、などと自己嫌悪。

当日数冊購入したのだが、レシートにはそれぞれのPOSをスキャンした形跡がない。レシートにも数冊分のPOSではなく一つしか記入されていない。もしかしたら、中古本のコーナーのワゴンの中に入れられていた商品なのでアウトレット扱いとして一括の売り上げとしてしか計上していないのかもしれない。そうだとしたら、そのうち一冊から返品伝票を生成して新規に一冊売上伝票を作ることが不可能となってしまう。しかし、一日単位でアウトレットの売り上げを一括して計上しているのだとしたら、一冊単位でのトレーシングは行っていないことになるので、一冊が何であっても誰にもわからないことになる。逆に言うと、だからこそ一冊程度返品交換したところで誰も困らないのではないかと思うのだ。もちろん、ワルイヤツが他社の中古本をここで購入したと嘘を言って代えさせようとする行為を防ぐ意味もあるだろうが、中古本もそれぞれPOS管理をしているので、伝票をスキャンすればすぐにわかるはずだ。もちろん、そういうことが起きうるから、コンプライアンスとして中古返品禁止を厳守させているのかもしれない。

話のわからない女性店員に聞いたのが敗因だったのだろうか、だいたいどこの店でも女性は融通が利かないことが多い。別に女性蔑視というわけではない。きっちり、言われたことは守るという姿勢は立派だ。社内不正が起こらないので良いことだが、現場は消費者との最前線なのだから柔軟な対応が必須だ。杓子定規な対応はお客を怒らせることもままある。

私の場合もこれで、フタバ図書から中古本を買おうというのが失せてしまった。新書の配架率も良かったのでここで購入していたのだがそういう気も無くなった。

ただ検証が必要だ。果たして中古本の間違いによる返品交換は他店でも不可なのか、ブックオフで試してみようと思っている。ブックオフもキライではないんだけれど、店員はだいたい事務的でツマラナイ。オタク気質のアルバイトたちはどんなお店に行ってもほぼ無愛想。コミュニケーション障害というより、コミュニケーション恐怖症の気があるとさえ思えてくる。悪気はないんだろうけれど、心に余裕を持っていないとカチンとくる時がある。そこに行くしか他に方法は無い場合はもはや諦めだ。

近くのブックオフで中古品の間違い返品交換を尋ねたらOKという回答が返ってきた。さすが、中古のブックオフだ!!(2016/10月)

昨日、またもや間違えたので近くのブックオフで交換してもらった。簡単なものでレジで訂正もしなかった。それが正しいやり方なのかどうかわからないが問題はなかった。(2016/11月)

という、フタバ図書だが、最近ではちゃんと安い中古マンガ本を購入する時に、返品がきかないことを店員が言うようになった。当然だ。まあ、実際にこの後マンガを購入してみたからわかったんだけれど。最近は、割と人気のある100円マンガを積極的に販売拡充していて、たとえば、今夏だと、夏休み中は5冊以上購入すると半額にしたりしている、そんなもんだから、人気商品があっという間に消える始末だ。私は、セドラーじゃないかと思っているのだが...時代はブックオフからフタバ図書だな!(Uploaded 20 Jul 2017)

今夏は8/31まで100円マンガが5冊で半額となるキャンペーンを実施中。なかなかヤルな!ブックオフより断然いいゾ(Uploaded 14/Jul/2017)

最近、SUNAMOのフタバ図書に行ったら売り場の1/3ほどが”駿河屋”になっていた!中古関係の売り場が全てなくなり、中古とフィギュアなどおもちゃは駿河屋が営んでいた。新刊のみを販売していた。もはや、売上も駿河屋に抜かれているようだ。現在、ADRで存続していていずれ日本出版販売か蔦屋に買収されるのだろうか。ああ、ますます本屋に行くのに東京駅オアゾの丸善まで出なければいけなくなった。こうして、専門店はどんどん遠くなっていき老人の足ではリアル買い物ができなくなっていくのだろう。リアルな世界が遠くなっていくのを感じる。
(Uploaded 2/June/2021)












2016年9月19日月曜日

ジョイフルのモーニング最高!

ジョイフルのモーニング最高!

このジョイフルだがモーニングメニューが物凄く安いことはご存知だろうか?これは弟から教えてもらったのだが、普通モーニングメニューは午前中までと決まっているが、ジョイフルのモーニングは一日中有効なのだそうだ。だから、いつ行ってもモーニングを注文できるらしい。"ガストよりいいので最近はジョイフルしか行かない!"などと弟が叫んでいた。ガストのモーニングは朝10:30までなので忙しい時は間に合わないそうだ。

それはさておき、ジョイフルのモーニングは、
なにやら創立40周年ありがとう記念のいつでもおはようメニューというらしい。

幕の内朝食(ご飯・味噌汁・漬物付)ドリンクバー付
Japanese Meal Plate with Grilled Mackerel
776kcal食塩相当量3.9g
490円(税込530円)


  幕の内定食(ご飯・味噌汁・漬け物付)/ジョイフルWebサイトより引用

モーニングオムレツプレート(パン付)ドリンクバー付
Morning Omelet Plate with Bread
(パン)452kcal食塩相当量2.0g
(ライス)584kcal食塩相当量1.3g
*パンはライスに変えられます。
390円(税込422円)


  モーニングオムレツプレート(パン付)/ジョイフルWebサイトより引用

定番朝食ドリンクバー付
Standard Japanese Breakfast
525kcal食塩相当量3.1g
390円(税込422円)


  定番朝食/ジョイフルWEbサイトより引用

モーニングエッグプレート(パン付)ドリンクバー付
Morning Egg Plate with Bread
(パン)437kcal食塩相当量1.9g
(ライス)570kcal食塩相当量1.2g
*パンはライスに変えられます。
390円(税込422円)



  モーニングエッグプレート(パン付)/ジョイフルWebサイトより引用

豚汁朝食(ご飯・選べる小鉢・漬物付)ドリンクバー付
Pork Miso Soup Breakfast (Side Dish Selectable)
生たまご 666kcal食塩相当量3.3g
半熟玉子 672kcal食塩相当量3.4g
納豆 640kcal食塩相当量3.4g
390円(税込422円)


 豚汁定食(ご飯・選べる小鉢・漬物付)/ジョイフルWebサイトより引用

モーニングハンバーグプレート(パン付)ドリンクバー付
Morning Egg Plate with Bread
(パン)666kcal食塩相当量3.3g
(ライス)799kcal食塩相当量2.6g
*パンはライスに変えられます。
490円(税込530円)


 モーニングハンバーグプレート(パン付)/ジョイフルWebサイトより引用

七種の和朝食(ご飯・味噌汁・漬物付)ドリンクバー付
Japanese Meal Plate with Grilled Salmon
653kcal
食塩相当量4.9g
490円(税込530円)


  七種の和定食(ご飯・味噌汁・漬け物付)/ジョイフルWebサイトより引用

鱈のみぞれ煮朝食(ご飯・味噌汁・漬物付)ドリンクバー付
Deep-fried cod with grated radish and Japanese soup
680kcal
食塩相当量4.9g
540円(税込584円)


  鱈の霙煮定食(ご飯・味噌汁・漬け物付)/ジョイフルWebサイトより引用

SIDE MENU
生たまご・半熟玉子・納豆40円(税込44円)
85Kcal食塩相当量0.2g 91Kcal食塩相当量0.4g59Kcal食塩相当量0.3g
*ご飯・パンおかわりご飯は大・小盛り変更OK!90円(税込98円)
スープバーご利用プラス130円(税込141円)
*ドリンクバー付メニューをご注文の方に限ります。

<以上ジョイフルのWebサイトより転載引用>

それはさておき、最近、西葛西南口に大阪王将の北口にある西葛西店とは別に西葛西南口店がオープンした。店の前が宣伝広告でギラギラしていてなにやら入りにくい。大阪王将自体入ったことがないので味はわからない。餃子って安売りのお店で買うと100円程度で買えるのでお店に行って食べるという発想がわからない。

先月、東九州自動車道を通ったが大変な高速道路だった

先月、東九州自動車道を通ったが大変な高速道路だった。もう、開通したよ、と母親が言ったのでえー、まだ貫通したとはいえないだろう、と思ったもののどこまでできたのか興味もあったので、鹿児島からの帰路としてこれまでの九州自動車道を選ばず東九州自動車道を選んでみたのだが、 やはりやめればよかった、と後悔。

まず、川南PAまではまだいいのだが、その先からだんだんペースがのろくなってくる。一本道だし、喉が渇いてくるのに何も見えてこない、途中、普通国道にしかない道の駅がなぜか二つ出てくるので、これは大助かり、と思い入ろうとすると駐車場は渋滞でなかなか入れない上に、なぜか高速道路から県道に降りられたりする、あやうくはずれるところだったので引き返して元の高速道路に戻るのだが、なにせ一本道なので前に遅い車があると途端にノロノロ運転となる。やっと二車線になったかと思って前の車を追い抜かしたら、ものすごく短い二車線で慌てて強引に割り込みしたら、抜いた車がキレて後から猛然と抜かされた。間違えただけなのに...気が短いなあ。たぶん、彼もイライラしていたのだろう、わからないでもない、こんな道路だし。


  別府湾SAにて

いずれにしろ、恐ろしく時間のかかる高速道路いや高速道路と言えないな、一本道の高速道路って何なのよ、と言いたい。トラックの運転手さんがこの道を通らないはずだよ、と思った。やっとの思いで別府湾SAに到着したときはもうヘロヘロ、上り、下りの合同SAなので混雑していた。景色がいいのだけが長所かな。

さらに、そこから下関まで遠いこと、改めて九州自動車道の高速モードに感謝だ。それに、九州自動車道は高速警備隊も久留米以南はほとんど遭遇しないのも気が楽だ。後は鹿児島県内で一部見かけたかな。熊本県と宮崎県はなぜかノールックだ。

はやく、太平洋新国土軸構想を実現してくれないかなあ。そうしたら、九州と名古屋はもっと近くなるのに...半日で行けるんじゃないかな。

1.豊予海峡ルート

位置:愛媛県佐田岬半島~大分県佐賀関半島
海峡幅:約14km
最大水深:約195m

2.紀淡海峡ルート

位置:和歌山市~兵庫県洲本市
海峡幅:約11km
最大水深:約120~150m

3.伊勢湾口道路

位置:静岡県西遠地域~三重県志摩半島
湾口部:約20km
最大水深:約110m

この三つらしいが、3の道路はともかくとして、1,2は技術的にもイケるでしょう。

経済産業省の自動車関連企業マップによると、

中部エリア
愛知県:159
三重県:198

近畿エリア
大阪府:216
奈良県:236
和歌山県:239

四国エリア
徳島県:264
香川県:266
愛媛県:2685
高知県:270

九州エリア
福岡県:273
佐賀県:279
長さ\危険:281
熊本県:283
大分県:286
宮崎県:289
鹿児島県:291

と九州はダントツだ。なにせ、九州の非正規労働者の時給は全国でも最低の部類だからね。
(資料がいつのものなのかわからないけれどここ最近のものだろう)トヨタが中部と九州を結ぶ最短ラインの道路を作れとお友達のアベチャンに言えばなんとかなるんじゃないか。だって、九州は最低賃金のエリアだからね、コストダウン大好きトヨタが進出するわけだよ。

平成28年度地域別最低賃金改定状況<厚生労働省地域別最低賃金の全国一覧の転載引用>

PDF 平成14年度から平成27年度までの地域別最低賃金改定状況(211KB)

このPDFを見ればわかるが、九州は福岡県を除けば去年(平成27年)までなんと600円台だったんだ。自動車メーカが工場をバカスカ作るわけだ。

そういえば、長距離トラックの運転手が宮崎県の時給最高の企業は深夜帯が1,000円のジョイフルだと言っていたそうだが、さもありなん話だ。




2016年9月17日土曜日

なぜ、イオンはローソンを引き受けずダイエーを引き受けたのだろうか?

ダイエー

2001年:ローソン株式譲渡
2002年:プランタン銀座株式譲渡
2005年:福岡ダイエーホークス株式譲渡
2007年:イオン&丸紅資本・業務提携

マイカル
2001年:破綻→イオン支援
2003年:イオン完全子会社
2005年:再建完了
2011年"イオンリテールが吸収合併

SHOP99
1996年:オープン
2000年:ベストより独立
2001年:SHOP99にコンセプト統一
2007年:ローソンと業務・資本提携
2008年:ローソンの連結子会社になる
2010年:ローソンの完全子会社↓

ローソン
1975年:オープン
1996年:株式会社ローソンに正式名称/6,000店
1998年:売り上げ1兆円
2000年:三菱商事業務提携

イオン
2000年:ヤオハンがイオングループ入り
2001年:ジャスコからイオングループと正式名称へ
2002年:イオンモール上場

まいばすけっと
2005年オープン
2014年:500店

アコレ
2015年:分社化

ミニストップ
1980年:オープン
1994年:500店
2004年:1,500店
2011年:2,056店/国内外で4,000店

セブン-イレブン
1974年:国内オープン
1980年:1,000店
1984年:2,000店
1987年:3,000店
1990年:4,000店
1995年:6000店
1997年:7,000店
1999年:8,000店
2002年:9,000店
2003年:10,000店

これを見るとわかるように2001年という年はスーパーマーケットにとって激動の年であったことがわかる。イオンはマイカルの破綻処理で手一杯だったのだろう。丸紅との業務提携関係から規模としてマイカルを選択したのだろう。

だが、セブン-イレブンが当時、着々と店舗数を伸ばしていたのはわかっていたことだ。どう考えても、コンビニを軽視していたと思われる。売り上げの規模が重視される社風であったに違いない。また、各関連会社を吸収したり合併させることでかなり経理操作をしただろう。あるいは、コンビニを増やすことがスーパーマーケットとのカニバリズムに陥ることを恐れたのかもしれない。かなりの中小スーパーマーケットと資本・業務提携したり子会社化してきたイオンだけに、利益相反だと指摘され離反することを恐れていたのかもしれない。

今後、セブン&アイ・ホールディングスがイトーヨーカドーを処分して身軽になることを考えると、イオンの重厚長大ぶりが目立つことになるだろう。どうも、イオンはいくつも中小のスーパーやミニスーパーなどを作った後でまとめてしまえばいい、と考えている節がある。もはや、これは企業文化としか思えない。

セブン&アイと三井物産、ローソンと三菱商事、ファミリーマートと伊藤忠商事、イオンがこのまま蚊帳の外でガマンしているはずがない。

それにしても、ダイエーはダイエーを売り払ってローソンだけを残しておけば、と思わざるを得ない。
そうしたら生き残れていたのだろうか。それもできないほど財務が傷ついていたのだろうか。小売業界に出入りしていた自分にとって残念でならない。マイカルの社員食堂がイチバン美味かった!

どれだけ田舎に行ってもコンビニだけは点在するようになった今、足腰の弱った老人、または移動手段のない人間にとって、自動運転の乗り合いバスや乗り合いタクシーだけが本当に最後に克服すべきラストマイルとなりそうだ。2020年を待たずして自動車の電気化とガーベッジ化が同時進行で進みそうだ。










「連邦刑務所から生還した男」を読むとやはり刑期短縮も金次第だなあと思う

連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ (幻冬舎アウトロー文庫)<山平重樹/幻冬社>をたまたま読んでみたがなかなか面白かった。当時のFBIのヤクザ認識はこの程度だったんだと思うとなにかおかしい。そうすると、三浦和義の自殺当時の刑務所環境はなんだったのだろう



確か、この本の主人公については報道を通じてハワイで逮捕された、というニュースを見たような気がする。それにしても、なかなか得がたい体験だと思うし、主人公のポジティブぶりにも驚きだが最終的には頼りになるコネクションと金が必要であることがわかる。組長なだけにそこは豊富で助かっている。

それと、この出版社である幻冬社からアウトロー文庫としてこのような本が出版されていることを始めて知って驚いた。このジャンルを見つけるなんてなかなか抜け目ない。けれども、"週刊大衆"の双葉社や:アサヒ芸能"の徳間書店はいったい何をやっているんだ!双葉社は出してないわけではないが、シリーズをまとめたネーミング化で後れをとったようだ。確かに、"アウトロー文庫"とはうまく表現したものだ。アサヒ芸能は全くシリーズ化されていないようだ。そういうコンプライアンスなのだろうか。

2016年9月15日木曜日

先週、皮膚科に行ったら小さな女の子に"じいじ"と言われた...トホホ...そんな年齢なんだなあ

先週、皮膚科に行ったら2歳ぐらいだろうか、小さな女の子に"じいじ"と言われた。薄くなった頭髪を見て言ったのか、遠視用メガネをかけて本を読んでいたのでそう見えたのか、いずれにしろ彼女のじいじと同じぐらいの年齢に見えたのだろう。

お嬢ちゃん、間違ってはいないよ、そう見えたのならば、年齢的にいってもそれほど間違いではないよ、ただね、正確に言うと孫はいないんだけれどね...はあ

「ゲノム編集の衝撃」を読んだけれど劇的に遺伝子編集ツールが進化したようだ

ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー<NHKゲノム取材班/NHK出版>を読んだけれど劇的に遺伝子編集ツールが進化したようだ。

TVで放送されたものをまとめて文書化したものなので、書籍というよりTV解説本に近い内容だったが、見てなかったので助かった。



ゲノム編集の衝撃

一番驚いたのは、ツールであるCRISPR-Cas9(クリスパーキャス9)システムによって作られた膨大な遺伝子サンプルがAmazonのようなポチッとなシステムで購入できるという点だった。さすがアメリカ、イージーコントロールにしてマーチャンダイズするところは恐ろしく巧みだ。

北方領土問題の交渉はすでに片が付いていて発表時期を協議しているだけ?

安倍首相がロシアのプーチン大統領と北方領土問題の交渉を引き続きしているが、すでに2+2で決着していて、発表時期を彼らの都合のいい日程、たとえば憲法改正、に合わせようとしているだけだ。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島のうち、色丹島、歯舞群島は小さい島である上に、地政学上の重要性はないのでロシアも返還するが、他の島は大きく島と周辺部のエネルギー開発、潜水艦の通り道ということも考えると容易ではないが、香港返還のように年数を区切って1945年のポツダム宣言から100年、つまり2045年で返還といきたいところだが、プーチンの年齢を考えると二島返還日から100年とかになりそうだ。いずれにしろ、ロシアからすればあらゆる条件付きで返還条約をするより、ずるずる引き延ばして経済的支援をだらだらと取り付けたいところだ。ロシアが一度手に入れた物をそうやすやすと返還するわけがない、クリミア半島を見ればわかるように、軍事上の要衝は絶対に取り返す気満々だ。日本政府が下田条約の時に戻って、樺太を雑居地とするのかどういう下交渉をしているのか見ものだ。それにしても、雑居地とした場合、どういう政治経済システムとなるのか見てみたい気もする。

以上、推測でした。



長野の帰りにSAで"りんごのオムレット"を購入したがフツーの味だった

この間、長野の帰りにSAに寄ってお土産を品定めしていた時に、美味しそうなパッケージデザインだったので選んでみた"りんごのオムレット6個入り"だがフツーの味だった。


りんごのオムレット

だいたい、SAのお土産でアタリと思う品はほとんど見当たらず、老舗の定番がイチバン妥当だと思う。もちろん、今人気のナントカという宣伝文句に釣られて購入したものは確かにほどほど美味しいがとりたて感動というほどのものでもない。


   りんごのオムレット(食べた後)

たとえば、博多通りもんが今お土産では人気だというので購入した時もそうだ。確かに、西洋和菓子という名の通り、面白い組み合わせだが一回食べればいいかな、という感じだった。しろ餡はやはり大判焼きを食べるのがイチバン美味しいだろうと今でも思う。もちろん、これは個人的な体験にもよるのだろうが。小学生の時に英語の塾の帰りに、おばあちゃんが焼くみたらし団子、バス停でバスを待つ間に食べるあんこやしろ餡の大判焼きなどは今思い出してもその時の風景とともに鮮やかに蘇る。

これは舌が肥えたのか衰えたのか、食に興味がなくなりつつあるのか、原体験に回帰しつつあるのかよくわからないが、元々食には食べ歩きするほどの興味はないせいかもしれない。というよりも、どうして皆あれほど食にご執心なのかがわからない。もちろん、普段からこの混合米はやはり単一米よりあまり美味くないなあ、とか、うへっ、このスーパーの鰻、最悪、ゴムみたい、とか、ゲホッ、このロッテチョコパイのアジアンフェイクぱさぱさ、とか程度はしょっちゅう感じたりするが、だからといってもう絶対買わない、ではなく、むしろ、次はどんなヘンな味がするんだろう、という好奇心のほうが勝るので激マズ食品も逆にワクワクするぐらいだ。






2016年8月22日月曜日

「彼女のひとりぐらし」を読んでみたけれど独女妄想に溢れていて面白かった

彼女のひとりぐらし (1) (バーズコミックス デラックス)を読んでみたけれど独女妄想に溢れていて面白かった。三巻まで出ていて結構重版もかかっている。男女とも意外と共感を呼ぶのかもしれない。独男も似たようなものだから、まいいか。


彼女のひとりぐらし一巻

2016年8月21日日曜日

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた

長崎のハウステンボスに行ってきたのだが、ハウステンボス歌劇団というのが一番楽しめた。弟から、このショーは入場券のみで入れるのでぜひ見て欲しい、と聞いていたので入園後、真っ先にここに到着。席は映画館のように有料席と無料席に分かれていたが、私は当然無料席の一番いい席を確保。

当日は、チームフラワーによる「LIE&TRUTH~孤高の花~」を観劇。55分ぐらいなのだが旅行中の身には有難い時間だと思う。しかも、一日二回公演するという。あの運動量で二回もするのか、と思うと驚嘆だ!そして、これは弟も言っていたのだが、本場の宝塚で安い入場料で見ると高い位置から豆粒のような彼女らをオペラグラスで見るしかないのだが、ここではすぐ近くから登場したり踊ってくれたりするので非常に距離が近い。これは嬉しい。まるでAKB48劇場ではないか!!とか言って行ったことないけど...

当日の主役は男役の伊織はやと(いおりはやと)さん、娘役は深佳さえ(みよしさえ)さん、脇役に青蘭そら(せいらそら)さん、海夏人蒼馬(みなとそうま)さんら。私は、青蘭そらさんがオシメンだった。細身でスタイルもいいし、小顔だし、踊りのキレも抜群だった。若いってこういうこと?迫力さえ付けばこれから伸びる逸材だと思う。主役の苦労人、伊織はやとさん(OSK日本歌劇団出身)はさすがに別格の威厳だった。劇団併設の養成所「ハウステンボス歌劇学院」出身者がじわじわと登用されているらしいので、いずれ世代交代の中で脇を固める人たちがこういった主役へと登りつめるのだろう。海夏人蒼馬さんは男役、娘役も演じてきたらしいが、妙に胸が盛り上がっていて気になった。胸が大きくてサラシを巻いても隠せないぐらいなのだろうか?こんなところが男視点か?深佳さえさんは娘役らしく愛らしく可愛かった。いずれにしろ、私の大好きな髪型である男役のベリーショートを堪能できた一日だった。女性のベリーショートは萌える!!!

彼女たちのプロフィールを調べていて、この歌劇団は当初OSK日本歌劇団出身者と宝塚出身者で構成されていたらしい。OSK日本歌劇団出身者は劇団が廃止になったりしてそれなりに苦労してきたようだが、それでもこうやって演じ続けているところを見ると、このお仕事が好きなんだなあ、と思う。

帰り際、出演者の皆様が宿舎に帰る途中に遭遇したのだが写真に撮られることを想定してか、顔は厚塗りの化粧のままだったのでビックリしたが体型は女性のそれでホッとすると同時に愛らしく感じたのだった。なんか可愛い!!!!!

さて、その他の施設だがこれは巨大お土産施設といったところで何も買う気がなかった私にとって無縁な場所。タワーシティにドムトールン展望室があり周辺を一望できるのでこれは訪れておきたい。入場券だけで入れる。ぐるっと周りを取り囲む小さなゴンドラ用河川(?)はドブの臭いがしてくる上に透明度もない、まして船乗りが歌を歌ってくれるわけでもないので全く乗る必要なし。せめてベネチアのプロの船乗りぐらいになって欲しいものだ。ハウステンボス歌劇団のお気に入りの出演者が劇中歌と同じ歌を歌いながら漕いでくれるんだったら私はお金を払っても乗るのだが...あと臭いドブ川をなんとかしてほしい。プールもあったがまあどうでもいい。また、期間中昆虫の展示会もあった。


  ハウステンボス/ドムトールン展望室よりマリーナ方面
  (窓からなので少し反射しています)



  ハウステンボス/風車

あと一点、福岡から長崎までは意外に遠い!!!また、長崎の高速道は高架が入り組んでいてわかりにくい。帰りに二回高速道に入りそこないぐるぐる迂回する羽目に...その他の長崎市内の見物はカット。日帰りはツライよ。

こうして、長崎を見ていると不思議なことに気がついた。ハウステンボスは長崎市の手前にあって、栄えている街を見て長崎市かなと思った所は佐世保市だったのだ。長崎市はまだずっと先にあった。なぜ、こんな先っぽにあるのだろうか。出島は島の突端にあるのかと思っていたらずっと内陸に近い所だった。

そうすると、原爆はなぜ造船の栄えた佐世保市ではなく市民が多い長崎市に落としたのか?長崎はキリスト信者が当時の日本でもおそらく多いほうだったろう。それをアメリカ側が知らないはずはなかろう。また、広島の原爆はなぜ工場が多くある呉市ではなく市民の多く住む広島市だったのか?日本が降伏するのはすでにわかっていながら、原爆の一般市民へのデータ収集のため、ロシアへの牽制と一石二鳥を狙ったのか、などの諸説が真実味を帯びてくる。

この年齢になるまで長崎の地理をしげしげとよく見ることはなかったのだが、改めてよく眺めてみるだけでもいろいろなことが疑問として次々と沸き起こってくる。そして、このことに無関心、無知だったことを大変恥ずかしく思う。

そうそう、さらにもう一つ。ハウステンボスの先に長崎バイオパークという動植物公園があるようだ。シマウマ、サイ、ラマ、フラミンゴなど85種あり、ラッコ、カピバラもいるとのこと。大人1,700円、小人800円なので近くの人には楽しいかもしれない。

今春。弟がまた行ったらしいが歌劇団しか見なかったらしい。いっそのこと、歌劇団しか見ない人のための観劇料を別に設定したらどうなんだろう。遊園地なんかには一切興味がないという人たちや、一度行ったからもういいや、という人もいるだろうに。大阪にあるUSJと違って、頻繁に施設更新や新コンテンツによる入れ替えなどを行っていないのではないのだろうか?<2020/5/25追記>






「数学女子」を再度読み返してみたけれどやっぱり面白かった。

数学女子 1 (バンブー・コミックス)<安田まさえ>は随分前に一度読んだのだが、暇だったので再度読み返してみたけれどやっぱり面白かった。へー、理系のギャグってこういう引用するんだ、とか、車のナンバープレートの数遊びのことをMAKE10っていうんだ、とか、数式や公式は実生活にこんなに役立って(?)いるんだ、とか。素数遊びってのもオツなもんだね、と思うようになった。ナンバープレートの語呂合わせは取得した人の遊び心が伺えて普段でもよく見ていて、たまに面白い数字を見つけることがある。



数学女子5

たとえば、これはだいぶ前に深夜車で走っている時に前にいた黒塗りのイカツイ車は、

0893→オレ、ヤクザ

近所のイカツイ家に駐車してある女性用と思しき赤い車、他2台。もう一つがどうにも語呂合わせがうまくいかなくていつもそこを通る度にう~ん、と頭を捻っているのだが...

1107→イイ女
1105→イイ男
3754→皆殺し

など、これは!!!というものがあったら教えて欲しいものだ。

それはさておき、

理系学生の獲得に政府、実業界ともども苦労しているという話をよく聞くが、簡単に増やす方法が一つあると思う。それは、文系に属している経済学部を改組して理系工学部に組み込んでしまえばいいと思う。そして、文系の哲学科の中に論理学科とか心理学科を組み込んでハイブリッドな履修体系にすればいいと思うのだ。法学部法律学科にしても、あれは言葉の論理学にしか思えないので、論理学の履修を必須にすればいい。統計学は商学部や経営学部でも履修必須にすべきだろう、あ、昔から履修科目か。

そして、文系全体にサイエンスリテラシーを高める意味でコンピュータサイエンスという履修課程を入れるという論議はU.S.Aの現状からよく言われていることだが、私はそれだけでなくヒストリーサイエンスは文系全学部必須にして欲しいと思うのだ。サイエンスが歴史にどれだけ変化を与えたのか、それは織田信長の鉄砲使用の一例を見るまでもなく、水の奪い合いが領土争いになったことや、世界的飢饉など土木的、農業的、金融的観点などから歴史を見ることは大変大切だと思う。戦争は、ただただイデオロギーの闘争だけではないはずだ。

さらに踏み込めば最早、文系、理系などという分類そのものが時代遅れなのでこういった枠は取っ払うべきであろう。

私がこんなことを思うのも、学生時代にコンピュータが勃興してきて、コンピュータの履修課程は単なる抽選によるオープン単位でその選に漏れたのが今でも悔しい思い出として残っていることだ。おかげで大金を払って後年パーソナルコンピュータを購入する羽目になり(これはコンピュータで今で言うところの萌えや同人を楽しみたい!!!という若者によくありがちな欲望のためだったのだが...)、しかもそのソフトウエアの論理構造を理解するのに目を白黒させねばならなかったことだ。

また、高校時に哲学書を呼んでいて、ラッセル、ウイトゲンシュタインを知って論理学に興味を持ち進路はこれにしようと思ったのだが、論理学科は当時、理学部数学科の一分野でしかなく大変がっかりしたものだ。

もちろん、急速に構造改革を進めれば、大学当局や教授会などは自分のポストがなくなるのではないかという恐れで反対するケースもあるだろうが、それは文部科学省がお得意の補助金で改組を推進すればいいのではないだろうか。ただ、文化やスポーツはその国のGNPだけではなく成熟度や民主度を計る物差しでもあると思うので、元大阪府知事のような乱暴な切り捨ては拙速で浅はかな施策であろう。それに国民の不満の吐き出し口でもあるので、むやみな規制も世相の歪みを生むだけだと思う。

知らなかったけれど、このシリーズは5巻まで出ているので最後まで一気に読んでみたい。それぐらい面白い本だ。おかげでこんな本まで買ってしまった。

大人のための やりなおし中学数学 一日一題、書き込み式 (光文社新書)




中学生からの数学「超」入門: 起源をたどれば思考がわかる (ちくま新書)





どちらも有用で面白い新書だ。特に後者は、中学一年生のこどもが最初にぶつかるマイナスの計算方法などをわかりやすく教えるにはどうしたらいいか、など懇切丁寧に書かれてある。私も当時さっぱりだった記憶があるが、なるほどこういう考え方で少しは理解が進むな、と思えた。それでも、まだ完全にはわかりにくかったけれども...

最近、よく数学の問題を見ているのだが、私から見ても問題の文章が実に説明不足だと思うことがよくある。何をどうしろ、という問題には実は例外がたくさんあって、それが書いていない場合は迷ってしまうのだ。それに悩んでいる間に時間だけただ進むという悪循環。言葉に鋭敏なこどもには少々不利かもしれない、などと思う。

最近では"数理女子"というサイトもあり啓蒙に熱心な人たちもいるようだ。